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つうくり市民会議
「河口の森もりワークショップ1」開催
“森の予定地を点検”
平成14年12月23日(月曜日・祝日)午後、新潟市沼垂第五区集会所に「森や舟着きなど新しい土地利用を考えよう」と40名ほどの市民が参集しました。
このワークショップは、平成10年12月から平成12年3月にかけて、全10回開催した「通船川河口ワークショップ」の検討内容を現状に合わせて具体化するためのもの。
参加者は、今回の検討範囲や前提となる条件等について説明を受けたあと、現地を確認しました。
現地では「木を植える場所はどこ」「もっと水辺まで植えられないの」「通路がほしいね」
「舟を置く場所は」「東屋があったほうが」「だれが木を植えるん」などなど いつまでも、話が尽きませんので「今の話をまとめましょう」とそそくさと会場へ。
「平面図に自分たちの思いをまとめましょう」とグループに分かれ図面に模型を貼り付け構想提案を出し合いました。発表では「遊歩道や休憩できる施設がほしい」「川べりを散歩したい」との公園派と、「自然観察・野鳥観察できる森に」「できるだけ人が近づかない場所に」との自然派に分かれました。
発表をもとに、2月11日に開催する第2回ワークショップでは融合できる案づくりと活動計画づくりをする予定。
ワークショップ終了後の参加者の感想は「機能より、地域の文化と自然を考える場に」「通船川・栗ノ木川全川を通したコンセプトで考えて」「船着場の具体的論議を早く」「人が集まる場所よりは緑地にしていく方向に賛成」などの意見も聞かれました。
市民の意見をまとめることの大変さをつくづく感じさせられたワークショップでした。