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地域整備部レポート
舟栄中学校総合学習を支援
「新潟海岸について教えて」
新潟市立舟栄中学校から依頼がありました。
平成15年6月24日(火曜日)、中学校の武道場に1年生90名が集合。挨拶もそこそこに「新潟海岸の成り立ち」から説明に入りました。
海岸侵食により新潟測候所が海に沈んでいく写真を見て、生徒たちは一様に驚いた表情。さらに、高波の写真を見てびっくり。砂浜は、高波から陸地を守る効果があることを知って感心していました。
講師の説明は、出来るだけやさしい言葉で説明をしているのですが、海岸浸食の要因についての説明では、少し難しい話にけげんな表情の生徒も。
質問の時間になると、生徒の鋭い質問に講師もドッキリ。「舟栄地区の海岸はどうしてこんなに汚いの?」という質問への回答で、「ゴミの多くは川から流れてくる」ことを知って、川にゴミを捨ててはいけないことを理解してくれました。
舟栄地区の砂浜は人工的に作られたものだと知って、砂浜の管理の大変さを感じている様子でした。
舟栄中学校では、総合学習で勉強したことを班毎にまとめて、発表会を行う予定です。生徒さんたちはその準備のため、一生懸命メモを取っていました
最後に、先生の「他に質問はありませんか?」に会場は静粛。みんなが海岸についての理解を深めて、講座を終了しました。
将来は、海岸保全に携ってくれる生徒がたくさん育ってくれることでしょう。
発表会には私たちも参加して、勉強の成果を教えていただきたいと思っています。
皆さんがんばってください!