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【長岡】柿川放水路事業についてお知らせします
柿川放水路が効果を発揮しました
平成30年8月28日早朝、激しい降雨に見舞われました。
このときの雨量は、5時~7時の合計で41mm、時間最大雨量は34mm/h(いずれも長岡地域振興局での観測データ)でした。
柿川の水位が越流堤の高さ20.960mを超えると、柿川から自動的に分流し柿川放水路への流入が始まります。今回の降雨で、平成29年8月2日からの暫定運用開始以降、はじめて柿川の水位が越流堤の高さを超え、分流された河川水は柿川放水路に貯留されました。
今回の越流時間は35分間(6時21分~6時56分)、放水路内へ貯留された水は約3,000立法メートルです。このことにより、越流堤より下流(旭橋付近)において最大で約14cm(推定値)の水位低減効果がありました。
浸水被害の軽減を図ります
柿川放水路は柿川から太田川までつながったことから、早期に事業効果を発現するため、平成29年8月2日から暫定運用を行いました。
降雨により柿川の水位が上昇し、ある一定水位を超過した場合に越流堤(仮設)から放水路へ水が流れ込むことにより、下流の長岡市街地の浸水被害を軽減させることができます。
したがって、通常は水が流れていない状況ですが、いざというときに洪水調整機能を発揮します。