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【長岡】山本地区の生き物調査を行いました
農地環境整備事業 山本地区で事業完了後の生き物調査を行いました
農地環境整備事業 山本地区は小千谷市のほぼ中央に位置しており、営農しやすい生産基盤を整備するため、平成29年度に事業が開始され令和4年度に完了しました。
今回、事業で設置した環境配慮施設において、生き物の生息状況を確認するため、調査を行いました。
今回、事業で設置した環境配慮施設において、生き物の生息状況を確認するため、調査を行いました。
実施日時
令和5年7月6日 10時00分~11時30分
事業で設置した環境配慮施設
【環境配慮水路】
自然石を使用した練り石積みの排水路であり、年間を通じて水が流れていることから、両生類等の移動経路や生育環境の確保が期待できる。
自然石を使用した練り石積みの排水路であり、年間を通じて水が流れていることから、両生類等の移動経路や生育環境の確保が期待できる。
【脱出スロープ水槽】
排水路に転落し流された生き物が、水槽の緩やかなよどみからスロープを経由して、水田に戻ることが期待できる。
排水路に転落し流された生き物が、水槽の緩やかなよどみからスロープを経由して、水田に戻ることが期待できる。
確認できた生き物
環境配慮水路において、たも網により生き物の捕獲を行いました。調査当日は気温が高く、生き物が隠れて捕獲できないかと心配しましたが、ドジョウ、トンボの幼虫、カエル類、貝類など多くの生き物を捕獲することができました。
今回の調査により、事業実施前に確認した生き物を改めて確認することができました。このことから事業で設置した環境配慮施設について、期待した効果が発揮されたと思われます。
今後も、農業農村整備事業の実施にあたり、生き物に配慮した計画を行っていきたいと考えています。
今後も、農業農村整備事業の実施にあたり、生き物に配慮した計画を行っていきたいと考えています。