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[長岡]福島江こども探検隊を実施しました。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053594 更新日:2019年3月30日更新

 新潟県長岡地域振興局農林振興部では、農業には欠くことのできない農業用水の大切さを知っていただくために、平成23年8月20日(土曜日)、長岡市内を流れる農業用用水路「福島江」の上流から下流までを小学生が親子で探検するツアー「福島江こども探検隊」を実施しました。探検隊員は16人の親子。5つのミッションを受けてバスに乗って探検しました。

枝豆もぎとり体験施設で記念撮影の画像
途中、枝豆もぎとり体験施設で記念撮影

ミッション1 取水口を調査せよ!~妙見堰~

 まずはミッション1。信濃川から福島江の水を取水している妙見堰に出発です。福島江は、最大で毎秒24立方メートルもの水を信濃川から取水しています。妙見記念館で、信濃川のことや妙見堰の役割なども管理支所長さんから教えていただきました。

妙見記念館見学の様子
妙見記念館で妙見堰や農業用水取水口のお話を聞きました

ミッション2 三角小屋を発見せよ!~新幹線の消雪用水に利用~

 ミッション2は、新幹線の線路脇にある緑色の小屋を、バスの中からみんなでみつけました。福島江の水は、冬に新幹線の線路の雪を融かすためにも使われていることがわかりました。

新幹線の線路の雪を消雪するためのポンプ小屋
バスの中から、新幹線の線路の雪を消雪するための緑色屋根のポンプ小屋を見つけました。

ミッション3 福島江と川がぶつかったら?~サイホン~

 ミッション3は、福島江用水路と柿川が交差する場所は、どうなっているのか探検しました。バスの中では「福島江が柿川の上を通っている」との予想。実際は、柿川の下を福島江用水がサイホンで流れていました。(伏越、サイホン構造を学習)

柿川サイホン見学の様子
柿川の下を福島江がくぐっていました

特別ミッション 農業体験 ~枝豆収穫作業~

 畑で枝豆の生産者の話を聞くとともに、麻生田生産組合さんが経営している施設で、枝豆のもぎ取り体験を実施しました。参加者全員で枝豆の脱穀に挑戦。おいしい枝豆のゆで方もお母さんから教えてもいただきました。

枝豆の話を聞く様子
どんなふうに枝豆がなっているか、教えてもらいました

ミッション4 赤い門をさがせ!~分水工ゲート~

 ミッション4は、水路の中にある赤い門を見に行きました。この赤い門は、その水の量を調整するための「ゲート」と呼ばれるものでした。ここで福島江の水を中之島と刈谷田川に分けて流しています。必要な水が田んぼに行き渡るように、土地改良区の方が水の量を調整していることがわかりました。

水量を調整するためのゲートの画像
水量を調整するためのゲート

ミッション5 福島江の最下流はどうなっているの?~刈谷田注水口~

 最後のミッション5は、福島江の最下流です。最下流では、刈谷田川に水が注がれていました。刈谷田川に流れ込んだ水は、刈谷田川の下流でもう一度取水され、また田んぼの水として使われることがわかりました。お米をつくるために、多くの農家の方が協力して水を使っていました。また、どの田んぼも水に困らないように、土地改良区の方が水路を毎日管理していることもわかりました。

福島江の最下流となる刈谷田注水口を見学の画像
福島江の最下流となる刈谷田注水口を見学

 5つのミッション(任務)を終えた隊員からは、「福島江が川の下を通っているなんて初めて知った。」「福島江の水は色々なことに使われていることがわかった。」との声があり、福島江探検は無事に終了することができました。今日学んだミッションは、「しおり」と「参考資料」で復習を。
 福島江を見学に行くときは、危ないので、お父さんお母さんと一緒に行きましょう。今日一日ありがとうございました。

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