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【令和4年度】農業トピックス

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0505842 更新日:2023年3月9日更新

次世代につなげ、匠の技!「なりわいの匠」「実子ほうきと稲わらの鍋敷きづくり」ワークショップを開催しました(3月2日)

​ 本研修会は、「なりわいの匠」の技を実技体験を通じて伝えることで、制度の趣旨が理解され、新たな認定者の誕生に繋げることを目的に継続開催しています。

 今回は、わら細工の匠を講師に、「実子ほうきと稲わらの鍋敷きづくり」を体験し、その後、「なりわいの匠」の実情と、技を副業に繋げるためのアイデアなどについて意見交換する時間も設けました。

 

【開催日時】令和5年3月2日(木曜日) 13時15分から15時40分まで

【会  場】「あぐらって長岡(長岡市ふるさと体験農業センター)」多目的ホール

【参 加 者】講師:なりわいの匠(わら細工技能認定者)奈良場 勝さん、武田 文英さん

      受講者:管内農業者、地域間交流担当者、行政関係者など:13名

 

 今回は、他地域で実施された「ほうきづくりプロジェクト」の情報を得た刈羽村担当者から、「管内でも体験できないか。また、実技体験とあわせ、「なりわいの匠」を継続的な制度とするために、活動の収益について情報交換する時間も作ってはどうか?」との要望と提案があり、急遽、企画・開催したものです。

 参加者からは、「なりわいの匠の実情がよくわかった。自分でも何ができるか考えてみたい。」、「収益は厳しいかもしれないが、“伝える”に重点を置く活動を周知していくと良いと思う。」、「講師も一緒に勉強・体験していこうという機会を、何度かのカリキュラムで実施してほしい。」などの提案があり、この形式での研修会に今後も参加したいと嬉しい声をいただきました。

なりわいの匠(3月2日)

​令和4年産長岡地域「新之助」の作柄検討会を開催しました(1月20日)

 長岡地域で作付けのある「新之助研究会」を対象に、令和4年産「新之助」の作柄について検討会を行いました。
 8研究会の事務局担当者が参加し、本年度重点として取り組んだいもち病対策、生育に応じた穂肥施用、フェーン現象に対応した適期収穫について検討しました。

 令和4年は、(1)6月下旬から7月上旬にかけての高温・多照による幼穂形成期前の著しい葉色低下、(2)出穂後~登熟初期の日照不足、(3)気温の日較差(1日の最高気温と最低気温の差)の僅少から、気象的にも厳しい状況でした。このため、稲体の活力低下や登熟不良を引き起こすような状況下でしたが、状況に合わせた穂肥対応や収穫判断により、収量品質ともに前年よりも向上しました。

 各研究会からは、「施肥量の不足による後期栄養不足」「刈遅れ」等で収量・品質が低下したとの声が一部であった一方、「いもち病対策を徹底し被害が減少した」や「迅速な穂肥対応ができた」など、生育に合わせた管理ができたとの意見もありました。

令和5年産も各研究会とともに、長岡地域「新之助」のブランド維持に向けて活動していきます。

R4新之助穂肥研修会R4新之助作柄検討会

次世代につなげ、匠の技!「なりわいの匠」 「門松と稲わらのリース(注連飾り(しめかざり))づくり」を開催しました(12 月 13 日)

  担い手が減少する中で、次世代に匠の技をつなげようという趣旨で当研修会を開催し、若手農業者や 地域活動に興味を持つ16名に参加いただきました。

 このような研修は令和2年度から実施しており、今回で5回目となります。「わら細工」の技能について体験 を通じて直接匠の技に触れながら、年末に各家で飾る門松や注連飾りづくりを実習してもらいました。

【講師】「なりわいの匠(わら細工認定)」 武田 文英さん、関 政雄さん、奈良場 勝さん、佐々木 務さん

【会場】「あぐらって長岡(長岡市ふるさと体験農業センター)」

 使用した藁は研修会場のほ場で8月に講師等が青刈りしたもので、青竹も1週間ほど前に 講師が地域の竹林から採取したものです。このような材料採集の過程から実習できれば良い のですが、参加者の調整や天候、感染症拡大への対応など課題が多く、今回は口頭でのお話 とし、作品づくりのみを体験してもらいました。

 「わら細工」は、地域の小学校の総合学習等で取り上げるケースがあり、匠を紹介してほしい との要請があるのですが、その技を持つ「匠」が少ないため、対応できないこともあります。 参加者の中から次世代に技を伝える新たな匠が誕生するのが楽しみです。

ないわいの匠(12月13日)   

雇用主経営管理研修会を開催しました(11月30日)

 農業経営での雇用の確保と定着を図るため、雇用している、または雇用を検討している経営者等を対象に研修会を開催しました。

 研修会には12名の経営者等が参加し、厚労省の委託事業を活用して2名の講師から講演いただきました。「農業経営における基本的な雇用管理」では、雇用に係る一連のプロセスについてお話いただきました。また「農業版人事評価制度導入による雇用の維持・拡大」では、人事評価制度の必要性や作成のステップについて事例を交えながらお話いただきました。

 参加者アンケートでは、研修を受けて今後取り組みたいテーマとして、「就業規則の整備」「人事評価制度導入」を選択回答する方が多く、雇用の安定化に対する関心の高さが伺えました。

雇用主経営管理研修

日本農林漁業振興会会長賞を受賞! (株)Mt.ファームわかとち

 小千谷市真人の「株式会社Mt.ファームわかとち」(代表取締役 細金剛氏)は、令和4年度(第61回)農林水産祭の「むらづくり部門」で日本農林漁業振興会会長賞を受賞し、11月23日に明治神宮会館で行われた「農林水産祭式典」において、授与されました。

 中越大震災後、地区住民との議論によって策定した「わかとち未来デザイン・実践プラン」のもと、外部との交流を通じ復興が進みました。その後は、地域経営の継続へシフトし、(株)Mt.ファームわかとちが、儲かる仕組みづくりや地域産業の創出に取り組んでいるところが高く評価されました。

日本農林漁業振興会会長賞「むらづくり部門」受賞

【予告】若手農業者グループ「ポマト倶楽部」と女性農業者コミュニティ「nowa」のコラボイベント「ファーマーズマルシェ~味覚の秋収穫まつり~」が開催されます(11月19日)

​長岡ファーマーズの栽培した農産物を使った新米おにぎり、焼き芋、野菜を使用したアイスクリーム、旬の新鮮野菜の販売と、野菜で学べるワークショップや先着60名様限定のスタンプラリーチャレンジなど、子供から大人まで、ご家族で楽しめるイベントが開催されます。

安心してお越し頂けるよう、感染症対策を徹底してお待ちしておりますので、ご家族やお友達などお誘いの上、ぜひお気軽にご来場ください。

マルシェチラシ

 

~ 出雲崎 もっとつながる・つたえるミーティングを開催します ~

「出雲崎地域をもっと盛り上げたい」人々が集まり、「人」「食」「農」の魅力発信に向けて、ワークショップを開催します。

1 日 時  

    令和4年11月23日(水曜日・勤労感謝の日) 

    午後1時から午後4時まで

2 会 場  

    道の駅「天領の里」2階 

   (出雲崎町大字尼瀬6-57 Tel 0258-78-4000)

3 内 容

  ・ワークショップでは、参加者が実施してみたい地域を盛り上げる取組案を出し合いながら、

   モデレーターから経験談を交えて実現に向けて方向性を提示してもらいます。

  ・参加者は、出雲崎町に在住している方やゆかりのある方等10名程度です。

   申込を希望される方は、別紙に記載されているQRコードから、直接、申込んでください。

イベントチラシ

秋のえだまめ「越一寸(こしいっすん)」が9月20日から登場!

 秋にも楽しめるえだまめ「越一寸」の出荷が始まりました。

 越一寸は長岡の在来品種である「肴豆(さかなまめ)」の中から、食味が優れているものを選抜して生まれたえだまめで、収穫期間が9月下旬からの約10日間と限られています。

 今年の販売は、9月20日から始まりました。JA越後ながおか農産物直売所「なじらーて」関原店および東店、新潟県内のイオンや清水フードセンターのほか、北陸信越や関東圏のイオンを中心とした計120店舗に並びます。

 産地では品質の確保にこだわり、生産者代表や販売先の担当者が食味を確認するなど、消費者に信頼される美味しい越一寸の出荷に力を入れています。

 ぜひこの機会にご賞味ください。

※越一寸の生産・流通・ 販売の体制強化を目指し、長岡市、越後ながおか農業協同組合枝豆生産部会、越後ながおか農業 協同組合、新潟県長岡地域振興局、イオンリテール株式会社の5者で「越後ながおか越一寸えだまめ協議会」を設立しています。越一寸は、イオンリテール株式会社が生産者と一緒に食文化を継承する取組「フードアルチザン(食の匠)」に選ばれています。

越一寸について詳しくはコチラへ

フードアルチザン「越一寸」のページhttps://www.foodartisan.jp/products/koshiissun/<外部リンク>

JA越後ながおかYoutube「イーナチャンネル」https://youtu.be/Qeijtv8E9Dq<外部リンク>

越一寸 越一寸の商品

カリフラワー現地指導会で、天候に対応した管理対策を確認!(9月2日)

  「おぢやカリフラワー出荷組合」では、9月2日に現地ほ場で、生産技術の向上に向けた現地指導会を開催し、約30名が参加しました。
   今年は、定植が始まった7月以降、高温や長雨の目まぐるしい天候変化で、こまめな水管理等に苦労しましたが、生育は順調で、8月末から出荷が始まりました。指導会では、出荷ピークとなる10月出荷に向け、病害虫防除等の栽培管理のポイントや台風対策について、普及指導センターから説明を行いました。その後、生産者間で、現地の生育状況を見ながら、情報交換を行い、これからの管理対策について理解を深めることができました。

  今年、出荷組合は設立50周年を迎えます。組合では、売上額1億円の達成を合言葉に、「白いダイヤモンド」のブランドを維持・発展させ、選ばれる産地をめざしています。

  カリフラワー現地指導会

~新規就農者や就農希望者を対象に新規就農者交流会を開催しました~(7月4日)

新規就農者と就農予定者が18名参加し、新規就農者交流会を開催しました。

  最初に、長岡市下沼新田の有限会社グリーンファーム安達を視察し、指導農業士の安達哲哉氏から、経営概要や複合経営による周年就業、雇用を契機とした就業環境等の見直しについて説明を受けました。

  その後、別会場に移動し6人程度のグループに分かれ、参加者の今後の夢や悩み等について話し合いました。また、出席した指導農業士からご自身の経験をもとにしたアドバイスをいただきながら、活発な情報交換が行われました。

参加者からは、「同世代と話す機会が少なかったので、勉強になり良かった。」、「みんなビジョンや考えをしっかり持っていた。」、「皆さんとつながりができたのはとてもありがたい。人とのつながりは大切なので今後も大事にしたい。」との声が聞かれました。

安達さんの作業所で説明を聞いている様子情報交換の様子

次世代につなげ、匠の技!「なりわいの匠」「地域食材クッキング」を開催しました(6月29日)

 体験を通して「なりわいの匠」の制度と技を知っていただき、新たな認定者の発掘と技の伝承につなげようと、令和2年度からスタートした「技の伝承・実践研修会」も、今回で4回目となりました。

 今回は、「米粉と麹」を素材とし、最初に麹や米粉の性質や扱い方、また、発酵食材(甘酒、発酵あんこ、発酵かぼちゃ)の作り方について説明を聞いたあと、魚沼米の米粉で生地をつくり、4種類のガレットを焼く体験をしました。

 試食では、焼きあがったガレットと、講師が事前に作った甘酒、発酵あんこ・発酵かぼちゃの他、塩麹で仕込んだ生ハムや、手作りいちごジャムも味わいました。

【講  師】  なりわいの匠 清野 憂さん(小千谷市岩沢)

【メニュー】  米粉のガレット(プレーン、よもぎ、赤米、黒米)焼きの体験
甘酒、発酵あんこ、発酵かぼちゃ の作り方

【会  場】  サンラックおぢや(小千谷市桜町)調理実習室 大広間 他

 管内各地から若手農業者をはじめ、食や農、交流体験活動などに興味を持つ16名が参加されました。

 試食の後、参加者から自己紹介も兼ねて一言ずつ感想を発表してもらったところ、次々と繰り出される楽しいお話に場も一段と和み、参加者同士の横の繋がりも深まったようで、みなさんの今後の活躍が楽しみです。

ないわいの匠

小千谷市でカリフラワー参入塾を開催しました(6月24日)

 小千谷市では、6月下旬から秋収穫のカリフラワーの「は種」が始まっています。高品質生産に大きく影響する育苗は高い技術を要するため、栽培間もない生産者等は早期の育苗技術の習得が必要です。そのため、今年度新しく「カリフラワー参入塾」を開催し、6月24日の第1回目の講座には、新規就農者等9名が参加しました。

 普及指導センターから「は種と育苗」のポイントを話したあと、塾長の和田公一さんから実際の作業を実演していただきました。塾生は、塾長の慣れた手つきを目にするとともに、経験に基づいたノウハウを聞き逃さないよう熱心に耳を傾けていました。

 「おぢやカリフラワー出荷組合」は今年、設立50周年を迎えることから、普及指導センターでは、組合のさらなる発展に向けて担い手育成と産地振興を支援していきます。

カリフラワーのかん水方法の実演

 

 

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