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【長岡】令和5年度 SDGs活動の実践の場として、島崎川で「水辺の学校」が実施されました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0610328 更新日:2023年9月29日更新

二級河川島崎川の親水護岸で、出雲崎町が出雲崎小学校の2・4年生に対し、生き物観察などの総合学習を実施しました。

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出雲崎町では、地元の小学生を対象に『水辺の学校 プロジェクト』を実施しています。当プロジェクトは、「身近な川や生き物に親しみ、川の環境について考えること」を目的としており、長岡地域振興局では、このプロジェクトに対し、SDGs活動の実践の場としての支援をしています。

今回 プロジェクトの一環として、町が出雲崎小学校と協働し、令和5年9月7日(木曜日)、12日(火曜日)、20日(水曜日)に2・4年生を対象に生き物観察などの総合学習を実施しました。

【事前学習】令和5年9月7日(木曜日) 対象:小学2年生(31名)、4年生(24名)

 <当日の様子>

島崎川での総合学習に向けて、出雲崎町職員が学校へ出向き、事前学習を行いました。学習内容は、川へ行く時の注意点や服装や持ち物、危険な場所の見分け方、万が一の時の対処方法などです。児童向けの動画などを使って学習していました。ほとんどの児童は川で遊んだ経験がなく、初めての体験に向けて真剣に話を聞いていました。

 

〇2年生の事前学習の様子

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〇4年生の事前学習の様子

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令和5年9月12日(火曜日) 対象:小学2年生(30名)

当日の様子>

当日は天候に恵まれ、島崎川で実際に生き物の捕獲をすることができました。まだまだ残暑を感じる暑さの中でしたが、児童たちは意気揚々と涼しい川の中に入っていきました。長靴に水が入っても、服が濡れても気にすることなく、網を駆使しながら、元気いっぱい様々な生き物を捕獲していました。捕獲する度に、「○○捕れた~!」などと喜びの声が響き渡っていました。

捕獲し終えると、バケツにはタモロコやカマツカ、ヤリタナゴ、スナヤツメ、ドジョウなど、たくさんの生き物が勢揃い。講師の(株)エコロジーサイエンス 中野室長は、1匹ずつ丁寧に説明をしてくださいました。その説明を聞きながら、児童たちは興味津々に観察していました。

 

〇注意事項の説明を受ける様子

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〇捕獲の様子

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〇捕獲した生き物の説明を受ける様子

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〇捕獲した生き物

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令和5年9月20日(水曜日) 対象:小学4年生(21名)

当日の様子>

当日は、天候が不安定なこともあり、残念ながら校内での観察となりました。ですが、児童たちは、講師の(株)エコロジーサイエンス 安永主任が捕獲した生き物を、目を輝かせながら観察していました。安永講師が1匹ずつ特徴を説明すると、一生懸命メモを取り学習に励んでいました。今回観察できたのは、オイカワやヨシノボリ、タイリクバラタナゴ、スジエビ等々。中でも、児童たちが一番興奮していたのは、体長約20cm程のモズクガニでした。児童自ら「触ってもいい~?」などと積極的に観察している姿が見られました。

観察を終えると、島崎川から汲んできた水の水質検査を全員で体験しました。今回の検査では、COD(化学的酸素要求量)を測りました。数値が0に近いほど綺麗な水ということが分かります。当日の島崎川の数値は10~13mg/Lで、前日の雨の影響もあり少し汚れているレベルでした。

最後に、スライドを使って島崎川の地形や歴史的特徴、島崎川の生き物について学びました。説明を受けながら疑問点を講師に質問する姿もあり、多くの児童が島崎川に関心を抱いているようでした。時折クイズを交えながらの説明に、とても楽しんでいる様子でした。

 

〇生き物の説明を受ける様子

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〇生き物の観察をしている様子

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〇観察した生き物と島崎川の水

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〇水質検査の様子

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〇CODの説明と水質検査の結果

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〇スライドで説明を受ける様子

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