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【村上】平成28年度地域振興戦略事業調整費事業(5事業)その1

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052677 更新日:2019年3月29日更新

 村上地域振興局では、地域振興計画と新潟県「夢おこし」政策プランの実現を図るため、平成28年度に次の事業を実施しました。

村上・岩船地域の観光客及び交流人口増加推進事業

事業目的

圏域の自然や町並み等の景観及び村上木彫堆朱や村上茶、塩引き鮭などの伝統産業並びに豊かな食材をいかし、市村及び関連団体と連携した取組を行い、観光客及び交流人口の増加、地域訪問者の満足度向上を図る。
また、地域内の高校生等若者のアイディアを地域振興にも取り込み、若者に村上地域の良さを知ってもらうきっかけづくりも行う。

事業内容

1.村上・岩船地域観光強化作戦

観光客が村上市街地を散策したり、村上市観光ガイド会が観光客を案内する際に活用できる、中心市街地に特化しウェブと連携させた「観光散策マップ」を村上市観光協会の協力により作成しました。

作成したパンフレット「青砥武平治(あおと ぶへいじ)の観光ガイドのおすすめ」の画像
作成したパンフレット「青砥武平治(あおと ぶへいじ)の観光ガイドのおすすめ」

2.地場モノ生産・販売強化作戦

(1)村上木彫堆朱の振興

 村上堆朱事業協同組合、村上市、県内大学の長岡造形大学と連携し、堆朱のデザイン研究などを行いました。平成29年3月に開催された村上堆朱まつりでその研究成果を発表し、堆朱の新たな可能性を探ることができました。
 堆朱まつり当日は、大学生の発案によるデザインを商品化したブックカバー「紅一点」の販売も行われました。
 今後は、学生の斬新なアイディアを取り入れた堆朱の製品化をすすめて行く予定です。

長岡造形大学の学生による研究発表の画像
長岡造形大学の学生による研究発表

ブックカバー 「紅一点」 ※背表紙部分が堆朱になっていますの画像
ブックカバー 「紅一点」 ※背表紙部分が堆朱になっています

(2)越後村上・岩船ブランドの推進

 酒かすを乳酸菌で再発酵させた新潟県独自の食材「さかすけ」の大洋酒造製品「大洋盛のさかすけ」を使ったスイーツや創作料理の開発をすすめました。
 フジ夢レストラン料理工房の「カニクリームコロッケ」、ホテル汐美荘の「夕映えブリュレ」、昭月堂の「堆朱サブレ」の3品が商品化されました。

フジ夢レストラン料理工房「カニクリームコロッケ」の画像
フジ夢レストラン料理工房「カニクリームコロッケ」

ホテル汐美荘「夕映えブリュレ」の画像
ホテル汐美荘「夕映えブリュレ」

昭月堂「堆朱サブレ」の画像
昭月堂「堆朱サブレ」

(3)農商工連携による一体的販売の促進

 雑貨アクセサリ、飲食、野菜の直売などの多様なブースが軒を連ねる「村上マルシェ」を、村上地域振興局駐車場やイヨボヤ会館前などで合計8回開催しました。
 来場者は、地元のスイーツやお菓子などを味わったり、また、それぞれの出店者との会話を楽しんだりしていました。

7月30日、イヨボヤ会館前で開催した様子ですの画像
7月30日、イヨボヤ会館前で開催した様子です

地域コミュニティ・クリエーター養成事業

事業目的

地域の何かに貢献したい、こういう地域を作っていきたいなど、地域活動に働きかけるキーマンを発掘し、まちづくりの担い手に育成するため講座を開催する。

事業内容

今年度は4回の講座を実施。村上市、関川村、粟島浦村に在住している又は勤務地がある一般住民や地域振興に関わる行政職員など、35名が参加しました。
講義を通じて、まち歩きによる地域資源の発掘や、パートナー、仲間づくりの大切さを学びました。

第1回講座7月21日開催の様子ですの画像
第1回講座7月21日開催の様子です

広域連携観光交流推進事業

事業目的

村上岩船地域に隣接する山形県置賜地域(山形県小国町、飯豊町、長井市、川西町、米沢市、高畠町、南陽市、白鷹町)や新発田地域と連携し、観光情報の発信を強化することで、交流人口や観光客数の増加を図る。

事業内容

1.山形県置賜地域との連携

山形おきまた観光協議会が毎冬作成している「冬の山形おきたまあった回廊」パンフレットに、村上岩船地域の観光イベント情報などを掲載。両地域の観光施設等に配布し、両地域の観光情報のPRに努めました。

2.新発田地域との連携

20代から30代の若者が行ってみたいと思う観光スポットを両地域内から選び出し、観光スポット等の詳しい案内情報をまとめたガイドブックを作成しました。また、ラジオ出演やSNS等により情報発信し、ガイドブック掲載の観光スポットやショップの紹介PRに努めました。

「すぽっとはまるスポット」ガイドブックの画像
「すぽっとはまるスポット」ガイドブック

粟島観光振興事業

事業目的

粟島浦村で実施しているイベントへの協力や、島の食材をいかした新名産品の開発等により、粟島を訪れる観光客の増加を図る。

事業内容

「粟島もう1品プロジェクト」
島の特産であるジャガイモを使った「島じゃが酢の物」(平成27年度に開発)を島外へ広くPRするため、ポスターやチラシを作成。民宿をはじめ、岩船港、県観光協会などに配布しPRに努めました。

作成したポスターの画像
作成したポスター

地域医療を支える人づくり事業

事業目的

村上地域の医療を担う人材を育成していくことで、地域の医療の維持及び充実を図り、誰もが安心して暮らし続けられる地域の実現を目指す。
また、医療に対する理解を深め、医療系大学等への進学を目指す生徒の掘り起こしを図る。

事業内容

1.医療現場体験見学会

医療系大学等への進学を希望し、医療職や医療関係の職業を目指している高校生を対象に、7月28日は県立坂町病院、8月24日は厚生連村上総合病院で「医療現場体験見学会」を開催しました。村上地域の高校生55名が参加し、医療に対する関心を深めていました。

2.中学生医師体験見学会

将来、医師を目指したい、医師に興味がある中学生を対象として、7月26日、8月17日と18日に、厚生連村上総合病院で「医師体験見学会」を開催しました。医療実習体験や医師との交流会に、村上地域の中学生55名が参加しました。

中学生を対象にした医師体験見学会(救急措置体験)の様子ですの画像
中学生を対象にした医師体験見学会(救急措置体験)の様子です

3.出張講話等

6月27日に県立村上中等教育学校にて、厚生連村上総合病院の林院長による講話を開催しました。

 

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