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【南魚沼】性感染症に注意しましょう!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0702651 更新日:2025年3月27日更新

性感染症とは?

・細菌やウイルス、真菌(カビ)などが性行為によって性器や肛門、口の中などに感染する病気のことを言います。

【代表的な性感染症】
HIV感染症/エイズ
性器クラミジア感染症
淋菌感染症
梅毒
性器クラミジア感染症
子宮頸がん
B型肝炎

・無症状や軽症の場合も多く、自分でも感染していることに気づかず他の人にうつす可能性があります。
・妊娠や出産前後で赤ちゃんに感染する母子感染もあります。

・症状が無かったり軽かったりする場合でも、そのまま放置していると症状が重くなったり不妊になったりします。

性感染症はどのように感染する?

・通常の性行為、フェラチオやクンニリングスなどのオーラルセックス、アナルセックスにより、精液や膣分泌液、血液が膣、口、肛門などの粘膜や皮膚の傷口に触れることで感染します。

・一部の性感染症は性行為の最初からコンドームを使用することで防ぐことができますが、コンドームでは防げない感染症もあります。

性感染症にはどんな症状がある?

性感染症の症状

感染を予防するには?他の人に広げないためには?

●コンドームを使用する

 コンドームを装着してから性行為をすることで、感染の原因となる細菌やウイルスなどを体内に入ることを防ぐことができます。ただし、正しい使い方をしないと感染予防の効果は出ないので注意が必要です。
コンドームの正しい装着方法
コンドームを使う、保管するときに守りたいこと
●定期的に検査を受ける(パートナーも)

 HIV感染症やB型肝炎など初期には症状がない感染症もあります。定期的に検査を受け、お互いに感染していないことを確認してから性行為に臨むようにしましょう。

●ワクチン接種

 子宮頸がんやB型肝炎などワクチン接種で予防できるものもあります。

性感染症にかかったかもしれないときは?

●保健所に相談する

 全国の保健所でHIV検査を無料・匿名で受けることができます。HIV以外の性感染症については、保健所によって検査できる項目が異なるため、まずは近くの保健所に相談してみてください。

 ★南魚沼保健所エイズ・肝炎相談電話 025‐770‐0121(平日午前8時30分から午後5時まで)
●クリニックや医療機関を受診する

・検査結果が陽性又は症状がある場合は、症状にあわせて皮膚科、泌尿器科、産婦人科、内科などを受診しましょう。

・事前に医療機関に電話連絡してから受診するとスムーズです。

・お近くのクリニック、医療機関は↓から探すことができます。

性感染症Q&A

Q1 性感染症は性行為の相手が1人なら感染しないですか?

性行為の相手が1人でも、過去の相手(元彼、元彼女)が感染していなかったかはわかりません。

現在のパートナーが過去に性行為をした経験があれば性感染症に感染している可能性があります。
性感染症の感染の広がり
※赤い☆印が性感染症に感染していた人とすると、知らない間にパートナーに感染しているかもしれません。

Q2 HIV/エイズはどんな病気ですか?

HIVとは、エイズの原因となるウイルスのことをいいます。
HIVウイルスに感染し治療をしないまま放置すると、免疫力が低下し、健康であればかからないような病気にも、かかりやすくなります。この状態のことをエイズといいます。

【感染経路】
・性行為による感染が9割以上を占めています。また、注射の回し打ちや入れ墨等の血液に触れた際(血液感染)や、母親からおなかの赤ちゃんに感染する母子感染もあります。
・咳やくしゃみ、お風呂、トイレの便座、軽いハグやキスなど日常生活では感染しません。

【治療】
・現在、HIVウイルスを体から完全に排除することはできません。
・早期から治療することで進行を抑え、エイズに移行することを防ぐことができます。そのため、HIVウイルスに感染していることがわかった際には、すぐ医療機関に受診し治療を開始することが大切なのです。
HIV/エイズの感染から発症まで

Q3 性感染症は流行しているんですか?

現在、梅毒、性器クラミジア感染症の感染者は20代の割合が高く、若い人を中心に広がっています。
特に梅毒は県内で令和3年以降急増しています。

SNSやマッチングアプリ等の普及により、交際範囲が拡大しており、不特定の相手と関係を持つことで、性感染症の感染リスクは高まります。
また性感染症は、不妊症の原因となったり、母子感染(妊婦からお腹の中の胎児に感染が広がること)によって流産・児に後遺症が残る恐れがあったりします。
未来の自分が後悔しないためにも、性感染症予防を心がけましょう。また、「もしかして、感染したかも...」と思ったら、早めに相談・受診をしましょう。
梅毒感染者数推移(県内)

関連リンク

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