ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 南魚沼地域振興局 健康福祉環境部 > 【南魚沼】世界禁煙デー・禁煙週間

本文

【南魚沼】世界禁煙デー・禁煙週間

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0281107 更新日:2023年5月18日更新

5月31日は世界禁煙デー!

 

 毎年5月31日はWHOが定める『世界禁煙デー』です。
 また、日本では世界禁煙デーから6月6日までの一週間を『禁煙週間』と定めています。


 厚生労働省では、たばこの健康への悪影響から人々を守るために、今年度は『たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~』を禁煙週間のテーマとして、禁煙や受動喫煙防止に取り組むこととしています。
 喫煙や受動喫煙による健康への影響の大きさを考えると、たばこは個人の嗜好にとどまらない健康問題と言えます。

 新潟県においても関係機関と連携し、喫煙による健康影響や受動喫煙防止対策について普及啓発に取り組んでいます。

 たばこを吸う人も吸わない人も、この機会に喫煙と健康について考えてみましょう。

 

たばこの健康への影響

 たばこの煙には約200種類以上の有害物質が含まれており、煙が直接接触する口や喉そして肺だけでなく、食道や胃、さらには妊婦さんのおなかの中の赤ちゃんにまで影響が及ぶことが明らかとなっています。

喫煙者本人の健康影響

 喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。

 また、女性の喫煙は不妊や早産が起こりやすくなります。そして、出生後に、乳児突然死症候群を引き起こす可能性が指摘されています。

受動喫煙ー他人の喫煙の影響

 本人は喫煙していなくてもたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。
 たばこの先から出る副流煙はフィルターを通っていないため、喫煙者が吸う主流煙より毒性が強く、周りの人の体にも害を及ぼします。 わが国では年間推定約1万5千人が受動喫煙に起因する疾患で死亡しており健康影響は深刻です。

 特に、発達段階にある子どもは、成長ホルモンの分泌が阻害されることにより、成長に影響を及ぼしたり、呼吸器疾患等になりやすくなるとされています。

これらは一例であり、他にもさまざまな害があります。

禁煙を続けて、健康な体を取り戻しましょう

「長年タバコを吸っているから、今さら禁煙しても変わらない」と誤解していませんか?
そんなことはありません。

禁煙の効果

 タバコをやめた時点から、さまざまな効果を実感できます。
 また、禁煙を続けることができれば、タバコでダメージを受けた体も健康に近づいていきます。

禁煙の効果

出典:厚生労働省『e-ヘルスネット情報提供』

さあ、禁煙にチャレンジ! ~たばこのない一服もある。~

 過去に何度か禁煙に取り組んだけれど、うまくいかなかった方はいませんか?
 大切なのは、禁煙にチャレンジしようとする気持ちです。

 ご自身、そしてその周囲の人の健康を守るため、禁煙補助剤(ニコチンパッチ・ニコチンガム)や禁煙外来などを上手に利用して、自分に合った方法で何度もチャレンジしてみましょう。

受動喫煙防止対策について

望まない受動喫煙の防止を目的とする「改正健康増進法」が2018年7月に成立しました。

この改正法により、学校・病院等には令和元年7月1日から原則敷地内禁煙(屋内全面禁煙)が、飲食店・職場等には令和2年4月1日から原則屋内禁煙が義務づけられています。

詳しくは以下を参照してください。
<外部リンク> 県公式SNS一覧へ