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【南魚沼】ヒメザゼンソウ(有毒植物)による食中毒が発生しました
【南魚沼】ヒメザゼンソウ(有毒植物)よる食中毒が発生しました
概要
令和4年5月3日午前9時、南魚沼保健所管内の医療機関から南魚沼保健所に、有毒植物による食中毒と思われる症状を呈した患者2人を診察した旨の連絡があった。
同所が調査した結果、5月3日に南魚沼市在住の家族2人が同市内で「オオバギボウシ(ウルイ)」と思われる野草を採取し、同日の午前6時40分頃から自宅でおひたしにして患者2人で食べたところ、同日午前6時45分頃から口の痛み及びしびれの症状を呈し、同日8時30分頃に同所管内の医療機関を受診したことが判明した。
同所は、患者宅の調理済み残品及び患者が当該野草を採取した場所で当所職員が新たに採取した植物を専門家が鑑別したところ、有毒植物の「ヒメザゼンソウ」であることが判明したこと、患者の症状がヒメザゼンソウによる中毒の症状と一致すること及び医師から食中毒の届出があったことから、ヒメザゼンソウによる食中毒と断定した。
なお、患者は快方に向かっている。
同所が調査した結果、5月3日に南魚沼市在住の家族2人が同市内で「オオバギボウシ(ウルイ)」と思われる野草を採取し、同日の午前6時40分頃から自宅でおひたしにして患者2人で食べたところ、同日午前6時45分頃から口の痛み及びしびれの症状を呈し、同日8時30分頃に同所管内の医療機関を受診したことが判明した。
同所は、患者宅の調理済み残品及び患者が当該野草を採取した場所で当所職員が新たに採取した植物を専門家が鑑別したところ、有毒植物の「ヒメザゼンソウ」であることが判明したこと、患者の症状がヒメザゼンソウによる中毒の症状と一致すること及び医師から食中毒の届出があったことから、ヒメザゼンソウによる食中毒と断定した。
なお、患者は快方に向かっている。
患者概要
摂食者数 2人
患者数 2人(男性1人60代、女性1人50代)
治療を受けた者 2人
入院した者 2人
症状 口の痛み及び口のしびれ
原因食事 ヒメザゼンソウのおひたし
病因物質 植物性自然毒(ヒメザゼンソウ)
患者数 2人(男性1人60代、女性1人50代)
治療を受けた者 2人
入院した者 2人
症状 口の痛み及び口のしびれ
原因食事 ヒメザゼンソウのおひたし
病因物質 植物性自然毒(ヒメザゼンソウ)
ヒメザゼンソウについて
ヒメザゼンソウについて
・ザゼンソウより小型で、ザゼンソウとは逆に葉が先に出て、6月頃花が咲く。
・シュウ酸化合物が含まれており、口に入れると強い刺激を起こす。
・山菜として食べられるオオバギボウシ(ウルイ)と、若い葉がよく似ている。
・ザゼンソウより小型で、ザゼンソウとは逆に葉が先に出て、6月頃花が咲く。
・シュウ酸化合物が含まれており、口に入れると強い刺激を起こす。
・山菜として食べられるオオバギボウシ(ウルイ)と、若い葉がよく似ている。
ヒメザゼンソウの写真
有毒食物による食中毒に注意しましょう
・食用と正確に判断できない山野草類は絶対に採らない。食べない。人にあげない。
・食用植物と有毒植物は同じ場所に生えることがあるので、採る際は1本1本をよく確認する。
・食用植物と有毒植物は同じ場所に生えることがあるので、採る際は1本1本をよく確認する。
食の安全インフォメーションをご利用ください<外部リンク>
ウルイ(食用)と誤って採取しないように気をつけてください
ヒメザゼンソウの葉は、平行する側脈の数がオオバギボウシ(ウルイ)より少なく、それらをつなぐ網目状の横脈が目立つこと、葉の先端がオオバギボウシ(ウルイ)のように鋭く尖らないこと、などで識別できる。
オオバギボウシ(ウルイ)の写真