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令和2年度 社会同和教育市町村巡回研修会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0354730 更新日:2021年2月15日更新

 県教育委員会では、同和問題の正しい理解を深め、差別解消に向けた社会同和教育の実践を促すために、広く県内市町村を巡回して研修を行っています。中越地区では、管内を6ブロックに分け、毎年2会場ずつ巡回しています。本年度は、南魚沼・魚沼・湯沢ブロック、長岡・見附ブロックで開催しました。

期日・会場・参加者数

南魚沼・魚沼・湯沢ブロック 

 令和2年11月27日(金曜日)南魚沼市コミュニティホールさわらび(75名参加)

長岡・見附ブロック 

 令和3年1月28日(木曜日)長岡市さいわいプラザ(54名参加)    

 合計129名参加

日程

14時00分 開会式
14時15分 説明「社会同和教育市町村巡回研修会の趣旨」
14時30分 講義「人権と私、そして同和問題」
15時40分 閉会式

説明

社会同和教育市町村巡回研修会の趣旨
 新潟県教育庁生涯学習推進課

  • 社会同和教育市町村巡回研修会の趣旨について
  • 新潟県の人権教育に関する基本方針について
  • 同和問題について
  • 人権教育を取り巻く国や新潟県、新潟県教育委員会の動向について
  • 生涯学習推進課の取組について

講義

南魚沼会場

        南魚沼会場

長岡会場

        長岡会場

 

人権と私、そして同和問題
 上越教育大学特任教授 磯貝 芳彦 様

 「なぜ差別が起きるのか」「被差別部落の状況」「県民アンケート結果から見える課題」「当事者意識と行動力」「行政や学校等の役割」などについて具体的に分かりやすくお話していただきました。「講義を通した同和問題への理解」について、「深まった」が72%、「やや深まった」が26%でした。

参加者から

 ・同和問題や同和教育を改めて考えるよい機会となった。

 ・県や国の調査結果をもとに、同和問題の捉えやこれからの課題について知ることができ、よかった。

 ・同和問題は歴史的なものと感じていたが、今もなお身近な問題として存在していることが分かった。

 ・同和問題に対しては私たちが当事者意識をもち、社会全体で解決すべき問題であると改めて気付いた。

 ・学校教育で子どもたちにどう教育していくべきなのか、認識を深めることができた。

 ・差別の現実を知り、互いに尊重し合う社会を育てることで、差別をなくしていくことができると感じた。

 

まとめ

 同和問題について正しい理解を深め、差別解消に向けた実践を促す本研修会の趣旨を具現することができました。また、参加者にとっては、これからの行動や実践の方向性を考えるよい機会になりました。社会同和教育がますます推進されるとともに、同和問題解消に向けた取組が一層広がっていくことを期待します。
 令和3年度は、十日町・小千谷・津南ブロック、燕・弥彦ブロックで開催する予定です。多くの方々から御参加いただき、同和問題についての理解を深めていきましょう。

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