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令和7年度「卓越した技能者(現代の名工)」の本県受賞者が決定しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0702725 更新日:2025年11月7日更新

 令和7年度の「卓越した技能者(現代の名工)」として、新潟県から3名表彰されることが決定しました。これにより、本県の受賞者は累計で104人になりました。

 卓越した技能者の表彰制度は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を厚生労働大臣が表彰するもので、昭和42年の創設以来、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的としています。

1 新潟県の受賞者

職種 氏名 (年齢)
【就業先】
技能功績の概要
自由鍛造工 日野浦 司 (69歳)
【日野浦刃物工房】
 鉈製造の鍛冶職人として伝統技術を受け継ぎ、各種鉈の製造に卓越した技術を有する。自由鍛造の技術によって、加工する素材に適した鋼を地鉄に鍛接し、鉈・庖丁の製造を行っている。
 使う人のことを最優先に考えた製品は刃持ちがよく、実用的で機能美に優れた仕上がりとなっている。今や、世界中にファンがいる状況であり、「ものづくりの町 三条」の知名度を一気に押し上げた鍛冶職人である。
 後進の育成では、地場の事業所に勤務する若者を対象に、伝統的な鍛冶技術を指導している。
木製家具・
建具製造工

吉田 新弥(57歳)
【(有)吉田建具製作所】

 木製建具製作の技能に卓越しており、特に組子を用いたデザイン性の髙い実用建具は、全国建具展示会で二度の大臣賞を受賞するなど高い評価を得ている。
 毎年建具作品を中心とした独自の個展を開催する一方で、国重要文化財の建物を会場とした建具職人による建具の解説ツアーを行ったり、小学生や一般の方々を対象としたワークショップを行うなど木製建具の魅力発信や普及に大きく寄与している。
内装仕上工 轡田 和義 (72歳)
【轡田表具店】
 平成七年第二三回技能グランプリ壁装職種において第一位となり、内閣総理大臣賞を受賞する。
 また、令和元年中国ハルビン市友好都市提携四〇周年にあたり、襖の張り替えや修理技術の指導依頼があり、現地に赴き、講師として技術指導や技能の伝承を行なった。
 乾湿作業(ダイノックシート)の糊付け素材を扱う技能を極め、建築現場の施工作業に優れた技術で従事している。技能検定委員長を永年務めるほか、職業訓練指導員として後進の指導育成も行なっている。

2 表彰式

  1. 日時 令和7年11月10日(月曜日)14時から15時
  2. 会場 リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)

3 本県における過去5年間の受賞者

【別紙】本県における過去5年間の受章者 [PDFファイル/34KB] 

 

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