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並行在来線の概要

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051341 更新日:2019年3月29日更新

並行在来線とは

 並行在来線とは、新幹線の開業によりそれまでの特急や急行などの優等列車が新幹線に移る線をいいます。
 政府と与党とで決めている整備新幹線の整備スキーム(政府・与党申合せ)では、新たに新幹線を着工する区間の並行在来線については、その新幹線の開業時にJRの経営から分離することとされており、分離後は、第三セクター方式などによって、地元で経営することになります。
 なお、JRから分離される区間については、建設着工する新幹線の工事実施計画の認可前に沿線地方公共団体及びJRの同意を得て確定されます。

平成16年12月16日 政府・与党申合せ

新潟県内の並行在来線

新潟県内では、北陸新幹線の並行在来線として、北陸新幹線の長野・金沢間の開業時に、次の2線区がJRから経営分離されます。

新潟県内の並行在来線の画像1

新潟県内の並行在来線の画像2

なお、北陸新幹線の県内着工に伴い、県では次のとおり経営分離に同意しています。

新潟県内の並行在来線の画像3

経営分離に向けた県の対応

 JRから分離された後の並行在来線は、特急など比較的利用が見込める列車が廃止されているわけですから、その経営には厳しいものがあります。
 そのため県では、沿線市町村等と協力し、2001年12月に、「新潟県並行在来線対策協議会」を設立し、経営分離に向けた基本的な対応方向を検討しました。
 また、2008年8月には、経営分離後の開業に向けた準備を行うため、「新潟県並行在来線開業準備協議会」を設立し推進体制を強化しました。

経営分離の時期

2014年頃と見込まれています。
(北陸新幹線の長野・金沢間の完成・開業が、この頃と見込まれることから。)

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