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湯沢町で「知事と一緒に車座トーク」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0314206 更新日:2020年9月11日更新

令和2年9月1日(火曜日)に今年度2回目となる「知事と一緒に車座トーク」を湯沢町で開催しました。
「地方での暮らしを楽しもう!~湯沢町 君と一緒に暮らす町~」と題して、出席者4名と意見交換を
行いました。

車座トークの様子

開催にあたり知事は「今日の出席者4名は、出身も仕事も様々だが、この地域を気に入っていただき、湯沢、
魚沼あるいは新潟を元気にしようと頑張っておられるところは共通している。今日は是非皆さんから思いや
悩み事、町や県に期待していることを聞かせていただき、一緒に考えていきたい」と挨拶しました。

車座トークの概要

 

車座トークの様子

テーマ:地方での暮らしを楽しもう!~湯沢町 君と一緒に暮らす町~
日 時:令和2年9月1日(火曜日) 午後3時00分から4時30分まで
会 場:湯沢町カルチャーセンター(湯沢町大字神立628-1)
出席者
 伊藤 綾 さん【きら星株式会社 代表取締役】
 奥田 将大 さん【Snow Safari株式会社 代表】
 冨沢 友里 さん【都内IT企業(株式会社マイクロウェーブ)勤務】
 南雲 裕樹 さん【新潟県青年農業士 南魚沼ブロック会長】

同席
 田村 正幸 さん 【湯沢町長】

座長
 花角 英世 【新潟県知事】

主な発言

出席者の自己紹介、活動内容、湯沢での暮らし

 ・湯沢町はリゾートマンションが多くかつては賑わいもあったが、寂しくなってしまっている。
  そんな状況を何とかできないかと移住した。
 ・子どもが生まれたのをきっかけに移住した。子ども達には、四季がはっきりとしていて、日本の伝統文化を
  感じられる環境で育って欲しいと思った。
 ・湯沢出身で上京し働いていたが、町に新幹線通勤の補助金ができたタイミングでUターンした。

 

 ・活力あるまちづくりを行っていくために、会社を設立した。会社の方がスピード感を持った活動ができる。
 ・テレワークできる人が湯沢町で暮らせるように、リゾートマンションを活用してお試し移住をするような
  事業に取り組んでいる。
 ・コワーキングスペースやシェアオフィスを用意し、都内の会社員がワーケーションできるようにしたい。
 ・新潟の、湯沢の伝統文化を残していきたいと思っているが、そのためにはお金が外から入ってくる仕組みが
  必要。
 ・ハラールやベジタリアンの方に日本の伝統食を紹介して、その人達からお金を使ってもらう仕組みを作ろう
  と考えて起業した。
 ・湯沢は住民の方も異文化を許容する土壌がある。自分も移住した当初、雪国で暮らした経験がなかったため
  不安だったが、地域の人がすごくよくしてくれた。
  そういった地域だからこそ留学生が起業して地域に根付くチャンスがあると考え、コワーキングスペースで
  海外の方と地元の方が交流できるスペースを作る活動をやっている。
 ・民宿と農業を両方やっている。面積を広げすぎるのではなく、仲間と利益が出る農業をやっていくことを
  目標にしている。

 

 ・湯沢学園は幼・小・中一貫になっており、子育て環境も湯沢町は良い。
 ・ウィンタースポーツもそうだが、川遊びや山など自然の中で遊べる環境が素晴らしい。
  都会にはない開放感がある。
 ・実家が民宿をやっており、東京の会社の同僚や友人をスキーや稲刈りツアーに招いている。
  四季折々いろいろな楽しみがあり、会社の同僚などもうらやましいと言ってくれる。

冨沢友里さん 奥田将大さん

 

今後の課題と将来に向けて取り組んでいきたいこと

 ・湯沢町での働く場所づくりに取り組みたい。地産地消で、地域資源を活かしたエネルギー事業など湯沢町に
  可能性があると思う。
 ・自給自足できるところが「住んでよし」な自治体だと思う。
  新潟も湯沢も森林が多く、水資源も潤沢にある。
  また、食についても自給していくことができるところだと思う。魚沼地域の食は世界にも発信していける
  魅力があると思っているので、ブランディングなどやっていきたい。
 ・今までは自分自身の暮らす環境を良くしたい気持ちで動いていたが、今後は、例えば会社の同僚など
  周りの人たちの暮らしを豊かにしていきたい。そのために、会社に働きかけ、旧湯沢保育園を借り、
  会社のサテライトオフィスとして使っていく計画がスタートした。
  このような身近な人たちへの働きかけが、ゆくゆくは湯沢町全体の活性化に繋がればいいと思う。
 ・若年層の人口流出を防ぐためにも、高等教育機関が町にできたらと思う。
 ・一緒に頑張る仲間をつくりたい。前向きな気持ちの人間同士がつながることで、お互い励みになるし、
  新潟県全体の元気につながる。
 ・成功の秘訣もそうだが、そこに至るまでの失敗を共有することで、みんなで利益を出して笑い合っていける
  のではないか、と思っている。
 ・湯沢町の農業者は冬の仕事が欲しい人が多いので、園芸を取り入れるというのは湯沢町にマッチしている。

 南雲裕樹さん 伊藤綾さん 
 


湯沢町 田村町長の発言
 

 ・湯沢町では、移住定住プロジェクトとして、起業支援や企業誘致、新幹線通勤の補助などの取り組みを
  進めてきた。また、子育て支援にも力を入れて取り組んできたが、湯沢町を選んで住んでいる若い人たちに
  好意的に思ってもらえており光栄。
 ・今日、出席した皆さんの話を聞き、本当に湯沢町の元気のため、将来のために頑張ってくれている、
  と改めて感じた。
 ・若い柔軟な考えを聞くことができ刺激になった。是非、湯沢町でどういった取り組みができるのか
  研究をしていただいて、町として協力できることはやっていきたい。

湯沢町田村町長

知事の発言

 ・湯沢町には、起業・創業など新しいことに挑戦しようとしている前向きな方が多いと感じた。当然苦労も
  いろいろあったことと思うが、移住だったり起業だったり、生活を大きく変えるようなことに自然体で
  取り組んでいる姿を見て素晴らしいと感じた。
 ・湯沢や新潟に挑戦したいと思う人たちが集まって欲しい。今まで取り組んできたこととは違うことを
  一歩やろうという人たちが多く出てきて欲しい。そういった前向きな方が集まることで化学変化が起き、
  何か新しいことが生まれるかもしれないと期待している。
 ・地域資源を活かす、ということは同感。特に食に着目して、新潟の魅力をこれまで以上にアピールして
  いきたいと思っている。
 ・前向きに取り組む人たちを新潟県も町と連携して応援していきたい。

花角知事


(参考)展示品紹介

当日、出席者の皆様から、活動内容に関わる展示品を紹介していただきました。

展示品紹介のようす展示品紹介のようす展示品紹介のようす展示品紹介のようす 

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