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令和8年2月18日 新潟県知事 定例記者会見
(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>
1 日時 令和8年2月18日(水) 10:31~11:44
2 場所 記者会見室
3 知事発表項目(10時31分~10時44分)
知事発表
来年度の当初予算案について、(令和7年度)2月の補正予算も含めて、ご説明したいと思います。もう既に実務的なブリーフィングは終えていますので、例年のことではあるのですが、大部な資料ですので、かいつまんで、ポイントだけお話させていただきたいと思います。お手元の資料1-1をご覧いただきたいと思いますが、その中で今回の予算の特徴が、2ページ目をご覧いただいて、国の予算編成もそうですけれども、令和8年度当初予算と、それから令和7年度の2月冒頭補正予算という言い方をしていますが、一部、12月に補正で出したものも含めて、一体的に編成をしていますということです。従って数字的にも、その補正の部分を合わせますと、1兆2,667億円の事業というように、ご理解いただきたいと思います。当初予算だけで見ても、前年度の(令和)7年度と比べて、241億円の増ということで、大きく膨らんだといいますか、予算の規模としては、拡大をしています。その大きな要因が、(資料の)右側にありますけれども、重点支援地方交付金、国の地方への交付金ですけれども、これが大幅に増えまして、191億円の配分になったということで、これが事業を大きく膨らましていくことができる原資になったわけで、例年に比べてはるかに多くの新しい事業、あるいは事業の拡大、拡充が行われています。次の3ページ目に、一番分かりやすい全体像ですけれども、歳入は、県税収入が非常に伸びています。普通交付税も伸びており、これは高校の無償化の対応や、学校給食費の負担軽減などで、交付税で埋めていただいているものがあるということで増えています。それから投資事業も、公債費負担適正化計画、ご承知の通り、令和20年度に実質公債比率が18%未満となるように計画をつくっていますけれども、その実負担の上限額の範囲内で、最大限、国のいろいろな有利な財源を活用いたしまして、事業量の確保に努めた結果、事業費としては、昨年は2,000億円を切っていましたが、来年度は、今年度補正を合わせてですけれども、2,132億円と、必要な事業量を伸ばすことができたと思っています。それから3ページの右側に歳出のポイントがありますが、色分けされているように、先ほど申し上げた191億円という大きな地方交付金、これを主に活用して、(資料の)左と右でいいますと、左側がいわゆる足元の物価高などに、いろいろな影響を受けている方々への支援、あるいは、事業の持続可能性を高めるための支援、これが左側。綺麗に色分けできるわけではないのですけれども、大きく左側がそうした、何といいますか、手当するようなものですよね。右側は、将来への成長のための投資といいますか、伸びていく、挑戦する人たちを後押しする、どちらかといえば前向きな支援、これを左と右で分けて、主に重点支援交付金を使っているものを、オレンジ色で表現をし、通常の予算ベースのものを青で表現して並べてみたものが、この絵でありまして、自画自賛で恐縮ですけれども、非常にバランスよく予算を組むことができたのではないかと思っています。4ページ目は、全体の支出を、先ほど申し上げました左と右を分けて、個別の事業を並べてみたものでありまして、最初の1つ2つ見ればお分かりのように、左側が、事業者の物価高等に対する支援であったり、生活者の物価高に対する支援。右側が、稼ぐ力を強化することや、地場産業の成長といった、どちらかといえば挑戦する、あるいは前向きな、進もうという、成長しようという取り組みへの支援となっています。完全に綺麗に分かれるわけではないのですけれどもね。どちらかといえばという形で整理がされています。あとは個別の事業は、もう聞いていただいているので、省略をいたしまします。
【資料1-1】令和8年度新潟県当初予算案の概要 [PDFファイル/12.9MB]
【資料1-1-1】令和8年度新潟県当初予算案の主な事業(簡略版) [PDFファイル/451KB]
【資料1-2】令和8年度当初予算案における主な事業 [PDFファイル/4.23MB]
【資料1-3】令和8年度当初予算案(計数資料編) [PDFファイル/1.55MB]
資料2の中期財政収支見通しの方をご覧いただきましょうか。これまで何度も、令和元年から行財政改革を強力に進めてきた中で、こうした財政収支見通しをしっかりお示しをして、健全な財政運営に努めていくと、堅実、健全な財政運営に努めていくという中で、今回も収支見通しを試算して、基本的には、収支相い償う形で予算編成をしていくことができるという見通しを立てることができました。特に6ページ、7ページ目が、ずっと大きな課題であるわけですけれども、公債費、過去の借金ですよね。過去の借金の返済が、令和13年度にピークを迎えます。そのピークの山を乗り越えるために、この数年ずっと基金を積んできているわけでして、その基金をこれから取り崩していきながら、この山を乗り越えていくというその基金をしっかり積み上げることができましたので、中長期的に見ても、堅実、健全な財政ができると見通しています。
【資料2】中期財政収支見通しについて [PDFファイル/1.35MB]
資料3は、先ほど申し上げました2月冒頭での補正予算ということで、これは数字をご覧いただければ結構です。
【資料3】令和7年度2月補正(冒頭提案)予算案について [PDFファイル/354KB]
資料4は、主な議案ですが、そういった意味で重要なのは、資料4の最初にありますけれども、東京電力から拠出される見込みの資金、これ一旦、県は基金で受け止めて、そこから東京電力のお考えも踏まえながら、安全対策や、あるいは地域の活性化に使っていく、そのお金の出入りの透明化を図りたいということで、基金を設置することにしています。その他、警察官の増員や、特別職の給与の改定、それから県立学校の統合、県央特別支援学校の設置の条例などが、主な議案であります。
【資料4】令和8年2月議会定例会提出議案について [PDFファイル/243KB]
最後に、(資料5の)組織改正ですが、基金のお話をしましたけれども、柏崎刈羽の原発の立地に伴っての安全防災対策、しっかり進めていく必要があります。併せて、地域の活性化も進めていくという中で、県庁全体でそれを推進するためのチームを立ち上げることにしています。原発関連安全確保・地域活性化チームということで、部局横断的なチームになりますが、そのリーダーは政策統括監のうちの一人ということで、そして事務的に支える事務局のようなものとして、新しく室を設けることにしています。それから特に、安全防災対策の中で、避難路の整備等が発生しますので、地域振興局の地域整備部の体制強化、さらには地域活性化というところにつなげるためには、特に首都圏の経済団体、あるいは企業が、新潟県、電力立地県との連携ということを、もう既に表明していただいていますので、こうした首都圏の経済団体との連携を強化していく。具体的には、企業誘致なりのプロモーションを強化するという中で、新たに副所長を設置し、首都圏経済連携グループというものを置くことにしています。その他、課題の多い交通政策局に副局長を一名増員することにしています。主なものは、以上でございます。あとは、ご質問をいただきながら、補足したいと思います。
【資料5】令和8年度組織改正について [PDFファイル/423KB]
この場をお借りして、一言お伝えしたいことがございます。私事で恐縮でございますけれども、この場で幾度となくご質問をいただきましたし、いろいろな場面で、3期目をどうするかというご質問いただいていましたが、この度、意思を固めまして、3期目を目指す、挑戦をするということにしたいと思います。できれば、今発表させていただいた予算案を、自らの手で執行していくことができたらと思っています。
質疑
Q 時事通信(代表幹事)
まず当初予算案のことについて、知事は当初予算案の最終調整の段階で、「稼ぐ力」をキーワードとしており、高市政権が掲げる「強い経済」と連動した施策の必要性を述べられていました。そうした考えを踏まえて、今回の予算案の評価を伺います。
A 知事
先ほども申し上げましたけれども、国の大幅に増えた交付金なども上手に活用しながら、足元の物価高等で、非常に困難な状況に陥っている生活者や、事業者への支援、さらにはサービスなり、事業の持続可能性を高めていくための支援と同時に、将来に向かって成長していく、それを稼ぐ力を強化するという言い方でもいいのですけれども、そこに向けての、そういった取り組みを支援するという、先ほど左と右と言いましたけれども、それらに必要な事業をバランスよく盛り込むことができた予算だと評価をしています。併せて、もう少し申し上げますと、かなりきめ細かいろいろな配慮ができたのかなと思っています。それは先ほど言った交付金があったということも背景にはあるのですけれども、例えば、私自身もいろいろな思いがあってのことでもあるのですけれども、例えば、子育て支援という中で、妊婦について、残念ながら分娩施設を集約化していかざるをえない状況がある中で、住んでいるところから離れたところで出産が必要になるというケースが出てくるわけです。これまでも、例えば糸魚川市や村上市などと連携をして、そうした分娩施設の統合等が行われたときに、妊婦への支援ということで、連携した支援をしてきていますけれども、さらに充実させるつもりです。(資料1-1の)17ページを見ていただくと分かるのですけれども、「こむすび出産応援タクシー」普及促進事業や、17ページの真ん中にあります、妊婦の救急搬送体制強化推進事業、それから妊産婦だけではなくて、小児の難病患者もそうなのですけれども、交通費、宿泊費の支援を、新たに拡充するということで、こういったケアしなければいけない方々への、目配りもきめ細かくできたかなと思っています。ついでながら、17ページの右側の部分で、病児保育広域連携推進事業、これも思い入れのある事業でして、やはり病児を抱えると、ご両親は困る状況になる、世界なのですけれども、感染症は割とある地域に、同時に集中的に発生してしまうので、そこだけで病児保育を受けきれない。広域で、近隣を含んで、連携をして、相互に支援し合う形、広域連携推進事業という形で、システムで簡単に予約なりをできるようにする、この取り組みをしっかり進めたいと思っています。それから、小学一年生の壁という言い方もしますけれども、放課後のこどもの居場所というのは非常に大事で、学校に上がるまではいろいろな保育園など(のサービス)があるわけですけれども、学校に上がってからの、放課後の居場所づくりというのは非常に重要で、子育ての中では大きな課題になる部分で、これは今年度から、市町村への交付金という形で、放課後児童クラブ等支援交付金つくったのですけれども、それをさらに拡充して、名前も放課後の遊び・学び充実支援交付金というのに変えまして、広くしまして、放課後児童クラブだけではないよということで、金額も増やし、充実させました。市町村も非常に上手に今年度つくった新潟県放課後児童クラブ等支援交付金を上手に使っていただいて、放課後児童クラブのサービスが随分充実してきていると聞いていますけれども、来年度はさらに広げて、子供教室でしょうか、これは文科省系の事業なのですけれども、子供教室の方も支援として充実していけるように、同一事業者が一体運営するという、工夫した取り組みも入れて、子育てに優しい新潟の実現の一助になればと思っています。少し話がずれましたけれども、そうした、きめ細かな目配りもできた予算であると思っています。
Q 新潟日報
予算の関係で一点だけ、原発関係で、先ほど東電からの1,000億円の基金の・・・。
A 知事
10年で1,000億円と言っていますので・・・。
Q 新潟日報
100億円の基金を新たに創設するということですけれども、その中で・・・。
A 知事
100億円になるのかどうか分からないですよ。
Q 新潟日報
使い道がある程度書かれていると思うのですけれども、その三つ目の中に、電源三法交付金制度といいますか、なかなか是正が難しい中で、この100億円といいますか・・・。
A 知事
それは特にUPZの地域の皆さんから非常に不公平感といいますか、それを早期に平等化してほしいという声がある中で、東京電力からの拠出金を、そういったものに使っていくということは十分考えられると思っています。
Q 新潟日報
改めて狙いといいますか、これを活用する意義と意図というのはどういった・・・。
A 知事
活用する意義といいますか、それは大きく言えば地域の共生を図っていくという趣旨で拠出金を拠出される。その使い方として、安全対策、地域住民の皆さんに不安感を与えているということに対して、安全対策、あるいは防災対策を強化してくださいということを、東京電力自身が仰っているので、まずそこに使うというのが一つ。それから、併せて、地域の活性化に役立ててほしいということですので、大きくその二つなのですが、活性化ということにむしろ絡むのかもしれませんけれども、今ご指摘の、現行の制度でどうしても同じUPZの中でバランスが取れていない、ここを是正するということは合理的だと、お出しいただく方の趣旨にも沿っていると思っています。
Q 新潟日報
予算に関連して伺います。今回結構、稼ぐ力の強化や高付加価値化など、かなり産業振興の関連予算が多いのかなと感じているのですけれども、この観点で、知事の今回の目玉といいますか、特に思い入れのある事業があれば・・・。
A 知事
まさに先ほどの(資料1-1の)4ページで見ると、これが一番いいのですけれども、稼ぐ力の強化、それから地場産業の成長発展、この辺りは、右側の上2つは、効果が出るといいなと思っています。
Q 新潟日報
特に、強い新潟の実現に向けた中小企業の成長基盤整備支援なのですけれども、「100億宣言企業」を増やしていくということだと思うのですけれども、改めてここの、知事の思いといいますか・・・。
A 知事
100億企業を宣言するということは、まさにやる気がある、挑戦しようと、伸びていこうという人達ですよね。先ほどから申し上げている、そういった、前に進もうという人たちをしっかり後押しすることで、地域の活性化、地域の稼ぐ力が強化されると思っています。
Q 新潟日報
この宣言企業が全国トップを目指したいという・・・。
A 知事
実際、多分皆さんの身近にも聞かれたことがあるのではないかと思うのですけれども、手を挙げている企業、私も何社も承知していまして、頑張ってください、エールを送りたいと思っています。
Q 新潟日報
地場産業・新潟清酒の経営革新に向けた支援というところで、ものづくりの産地と、他の異業種との連携の事業を盛り込んでいると思うのですが・・・。
A 知事
例えば、ニットなどはそうなのですが、非常に優れた製品なり、ポケットチーフもそうですけれども、良いものがありながら、これまでの歴史的な経緯の中で、自らのブランドを持たないで、結局、OEMで相手先のブランドをつくっているということで、なかなか利益を大きく取っていくことができない、そのような構造にあるようにお見受けをしていまして、しかもやはり産地としては、どうしても規模としては小さくなってしまっている。もちろん全国的に見れば、それなりの大きな産地ではあるのですけれども、同じ新潟というところで、例えばそれが連携することができれば、1+1が3にも、4にもなる可能性があるのではないかと、そうした取り組みを後押ししていこうと、あるいは、異業種連携ということも書いてありますけれども、いろいろな、実際はそういった例は個別には出てきています。これをもっと産地規模でやれないかと、そのための環境づくりを、行政の方で進めていかないかということで、こうした事業を立てています。酒蔵も一つの産地というように考えると、同じようなことが言えると思います。
Q 新潟日報
今回、高度成長というところは、かなり手厚いかなと思っていまして、これはやはり、これまでから一歩踏み込んだ・・・。
A 知事
今までもあるのですよ。中小企業の成長基盤整備支援事業というのは、拡充になっていて、新規ではないのです。そうした構造革新といいますか、新事業チャレンジや名称を少しずつ変えながらも、新しいことで挑戦する人を応援するというのは、これまでもやってきたことではあるのですけれども、もう一段広げて、力強く押していきたいと思っています。
Q 新潟日報
予算関係で何点かお伺いしたいのですけれども、一点目に、例えば、資料1-1の2ページの、全体のフレームのところの最初の書き出しにも、「成長の基盤を築き歩みを進める予算」、こういった書き出しもあるのですけれども、これまでの説明に重なる部分もあるかもしれないですけれども、知事の方で当初予算案でどのような新潟を目指したいかや、どのようにつなげたいかというところを改めて伺いたいのですけれども・・・。
A 知事
繰り返しですけれども、困っている人を手助けし、事業やサービス、生活が継続できるように、持続可能になるように応援をし、そして伸びようとする人、成長しようとする人、挑戦しようとする人を後押しし、活力のある新潟をつくっていきたい、以上です。
Q 新潟日報
先ほども子育て支援の部分などで、思い入れのあるというお話がありましたけれども、全体を見て、いわゆる目玉事業のようなものは、先ほど知事が仰られた部分に集約されるのでしょうか。
A 知事
目玉というよりも、今回は事業が非常に多いので、なかなかこれが目玉と、一つに絞ったりするようにはできないのですけれども、金額的には、新潟県版Go To トラベル&Go To Eat事業も大きな消費喚起事業になると思いますし、それから先ほどから話題にしていただいている企業の挑戦を支援する、これも数字的には、10億円という数字になっています。まとめ方でもあるのですけれども、大きな支援、事業だと思っています。
Q 新潟日報
ちなみに今年度、(令和)7年度はなかった、こむすびの名前も久々といいますか、出てきたのですけれども・・・。
A 知事
こむすび応援の例えば、中古住宅のリノベーションで、子育て世帯に子育てに優しい住宅にして販売をする、こむすび住宅は、随分進んできています。事業者の皆さんも注目して一緒にやっていこうということになって、実績も出てきていますけれども、それを今回、「こむすび住宅プラス(+)」をつくって、より子育てに優しいものについては、さらに支援を上乗せするということを始めましたし、先ほどの妊婦の支援という意味では、「こむすび出産応援タクシー」普及促進事業など、こむすびという言葉を使った事業は、2つ3つ出てきてはいます。
Q 新潟日報
やはりこれは知事の指示といいますか・・・。
A 知事
元々、新潟県こむすび定期を始めたときに、このこむすびという言葉が、子育てに優しい新潟県ということのキャッチコピーになっていたので、それを定着させようということで、部局も考えてくれているのだと思います。
Q 新潟日報
テクニカルといいますか、借換債の部分なのですけれども、令和8年度から、これは計上方法を特別会計に上げて、そういったやり方にしたのですけれども、数字だけ見ると、その分が小さくなるような部分もあるのですけれども、これ、知事は借換債に関して、何か思いといいますか・・・。
A 知事
全く意味のない両建てなので、取ってしまった方が、実事ではなくて、ふくらまし粉のようなものなのですよね。左側で償還して、同額を右側で書いているだけなので、何かサービスや事業ではないので、実態をよりよく反映する仕組みに変えようよということを申し上げているだけで、実際、47都道府県で、膨らましているのは、うちを入れて2つか3つだけですよ。スタート時は、そういった何か大きく見せようというのがあったのかもしれませんけれどもね。実態を反映した形の方がいいと思っています。
Q 新潟日報
このタイミングといいますか、令和8年度からというタイミングの理由というのは特段・・・。
A 知事
特段ないです。そろそろやめようよというだけの話です。
Q 新潟日報
重点支援地方交付金がかなり大幅な増額だったかと思うのですけれども、これはやはり、今年度だけと見て、あるときにきちんと使うという考えなのか、特段増額されたことに関してどのように・・・。
A 知事
非常にいろいろな事業を着手することができたわけですし、目配りもいろいろなきめ細かく目配りすることもできた。非常にいい支援金、重点支援地方交付金をいただいたと思っています。
Q 新潟日報
来年度以降、この額が続くという保障も・・・。
A 知事
それは分かりませんよね。時々の情勢だと思いますけれども。
Q 新潟日報
使えるときはきちんと・・・。
A 知事
使うときはしっかり効果的に使いたいと思います。
Q 新潟日報
今の質問に関連して、重点支援地方交付金がたくさんきたことで、知事としては、結構これまでできなかったことができるようになったなど、そういったことはあるのでしょうか。
A 知事
ですので、きめ細かい目配りができる、そうした事業をつくることができたという部分ありますし、それから、思い切った数字を、事業、言葉は悪いですが、ちまちまではなくて、思い切った、より効果を出せる数字にすることもできた。そういった意味で非常に活用できた交付金だと思います。
Q 新潟日報
目配りの部分なのですけれども、子育ての方で、拡充や新規事業がかなりあるのですけども、これは重点支援地方交付金を充てたもの・・・。
A 知事
充てたものもありますし、通常の予算のものもあります。
Q 新潟日報
重点支援地方交付金でできるもの、回せるものが増えた・・・。
A 知事
回せるものは回すケースもありますし・・・。
Q 新潟日報
どういったものが・・・。
A 知事
そういったようにも使えるということですよね。
Q 新潟日報
人口減少、知事はこれまで取り組んできて、まだこれからも取り組む課題だと思うのですけれども、ジェンダーギャップや、出会いの一歩なども拡充されているのですけれども、その辺りの、事業への知事の思いというのは、特別にあったりもするのでしょうか。
A 知事
例えば、ハートマッチにいがたの入会登録料を無料にしようよと言ったのは事実です。やはり最初は1万円程度取っていたのでしょうか、もっと利用してもらおうと。
Q 新潟日報
それは何か実際、20代や30代の人からそういった声を聞いたなど・・・。
A 知事
直接、これが高いからということを直接聞いたわけではないのですけれども、どこかの県が無料化したのですね、そうしたら、一気に登録者が増えたという話を聞きまして、そうだよなという、そのようないきさつはあります。
Q 新潟日報
強い経済をつくるにあたって、高市政権も強い日本、強い経済と言っていますけれども、そこに倣ったといいますか・・・。
A 知事
強いという言葉は流行り言葉だったのかもしれませんね。ただ、活力ある、そういった言い方はしてきましたので、同じ言い替えで、理解されると思うのです。
Q 新潟日報
あと今後、こういった事業環境を整えて、あと頑張るのは、やる気のある企業などだと思うのですけれども、知事としては、もう環境づくりはできたという・・・。
A 知事
できたといいますか、今までよりも充実することができたと思うので、ぜひプレーヤーが、舞台で踊ってもらいたいと思いますね。
Q 読売新聞
新潟県版Go To トラベル&Go To Eat事業が30億円を超えていて、結構規模の大きいものなのですか、この事業に期待する効果・・・。
A 知事
例えば、トラベルで言うと、皆さんご存じの通り、インバウンド、訪日外国人は新潟県、ものすごい勢いで増えています。(令和7年)1月から11月末の累計でいくと、対前年で6割の伸び(コロナ前比7割強)で、全国順位も22番目まできまして、インバウンドが伸びていくこと自体は良いことなのですけれども、それに比例して、日本人の宿泊者数が減少しています。いろいろな事情もあると思うのですけれども、例えば昨年で言えば、万博もあったので、新潟で例年、お泊まりになっていた、そういった人たちが万博に流れたなど、あるかもしれませんけれども、やはり国内旅客、国内の、日本人の宿泊、新潟県は、特にその県域が、県が大きいので、実は日本人の宿泊者数のうち、5割近く、4割から5割の間が、県内の方々なのですよね。つまり、県内マーケットが非常に大きいのですね。ですので、そこを刺激しないと、例えばインバウンドが増えているので、特に冬のスノーリゾートである、湯沢町や、妙高など、そういったところは日本人の宿泊者数の減少を補って、十分そういった意味では、経営が上手くいっているところも多いかと思いますけれども、訪日外国人が伸びがまだ期待できない、影響がない地域は非常に厳しい環境に置かれているというのが現状で、そうした宿泊業への支援という要素もありますが、メインは、そういった意味では、物価高等で、外食、あるいは外泊を抑えている家計も多いと思うのですよね。そこにお金を投じることで、支援、刺激することで、そういった意味では、物価高対策であると同時に、飲食業や宿泊業の支援にもつながるということで、そこそこの数字を盛り込むことができたと思っています。
Q 新潟日報
今日の資料1の4ページの中で・・・。
A 知事
ちなみに、去年までの資料と比べて、この資料も随分見やすくなったと思いませんか。随分いろいろな担当部局も、いろいろな工夫をしてくれていて、そういった意味で、皆さんとのやりとりも分かりやすくなりましたよね。
Q 新潟日報
見やすくなったという評価・・・。
A 知事
実際、見やすくなったと思いませんか。まず(資料を)横にそろえてくれましたよね。
Q 新潟日報
この(資料1の)4ページのところで、地域医療体制の確保というのが左側の真ん中辺りにあるのですが、恐らく厚生連病院も含まれているのかと・・・。
A 知事
これは含まれますね。
Q 新潟日報
地域医療体制の確保に向けて、予算が大きく盛っていると思うのですが、知事がどのような思いを込められたのかという・・・。
A 知事
基本的には、この事業そのものは病院全体の緊急的な経営支援で、重要な柱はコンサルティング会社を利用して、経営のいろいろなところを見てもらう、その費用を支援しようというもので、厚生連に特化して、別に立てた事業ではありませんが、もちろん厚生連も当然これを利用される可能性は高いと思います。
Q 新潟日報
この部分に関しては、先ほどきめ細かに手当てするというお話もありましたが、手当てすることは、地域医療の確保のために手厚くすることが出来ているという・・・。
A 知事
病院経営全体が厳しいという中で、病院については、今回、国の方はもう直接お金入れていくので、県を通していかないので、県がやるのは病院以外の診療所や、福祉、介護などの施設への支援の部分ですけれども、直接、国から直接的な支援に加えて、こうした省力化や経営の合理化につながるような設備投資であったり、ソフト部分の対策への支援というのは、しっかりやっていかなければと思っています。それは厚生連だけではなくて、おしなべて、地方の病院は、東京も同じなのですけれども、診療報酬の問題がありましたが、診療報酬も改定されますので、その効果がどう出てくるかは、見ていかなければいけませんけれども、こういった形で、横からも応援をしていかなければと思っています。
Q 新潟日報
知事、以前、地域に安心して暮らせるためには、そういった医療というのは、絶対大事なものだというお考えを述べてらっしゃったのですが、やはりそういった思いから・・・。
A 知事
この場でも繰り返し、なくすわけにいきませんよねと申し上げてきたと思いますけれども、質の高い医療サービスを持続可能な形で提供していくということは、常に追求しているテーマです。
Q 新潟日報
先ほどの新潟県版Go Toトラベル&Go To Eat事業の件なのですけれども、スノーシーズンでは潤っているという声がありましたけれども、そうすると、実施する時期は、スノーシーズを外す・・・。
A 知事
できるだけ予算成立後、急いでやることで担当部局は考えていると思います。ゴールデンウィークなどは外すと思いますけれども、早ければ6月ぐらい、需要が沈む時期などには、こうしたカンフル剤は、効果が大きいのではないかと思いますね。
Q 新潟日報
新潟県の課題となっているグリーンシーズン・・・。
A 知事
インバウンドも実はグリーンシーズンも伸びてはいるのですよ。その結果として、対前年6割の伸び(コロナ前比7割強)となってはいるのですが、やっぱりウィンターシーズンに比べると、随分差はありますよね。いずれにせよ、そうした訪日外国人の影響を受けての恩恵といいますか、それが受け止められている地域は、まだ良いわけですけれども、先ほど申し上げた国内旅客が中心、そして、中でも県民の利用が多いような地域、宿泊施設は厳しいですよね。
Q 朝日新聞
深刻な課題として挙げていた社会減の対策に力を入れた事業があれば教えてください。
A 知事
それは、稼ぐ力の強化というのも、つながっていると思うのですよね。挑戦する企業を後押しするというところは、まさに魅力ある職場につながっていると思いますし、それから、例えば(資料1―1の)17ページをご覧いただけますか。魅力ある職場づくりが、社会減の解消のためには、一つの大事な要素だと思っているのですけれども、えるぼし認定、結構、県内企業に頑張っていただいて、全国でも有数なのです。えるぼし認定とっている企業が多いのですけれども、さらに高みを目指してもらいたい。今度、くるみんの方を取ってもらえるように、去年から、ご承知の通り、Ni-ful(ニーフル)という県独自の認定制度も立ち上げていますので、それをさらに普及させて、県の認定から、次は国の認定まで、階段上がっていってもらいたいと思っています。そのための支援制度や、これも以前もこのような質問がありましたけれども、難しいと思うのですけれども、意識ですよね。性別も、固定的な役割分担意識のようなものをどう乗り越えていくのかといったところは、ここはむしろ市町村の取り組みを応援するという形で、事業を立てています。こうしたものが、特に就職のタイミングなどで県外流出している方々、女性も特にそうですけれども、新潟の県内企業を働く場所として選んでもらうための仕掛けのつもりです。
Q 新潟日報
国も注目しているコンテンツ産業の一つの、アニメ関連について伺いたいのですけれども、今回、メディア芸術振興事業として、資料1-2の44ページになります。主な事業の中で、アニメで「選ばれる新潟」の実現を掲げていらっしゃると思うのですけれども、知事が描いている、アニメで「選ばれる新潟」というのは、どのような姿を描いていらっしゃるのでしょうか。
A 知事
アニメで選ばれるといいますか、選ばれる新潟を、アニメも一つのツールにしようということだと思います。つまり、選ばれるということは何か魅力がある、それに価値を感じるから選ぶわけで、抽象的に言っているのは、魅力ある地域、魅力ある職場をつくっていくという意味で言っているわけですけれども、その要素として、道具と言い方は失礼かもしれません、要素としては、アニメーションというのがあるのではないかと、新潟には漫画やアニメに関わるいろいろな企業、そして、人材も出ていますので、新潟はその潜在的なアニメや漫画の魅力を持っている地域だと思っているので、新潟国際アニメーション映画祭なども、もう第4回目を数え、間もなく始まりますけれども、そうしたものは、その魅力、地域資源だと思っていますので、それを一生懸命後押しすることで、魅力が多くの方々に伝わり、まさに新潟に興味、関心を持って来ていただくことにつながって、さらに進めば、新潟に住みたいという人が出てくるということだと思っています。
Q 新潟日報
分かりました。選ばれるの一つということですね。
A 知事
選ばれる新潟の一つの要素ということです。
Q 新潟日報
先ほどのアニメーション映画祭について話があったかと思うのですけれども、今週金曜日開幕で、来年度もメディア芸術振興事業の中の予算として入っていると思います。この映画祭については、文化としてもそうですけれども、産業振興、人材育成であったり、それからスタジオや新潟に集まってという、そういったところを目標としていらっしゃいます。
A 知事
産業振興という要素もあるかと思います。
Q 新潟日報
その産業の中でも、何かこの映画祭に知事が期待されることというのは・・・。
A 知事
映画祭そのものは、もちろん良い試みで非常にユニークといいますか、一生懸命支えた人たちがいるのだと思いますけれども、国際的にも認知が少しずつ広がっているのだと思いますし、それは大事な地域資源という言い方がいいのかどうかはあれですけれども、県としても応援していきたいと思っています。つまり、人を雇用するぐらいの規模になってっていってもらいたいというのは、遠い目標といいますか、先の目標としてはありますけど、まずはそのイベントとして、そこに来てもらう、それが新潟という土地なりを、あるいはその地域に関心を持つ入り口になって、新潟には、また別な目的でも来てもらえるようになるという広がりを持つことが、まず最初だと思っています。
Q 新潟日報
最後に一点だけお願いします。映画祭について、本年度300万円で、来年度も同額の300万円予算として付けているのですけれども、支援としては十分だと知事は考えて・・・。
A 知事
数字まで私、正確に把握していないですけれども、担当部局によく確認してもらいたいのですが、必要があれば、また考えなければならないと思いますけれども、当然、主催者側と調整をしながら、決めた額だと思いますけれども。
Q 時事通信(代表幹事)
3選に向けて、出馬をお決めになったということなのですけれども、決断に至った経緯など、詳しくお聞かせください。
A 知事
確か4年前も、実はこうした場で出馬を表明させていただいて、やはり同じようなどういった経緯を辿ったのですかというご質問をいただいているのですが、本人からすると、それほど綺麗に、ある日突然、左から右に行くようなものではございませんので、徐々に、行きつ戻りつといいますか、そういった思いを巡らせながら、最終的に私がどういった役割を果たせるだろうかと、やり切れるだろうかという思いから、やってみるべきだといいますか、挑戦するべきだという思いが徐々に固まったということです。昨日、後援会の会長もお越しいただいて、後援会の総意であると仰っていただいたことも、背中を押していただいたと思っています。
Q 日経新聞
今の知事選出馬に関連してなのですけれども、3期目ではどのようなことをやりたいと考えていらっしゃるのかがあれば・・・。
A 知事
この予算をある意味で執行していくということ、それが足元で厳しい状況に置かれ、事業の継続性なり、サービスの継続性に苦しんでいる方々への支援の予算であり、あと成長のための予算であると、先ほどから繰り返し申し上げていますけれども、住みやすい新潟であって、かつ、活力のある新潟にしていくための事業を盛り込んでいるつもりでございますので、単年度で終わるわけではなくて、恐らく継続していく事業も多くあると思うのですけれども、そういった意味で持続可能な暮らしやすい新潟であり、活力ある新潟を実現していきたいと思っています。
Q 日経新聞
現在の2期目との比較で見た際に、もしも、次の3期目になられるとしたら、どういった位置付けに・・・。
A 知事
不連続ではないと思いますね。これまでも、活力ある新潟ということは常に意識していたといいますか、むしろ初めてこの立場に就任したときに、挑戦する人たちが集まる新潟にしていきたいということを繰り返し申し上げていました。それが、起業・創業支援というところにもつながっていますけれども、まさに伸びようとする、成長しようとする、挑戦しようとする人たちが、本当に、新潟に集まってくる、あるいは新潟で生まれる、そういう環境にしていきたい。その結果として、稼ぐ力というのでしょうか、高い付加価値が生まれるといいますか、魅力ある地域になるということであり、それは人も、若い世代も含めて、新潟に呼び込める、そういった環境だと思っています。
Q 日経新聞
今回の2期目は、どうしてもこの原発の議論にかなり力を割くといいますか、注力をせざるを得なかったところがあり、その辺りのバランス感といいますか、最近はもう少しそういった今仰られた・・・。
A 知事
原子力発電所の再稼働問題については確かに、深刻な、重大な課題であったのは事実ですけれども、それだけをやってきたつもりではございません。やはり地域を元気にするというところ、あるいはそういった、なかなか光が当たらない方々、非常に生活の持続可能性に困っている方々、そうした方々への支援ということも、今回の予算も、先ほど申し上げましたけれども、これまでも意識をしてきたつもりですし、重大な課題であるのはそれはそうなのですけれども、それなりのエネルギーと時間を費やしたのも事実ですけれども、それ以外のことも努力してきたつもりですので、偏った2期目であったということではないと思います。
Q 日経新聞
次の知事選の争点として、場合によっては原発再稼働に同意したことが、是か非かというところが改めて争点にされるということも、ないわけではないかなと、あるのかなと思うのですけれども、その辺りは何か・・・。
A 知事
それは私が言うことではありません。どうなるのかは、私がどうこう言うことではなく、私は自分のやってきたことを評価していただけるかどうか、そして、これからやろうとする、目指す方向を理解していただけるかどうかを、県民に問うということに尽きると思います。
Q 新潟日報
重なるかもしれませんが、知事選についてですけれども、これまでの2期8年の総括というのでしょうか、その辺りについて・・・。
A 知事
これも4年前の、こうした場でのやりとりを、私が覚えているところで申し上げると、いろいろな種をまいて、苗を植えて、育てる努力をしてきたのが、それなりに実ったものもあれば、まだまだ成長途上のものもあるし、まだ芽が出ない、そういった意味では、様々と思っていまして、やりかけているもの、あるいは、やれていないもの、そうしたものもたくさんあると思います。そうした、まだ手が及ばなかったもの、成果が出なかったものを、しっかりやっていきたいと思います。
Q 新潟日報
例えばどういったものが、こうやりかけて・・・。
A 知事
最大の深刻な課題が人口の減少ということで、それが地域の活力を奪っているといいますか、活力が上がっていかない、大きな要因なわけですけれども、その背景にある一つは若い世代の就職のタイミングでの県外流出というところへの取り組み、それと少子化というところは、ずっと、ある意味、永遠とは言わないけれども、長期の課題になるかもしれませんけれども、そうしたものが、まだ成果が出ていない、やりかけている途中のものと思っています。
Q 新潟日報
原発の関係なのですけれども、昨年の11月に原発の再稼働の判断を知事が自らされたという中で、県民の賛否が分かれているというお話もありましたけれども、先ほどの質問と似たような話になるかもしれませんけれども、今回の選挙を通じて、知事のそういった原発に関する判断を県民に問いかけたいと、そういった思いはありますか。
A 知事
問いかけたいというよりも、先ほど申し上げた通りですよ。私がやってきたことを、まさにご評価いただくものだと思っています。
Q 新潟日報
それと、ここに至るまでの経緯なのですけれども、先ほども言及ありました、4年前もこういった場での話があったと思うのですけれども、決断に至るまでに、この予算発表の会見は、何か一つ目途になった、知事の中にあったという・・・。
A 知事
前回もそうだったと思うのですが、これ、つくり放っぱなしになるのですかといいますか、何か例えば、骨格予算にしないのですかなど、そういったご質問なりをいただく中で、これを出すということは、それはやる気なのでしょうと思われるということもあって、確か4年前も、この場をお借りしてお話したような気がします。
Q 新潟日報
これを自らの手で・・・。
A 知事
それほど簡単な話ではないですけれども、先ほどから繰り返し申し上げている、仕掛けといいますか、仕掛けていったもの、まだ仕掛けられていないようなもの、これを前に進めたいという思いはあります。
Q 共同通信
知事選について伺います。花角知事、昨年の11月に、柏崎刈羽原発について、容認するという判断を表明されておりまして、その時に県民への意識調査で、意見が二分しているという状態だったかと思います。原発への安全安心の確保や、それへの情報発信というのは、まさに県としては、これからやっていくべき部分だと思うのですが、そうした取り組みを、ご自身の手でやりたい、そういった責任があるというのも、出馬の理由の一つになったのでしょうか。
A 知事
因数分解して考えてはおりません。安全対策や防災対策は、基本的に私、国に求めたのです。しっかり国が前に立って県民に伝わるようにしてくださいねと、事業主体である東京電力にも、しっかり県民とコミュニケーションをとって伝えるように努力してくださいねと、これは7つの確認事項の最初に出てくる話であって、もちろん県も、防災対策を中心に、いろいろな県民へのそうした周知、これを一生懸命やっていきますということを申し上げていて、既に補正でお金がついてますけれども、今、パンフレットをつくっていまして、県民に全戸配布するという予定で、分かりやすい、良いものを、今、部局が一生懸命、試行錯誤しながらつくっていますので、そうした努力はしっかりやっていかなければいけないと思っています。
Q 共同通信
基金も設立されて、これから使っていくというような・・・。
A 知事
基金は東京電力の拠出金を受け入れる受け皿ですよね。
Q 共同通信
どうやって使うかなど、そういったことを含めて、県の皆さんがこれからやっていくことというのもあると思うのですけれども・・・。
A 知事
ですので、新しくチームをつくって、事務局となる室も立ち上げて、しっかりやっていきたいと思います。
Q 共同通信
それも自分の手でやっていきたいというのが・・・。
A 知事
そこまで一つ一つ、分解してこれをやりたいから、あれをやりたいからなどということではないのですけれども、それも含めて、私がやるべきことがある、やれることがあると、それをやっていこうという気持ちが生まれたということです。
Q 朝日新聞
知事選では、どのようなことを伝えたいと考えていますか。
A 知事
そのようなところまで、まだ考えていません。
Q 新潟日報
選挙のことで何点か確認なのですけれども、先ほど、2期目では、人口減少問題を少し課題で挙げられていましたけれども、達成できたことや印象に残っているようなことは、ありますでしょうか。
A 知事
まだ気持ちを固めたというだけで、この後どうするのかという、今のご質問のあったように、何をやっていきたいかなど、何をどうするというところまで、思いがまだ至っていないので、いずれ振り返りを含めて、皆さんにお話しするような場面が来ると思うのですが、今の時点で何か私が何をやれたかなど、少し整理しきれていません。もちろん、例えば明らかに分かっている、例えば、長年の懸案であった柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題が一つの区切りをつけましたねとか、それから、今の、細かい話で言えば、男女ともに活躍できる柔軟な働き方を、そういった魅力ある職場づくりに取り組む企業の認定制度をつくりましたねとか、あるいは、新しい県の総合計画をつくりましたねとか、そのような中で、人口ビジョンを示しましたねとか、やれたものは、振り返っていけば出てくると思いますけれども、それ以上に、やれなかったもの、やりきれなかったものは、まだ途上も、たくさんあると思っています。
Q 新潟日報
そういった中で、先ほど一番冒頭のところで、3期目を目指して挑戦することにしたというお話ですが、その挑戦することにしたというところの、一番強い動機になったものというのは、例えば、今まだやり残してることがあるのかという振り返りのような・・・。
A 知事
分解して、自分の気持ちを分析していないので、また説明もできないので恐縮なのですけど、逡巡しながら決めたということですかね。
Q 新潟日報
何かこう、まだ新たに、例えばご自身の中でも・・・。
A 知事
これをやりたいなど、やりたいと言えば、やりたいことはいっぱいありますけれども、もうこれが全てだとか、そのようなものは今あるわけではないです。
Q 新潟日報
あと少し、細かなところなのですけれども、政党の支援のようなものというのは、今、お考えになっていますか。
A 知事
それはこれからですよね。しかし、これまでも私、別に推薦や公認などを頂いたことはないので・・・。
Q 新潟日報
特段変わりないという感じでしょうか。
A 知事
今、頭の中にないですけれども、もちろんこれまでご支援いただいた政党や組織にはご協力をいただきたいというのは、漠然とありますけれども、しかし、それはこれからですよ。
Q 新潟日報
もう一点だけ、昨日後援会からも要請を受けられていましたけれども、後援会のある人が、経済界の方が中心になっていたりしますが、その後援会というのは、だいぶ知事の中でも大きな力になるといいますか、励みになるようなところは・・・。
A 知事
それはそうですよね。私の公務以外の活動をご支援いただいているので、非常に感謝しています。
Q 新潟日報
そういったところの方々の、例えば要望だったり、何かご意見というのも、知事の政策の中に反映されるという・・・。
A 知事
私は、あまり後援会から、何かあれをこれをというのは聞いたことないですね。そこは非常に何と言いますか、節度といいますか、矜持といいますか、きちんと分けて支えていただいていると思っていますけれども。
Q 新潟日報
気持ちの面で大きいという・・・。
A 知事
私の気持ちの中でね。言葉を変えて言うと、評価していただいているということは嬉しいということです。やってきたこと、やっていることを、その姿勢も含めて評価していると言っていただいたので、それは大変ありがたいし、嬉しいことだと思っています。
Q 朝日新聞
知事選についてお伺いします。原発再稼働について、知事は、県民に信を問うと答弁されて、県議会での議決をもって信を得られたという判断をされていたと思うのですけれども、この手法について衆院選などでは、民主的なプロセスを得ていないのではないかと主張する候補者もいたと思うのですが、自らのそういった手法について、今回の知事選で改めて県民に説明する必要があるとお考えかどうか・・・。
A 知事
それは先ほどから申し上げている、トータルで私がやってきたこと、やっていることは評価していただきたいと思います。
Q 朝日新聞
トータルでと言いますと、いわゆる県民に信を問うとされたことに対する自らの手法も含めてという・・・。
A 知事
もちろん、それも含んでですよね。私のやってきたことについて、ご評価していただきたいと思います。
Q UX
先程ありました人口減少の課題部分で、まだ成果が出てないという部分で、そこの要因というのは、知事の方でどのように分析・・・。
A 知事
人口減少に関して言えば、特に自然減で申し上げると、少子化という問題、あるいは婚姻数が減っているという問題、これは、なかなか人為的にそれを大きく変えるというのは難しい、もともとの要因ですよね。
Q UX
そこの面も分析されている部分で、今回予算に盛り込まれた部分というのは、どういったことを意識して、今回・・・。
A 知事
ですのでそれは、一遍には、何かこれをやれば、急に2人も3人も産むようになるなど、そのようなことはあり得ない中で、あらゆる、やれることはやっていこうということで、これまでもやってきているのは、一つは結婚支援であり、二つ目は出産などの部分での支援であり、さらに進んで子育ての中で、何というのでしょうか、先ほどの放課後の子どもの居場所づくりですとか、あるいは病児を保育してもらえる施設を広げるなど、そうした、いろいろなきめ細かい、子育て支援の環境づくり、結婚支援、子育て支援の環境づくり、いろいろやってますと。それが効果として出てくるとしても、やはり時間がかかるでしょうねと、そう思います。
Q 新潟日報
もう一点なのですけれども、話がオリンピックのことで、少しお伺いしたいのですが、フィギュアスケートの中井亜美選手が・・・。
A 知事
今朝、ショートプログラムで首位発進・・・。
Q 新潟日報
この後、フリースケーティングを控えているのですけれど、その期待することなど・・・。
A 知事
ご本人のプレッシャーになったらいけないのでしょうけれども、県民としては、本当に大きな期待を寄せています。
Q 新潟日報
知事、今度、フリースケーティング・・・。
A 知事
明後日の(午前)2時ぐらい(正しくは3時)でしたでしょうか、深夜なのですよね。
Q 新潟日報
見られる・・・。
A 知事
さすがにどうか分かりません。確約はできないのですけれども。
Q UX
もう一点、中期財政の収支見通しも示されていますけれども、知事の方で、現在の県の財政状況の評価と、その財政状況の中で、予算を組んでいくことの難しさ、苦慮された点等はありますでしょうか。
A 知事
県の財政が、大変な状況だというのは、就任して間もなく知るわけですよ。これは放っておいたら、まさにワニの口が開くように、収支が相い償っていない予算をそれまで組んでいたわけで、これはどんどん開いていて、予算が組めない、破綻ですよねという中で、新潟県行財政改革行動計画をつくって、約5年、集中的に取り組んできたわけです。その過程では、職員の給与カットもお願いをして、あるいはいろいろな団体への補助金なども、整理したりして、それから国のいろいろな支援制度を引き出す、結果的に地方交付税の制度もいじってもらいましたし、そのようないろいろな働きかけの結果として、現在では収支が相い償う予算になっていますし、決算でもそれが確認されています。かつ、その時の課題としては、足元の収支が相い償っていないということと、もう一つは、令和13年をピークに、大量の過去の借金の返済費用が発生するということ、この山をどう越えていくのかということが大きな課題だったわけで、それに対しては、もう山崩しではないですけれども、今からお金積んでおこうと。ある年に100億円から200億円近く、支出が増えるわけで、それは積んでおかないとだめだよねということで、400数十億円の、公債の返済のための基金を積み始めたわけで、それは現在でも確保できています。それから大きな災害があったときに、必ずすぐに必要になるであろう、手持ちのいわゆる貯金として、230億円の基金も用意できているということで、財政の健全化の歩みは軌道には乗ったなというのが今の評価でありまして、ただここで緩めるわけにはいかないと、堅実な財政の見通しの中で、財政の健全化をしっかり維持していかなければならないという思いでいます。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
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