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令和7年9月25日 新潟県知事 定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0774916 更新日:2025年9月26日更新

 

 

(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>

 

1 日時  令和7年9月25日(木) 10時01分~10時35分

 

2 場所  記者会見室

 

3 知事発表項目​

・令和7年度9月補正予算の概要について

・令和7年9月県議会定例会提出の議案について

・令和8年度当初予算編成について

・令和7年国勢調査について

・県庁舎前敷地等の有効活用についての検討開始について

・水稲新品種 新潟135号の名称候補の募集について

 

4 質疑項目

​​

・柏崎刈羽原発について

・令和7年度9月補正の概要について

・水稲新品種 新潟135号の名称候補の募集について

・令和8年度当初予算編成について

・トキエアについて

・新潟空港での航空自衛隊航空機の滑走路逸脱について

・県庁舎前敷地等の有効活用についての検討開始について

 

知事発表

 

(令和7年度9月補正予算の概要について)

 

 多くの発表事項がありますので、順次お話させていただきたいと思います。まず一点目は補正予算です。来週から始まります県議会に9月補正予算を提出する予定です。内容的には、既にブリーフィングさせていただいていると伺っていますので、簡単に確認しますと、総額は68億3,900万円。その考え方としてはまずは、近年のエネルギー価格、物価高騰の影響を受けている事業者等への支援、それから2つ目はこの夏の渇水、あるいは8月の初めの大雨等に対応した災害対応に要する経費、それから3番目は、予算編成後の事由による緊急性のある事業ということで、全体で約68億円の予算を盛り込んでいます。

 

(資料1)令和7年度9月補正予算の概要について [PDFファイル/185KB]

 

(令和7年9月県議会定例会提出の議案について)

 

 2つ目は9月定例議会に提出いたします議案は、これはそれほどに複雑なものはないのですが、大きなものとしては、県立豊栄高校と新潟北高校を統合いたしまして、県立碧高校を設置する、そうした学校条例の改正があります。

 

(資料2)令和7年9月県議会定例会提出の議案について [PDFファイル/115KB]

 

(令和8年度当初予算編成について)

 

 それから3つ目が、来年度の予算編成です。資料3が付いています。来年の予算編成全体の考え方ということで、真ん中の視点のところをご覧いただきたいのですけれども、先般策定いたしました、新潟県の総合計画の中で、明らかにしていますが、中長期的な視点から、分野横断的な対応が必要だと考えている重要課題6つ、これを中心に、いろいろな政策課題をしっかり取り組む予算にしていきたいと思っています。この予算編成の前提となります、中期財政収支見通し、そして公債費負担適正化計画、これも併せて発表しています。中期財政収支見通しは、ご承知の通り、毎年2回、見直しローリングをかけています。前年度の決算が確定する、今ちょうどこの9月、それから次年度予算案が編成します2月と、9月と2月に見直しをかけていますが、今回の試算でも、今後の5年間の見通しを示していますけれども、こうした今の予算編成を続けていけば、財政収支見通しは、十分、黒字は維持できるといいますか、健全な状態で、財政を運営できると思っています。特に一番の課題である、公債費の実負担が、令和13年にピークを迎えるわけですけれども、この高い山を崩して平準化するために、県債管理基金(公債費調整分)という、基金を積み立ててきて、既に昨年度末で447億円積み上がっているわけですけれども、これを順次取り崩しながら、令和13年、そして令和14年の高い山を乗り越えていくことができるという見通しが立っています。併せて、公債費負担適正化計画、これは投資事業の管理ということですけれども、投資事業を管理していくのは実負担の額で、管理をしていこうということで、令和20年度に、実質公債費比率が18%未満となるように、毎年の県の実負担額、これを計算しまして、その範囲内で投資をやっていくという考え方で進めてきていますけれども、来年度は654億円と、これが実負担額の上限で、これをもとに、投資事業を考えていきたいと思っています。以上が3つ目です。

 

(資料3)令和8年度当初予算編成について [PDFファイル/1.47MB]

 

(令和7年国勢調査について)

 

 そして4番目が国勢調査です。もう既にお手元に国勢調査票が届いている方も多いかもしれませんが、5年に1度の国勢調査がスタートしました。これは国内に住む全ての人を対象にする調査でありまして、極めて重要な基本的な統計資料となります。10月8日が回答期限ですので、ぜひご協力をお願いしたいと思います。インターネットで回答できますので、ご利用いただけたら便利だと思います。それから注意事項として、不審なメール、あるいは、調査員を騙る人間が出ているようでして、十分ご注意をいただきたいと思います。

 

(資料4)令和7年国勢調査について [PDFファイル/117KB]

 

(県庁舎敷地等の有効活用についての検討開始について)

 

 新しい話なのですが、実はこの新潟県の県庁舎、昭和60年に移転しまして、ちょうど今年40年の節目を迎えます。皆さんも普段歩いておられて、お気づきになるか、お感じになるかどうかですけれども、県庁の森が横にございまして、ちょうど正面にはかなりいろいろな植え込みのある、芝生と合わさった、かなり緑豊かな空間があります。ただ40年間、結局ほとんど手を入れていませんので、県庁の森も随分暗いと仰る方もいて、歩くルートも、よく分からなくなっているという声もいただいていまして、貴重な公共空間ですので、もう少し有効活用をしていこうではないかということで、この度、庁内の関係者、それから外部の有識者も入れたプロジェクトチームを立ち上げまして、この県庁前の敷地を、より有効活用していける、新潟の魅力などを発信できる、あるいは、付近の住民の方も含めて、おいでになる方々が気軽に立ち寄れる、そしてまた交流などもできるような、そういった空間にしていけないかということで、検討をすることにしました。あと県庁舎の中の1階部分も、人は割と入って、今は錦鯉の水槽があったりしていますけれども、ここも含めて、一体的にこの県庁舎も敷地と合わせて、さらなる有効活用を考えていきたいということで、プロジェクトチーム会議を、明日から開催し、検討を開始する予定でありまして、年内には何らかまとめてもらおうと思っています。大掛かりに何か大規模改修するなど、そういったことではなくて、多少の手を入れなければならないかもしれませんが、今あるものを上手に使いながら、より有効活用、意義のある空間にしていきたい、そういった発想です。

 

(資料5)県庁舎前敷地等の有効活用についての検討開始について [PDFファイル/66KB]

 

(水稲新品種 新潟135号の名称候補の募集について)

 

 それから最後に、水稲の新品種、今、新潟135号と言っていますが、これは平成20年ごろから、研究が進められてきて、今年度、県内11ヶ所で試験ほ場という形で、実際に栽培して、その成果を見ていましたが、非常に良好な成績であります。7月の、あの厳しい暑さにも十分耐えて、品質も非常に高いということで、食味も大変評価が高いようでして、新潟135号に新たに名前をつけてくださいということで名称候補を募集することとしました。来月10月6日までの期間でありますけれども、ぜひ良い名前の候補を提案していただきたいと思います。私の方からは以上です。

 

(資料6)水稲新品種 新潟135号の名称候補の募集について [PDFファイル/3.92MB]

 

質疑

 

(柏崎刈羽原発について)

 

Q TeNY(代表幹事)

 県民意識調査、今月18日に回答が締め切られまして、スケジュールですと、事業者から経過報告が9月末頃ということでしたが、(経過報告は)既におありでしたでしょうか。あった場合はということでご質問させていただいたのですけれども・・・。

 

A 知事

 まだ私は聞いていません。現在集計中ということのようで、今後、報告を受けたいと思っています。

 

Q UX

 今日の会見が県議会前の最後の会見なので伺いたいのですけれども、(9月)30日から県議会が始まります。柏崎刈羽原発の再稼働を巡って、知事も首長との懇談で、首長からも、県議会での議論を求める声も出ていました。改めて、県議会開会を前に、いわゆる議会とはどのような議論を交わしたいのか、もしくは議会での議論に期待するようなことがあれば教えてください。

 

A 知事

 私が期待するというよりも、それは県議会の中から様々な質問をいただく立場なので、これまでも実は県議会とは随分、統計といいますか、詳しく数字で調べたことはないですけれども、恐らく質問の1割以上は、原子力発電所に関することだと、私は思いますが、そうした中で、これまでも議論はやってきたつもりですけれども、来週から始まる県議会においても同様に、議論を深めていきたいと思います。

 

Q UX

 一義的には議会の対応になるのですが、今後、再稼働の結論を知事が下すにあたって、議会が何らかの再稼働に関する賛否を明らかにした場合というのは、それも知事が再稼働、下すにあたって、いわゆる県民に信を問うということに、イコールになるのか、もしくは・・・。

 

A 知事

 信を問うというのは、県民の意思を確認するということを私は言っているので、その意思を問う方法はまだ決めていないという、そこは誤解のないように、ずっとそれを申し上げているのでありまして、現時点においても、私がいずれ出した結論について、どういった形で県民の意思を確認するのか、その方法はまだ、私自身決めていません。ただ、その結論を出す前に、議会との間で議論を深めておくことは、これは重要だと思っています。

 

Q UX

 信を問う方法については、再稼働の是非について知事が・・・。

 

A 知事

 意思を確認する確認方法。

 

Q UX

 意思を確認する方法は、その結論を出したときに、併せて発表される・・・。

 

A 知事

 そうですね。当然その時点で、私としてはこういった結論を出したと。県民はそれを最終的にどう受け止めていただけるかというのは、それは何らかの方法で確認したいと思っています。

 

Q 新潟日報

 追加でお伺いしたいのですけれども、意識調査についてですけれども、まず回答率なのですけれども、目標の50%に届いたのかどうか・・・。

 

A 知事

 そこも知らない、まだ聞いていないです。

 

Q 新潟日報

 内容も含めて・・・。

 

A 知事

 はい。

 

Q 新潟日報

 あと、今日、避難道路の整備促進に向けた協議の枠組み会合というのが、夕方、国と県の・・・。

 

A 知事

 2回目か、3回目でしょうか。

 

Q 新潟日報

 村瀬長官がいらっしゃって、夕方開かれますけれども。また6方向の避難道路の調査の進捗・・・。

 

A 知事

 県が前回、優先的に整備する場所等を調整した上で、県が調査を進めていましたので、その状況を共有するのだと思います。

 

Q 新潟日報

 あと、6方向以外に、新たな要望事項というのが県内・・・。

 

A 知事

 市町村から追加で出てきているものがあるので、それも情報共有するのだと思います。

 

Q 新潟日報

 その情報共有をするというところで、6方向以外の避難路の整備の必要性については、知事はどのようにお考え・・・。

 

A 知事

 それは当然あるのだと思いますよ。私自身が気づいていないものがあると思いますので、それはまさに市町村から、そういったきめ細かい要望が出ていると思いますので、それを集約して、国と情報共有、意識共有していくことは重要ですよね。どのようなスケジュールでやっていくかなどは、それはこれからの議論だと思います。

 

(令和7年度9月補正の概要について)

 

Q 新潟日報

 補正予算の件で、佐渡総合病院の放射線治療の関係で、島外に出られる患者への交通費の補助というのがあるのですが、佐渡では、放射線治療が受けられなくなるという、このような、地域によって、受けられる医療に差が出ているような状況について、知事がどのように受け止めていらっしゃる・・・。

 

A 知事

 受けられないといいますか、移動に結構時間とコストを使うというところを支援していこうということですね。分娩施設の集約も今進んでいる中で、同様に分娩のために、離れた市町村に所在している分娩施設まで行かなければいけない方への支援なども始まっていますので、発想としては同様なものだと思っています。

 

Q 新潟日報

 このように医療が不便になっているというのでしょうか、そういった地域によって少し差が出ているような状況・・・。

 

A 知事

 地域によって差というのは、例えば、村上市を例に出して恐縮ですけれども、村上市も非常に広くて、旧朝日村や、旧山北町などに住んでいる方は、例えば本当に分娩施設にアクセスしようとすると、かなりの時間を要するという、それは、大なり小なり、自分のすぐ横に常に病院があるわけではないので、一定程度の不便さといいますか、特に時間、それからお金という例はあるのですけれども、離島について言えば、自分の足では動けないので、結局、離島には船がやはり必要になるということで、そういった意味でアクセスにより、困難性が困難ということではないのでしょうけれども、時間とコストを使うという中で、そこは佐渡市と一緒に支援していこうということだと思っています。

 

Q 新潟日報

 少し重なるかもしれませんが、この予算計上したことに込めた思いがあれば・・・。

 

A 知事

 先ほどから申し上げている通り、分娩施設などで既にやってきていることですので、こういった形で、離れているところにこう、治療に行かなければならない方々への支援は、引き続き、今後もどういった事態が起きるかわかりませんけれども、同じ発想で支援したいと思います。

 

Q 新潟日報

 どこにいても安心して医療を受けられる・・・。

 

A 知事

 まさにそういった環境をつくっていきたいという中で、その一環ですけれども、現実には今は先ほど申し上げましたけれども、離島に限らず、そういった意味では、不便な地域に住んでいる方がいるのも事実です。

 

Q 新潟日報

 安心して、どこに住んでいても、なかなか難しいかもしれませんが、出来るだけ医療を受けられる・・・。

 

A 知事

 質の高い医療を安心して受けられる環境を構築していかなければならないと思っています。

 

Q 新潟日報

 まず補正予算の関係で、一点目は、新潟清酒の原料米、例えば、酒米の購入費用の補助事業の関係なのですけれども、県内、酒蔵も全国で一番多いような状況ですし、日本酒も一つの特産ということだと思いますけれども、この事業のねらいや知事の思いなど・・・。

 

A 知事

 ねらいといいますか、酒造業界から本当に強い要望がございました。また、新潟清酒は県の最も重要な魅力の一つだと思っていますので、大事にしていきたい産業でもありますので、そこは必要な支援をしっかりしていこうと思っています。

 

Q 新潟日報

 他県でも、山形や長野など、他県でもこういった取り組みをされている中で、新潟県としてこの時期になったというのは、やはり少し様子を見ながらだったのでしょうか。

 

A 知事

 様子を見ながらということではないのでしょうけれども、検討が進んだのが、ちょうどこのタイミングということですよね。令和7年産と6年産の購入価格の差を支援していくという発想は、これは多くの県が共通していると思うのですけれども、どれほどの規模になるのか、新潟はとにかく酒蔵多いですし、隣県よりもはるかに、また酒造、特に特定名称酒、吟醸酒など、そういったものが非常に多い県なので、特定名称酒に関していえば、日本一の生産量ですので、そういった意味で、いろいろな予算の金額など、いろいろな検討をした結果が今のタイミングということだと思います。

 

Q 新潟日報

 今回はいわゆる酒米になるのですけれども、知事は、かねてから、米を使った加工業者も県内に多いということを仰っていましたけれども、そういった加工用米や米粉などの支援も・・・。

 

A 知事

 それも、いろいろなご要望を聞いていますが、加工用米に関していいますと、いろいろな支援手段はあるのです。政府の備蓄米も放出されていますし、この直接の支援というものは、酒米はないのです。そういった意味で今回、酒蔵に対しての支援ということを補正予算に盛り込んだところで、ただ、これは、未来永劫こういった形をとっていくことは難しいと思っていまして、いずれ自立していく、つまり購入価格を酒蔵が許容できる金額というものを上げていくことが恐らく必要なのだと思います。生産者も、これだけ主食用米が上がっていると、この酒米をつくろうという意欲は落ちてしまいますよね。そこのところを今、激変を調整、緩和するのが、今回の支援制度で、それはやはり当座の間だと思います。

 

Q 新潟日報

 次にまた補正予算の関係で、今回は、クマの対応とイノシシ被害の対応もあるのですが、やはり鳥獣害への対応というのは、知事としても、やはり危機感といいますか・・・。

 

A 知事

 クマの被害は、特に、皆さんも随分報道していただいていますけれども、新潟にとどまらず、全国でクマの被害が増えている中で、今回、鳥獣保護管理法が改正されて、緊急銃猟が市街地でもできるようになった。それを受けて、適正な管理を進めなければいけないという思いはあります。特にイノシシは、どんどん生息域は北上してきているのですよね。かつては、イノシシは住めなかった雪国でも、どんどん温暖化の影響なのでしょうか、増えている中で、農業被害も非常に増えています、昨年度の数字が出てきていますけれども、ここは早急に対応しなければいけないと思っています。

 

(水稲新品種 新潟135号の名称候補の募集について)

 

Q 新潟日報

 最後の新潟135号の関係で、毎度、毎回のように伺ってはいるのですけれども、今回、名称を公募にした理由というのはどのようなことだったのでしょうか。

 

A 知事

 皆さんに、やはり知ってもらいたいということもベースにあります。また新しい品種が出ましたよと、認知度を広げたいという思いがあります。もっと美しく言えば、愛されるお米になってもらいたいという気持ちを込めて公募するということです。

 

Q 新潟日報

 なかなか知事の方から具体名など、そういったものは言いにくいのかもしれないですけれども、お答えにくいかもしれませんが、どのような名前がよいなど・・・。

 

A 知事

 それはないです。特に、私はこういった名称であるべきだなどはないです。

 

Q 新潟日報

 前回(9月17日)伺ったときはまだ詳しく聞いていないというようなお答えもあったのですけれども、今回11ヶ所全てで一等米といった、性能といいますか・・・。

 

A 知事

 すごいですよね。びっくりですよ。11地点全てで、等級が1等級だったということで、食味もいいということなので、今年の、あの7月の暑さに耐えて、これだけのお米ができるのですから、いい品種だと思いますね。やはり暑さに強い品種を新潟県の米づくりの中できちんとラインナップ入れていきたいですよね。しかも、極早生なので、本当に農作業の分散っていう点で、非常に重要ではないかと思います。

 

Q 新潟日報

 知事は、既に召し上がりましたか。

 

A 知事

 1回だけ食べているのですけれども、私はよく分からないのですけれども、今年のは食べていないのですよ。去年のお米は食べたことがあります。

 

Q 新潟日報

 月並みの聞き方ですけれども、どのような米になってほしい、県としてこうしていきたいなど・・・。

 

A 知事

 先程の名称と同じで、こうあるべきだということは、名称の方は、とにかく皆さんに広く提案してもらいたいのですけれども、お米は今申し上げたように、非常に暑さに強い、しかも食味も評価が高いということですので、農業者、特に大規模に進めている農業者の方々は、作業を分散する意味でも、非常に有力な品種だと思いますし、中小規模の農業者についても、挑戦してもらいたいとは思いますね。

 

(令和8年度当初予算編成について)

 

Q 新潟日報

 公債費負担適正化計画の関係なのですけれども、投資的経費の実負担額の上限が654億円で、前回の計画よりも6億円増えたということで・・・。

 

A  知事​

 前回ではなく、昨年度ですね。

 

Q 新潟日報

 増えたということへの知事の捉え方・・・。

 

A 知事

 増えたと言っても微々たるものですけれども、間違いなく金利が上がっていますので、公債費自体は増えているのですけれども、それより少し上回って、母数、分母、財政収入のところが伸びているということですよね。それはいいことだと思います。

 

Q 新潟日報

 今後の投資への考え方ですが、増えたことで投資を少し変えていくなど・・・。

 

A  知事​

 そこを上限にして投資事業、いろいろな要望もありますし、現に災害が頻発している今の状況の中で、防災、減災対策というのは重要だと思っています。しっかり、優先度を考えながら、必要な投資事業を考えていきたいと思います。

 

Q 新潟日報

 知事、2期目の最後の編成になると思うのですが、これまでと違った思い入れなど・・・。

 

A 知事

 そう仰っていただくまでは意識していなかったです。

 

Q  新潟日報​

 基本的には総合計画の実現に向けてということ・・・。

 

A  知事

 まさに達成していくというのが、抽象的には一番大きな目標です。

 

Q 新潟日報

 例えば柱は、人口減少対策に関するもの・・・。

 

A 知事

 そうでしょうね。常にその問題が背景にありますよね。

 

Q 新潟日報

 具体策を盛り込んだ・・・。

 

A 知事

 人口減少対策にある特効薬というのは、あるいは全く新しい政策などは、なかなかないですよね。今まさにいろいろなディスカッションを、部局の中での、そして部局と私との間でも、そういった議論はやってきていますので、その中から、来年度のいろいろなアイデアを出していきたいと思います。

 

(トキエアについて)

 

Q 新潟日報

 トキエアのことについてお伺いします。昨日の取締役会の方で、これから株主総会に向けてと思うのですけれども、実業家の堀江貴文氏を取締役に起用する方針という話があります。率直に堀江さんは抜群の知名度を誇る実業家ということで、そういった方が新潟の地方航空の経営に何らかの形で関わるということになるかと思うのですけれども、知事として率直にどのように受け止めて・・・。

 

A 知事

 私、詳細を聞いていません。事柄としては、承知していましたけれども、詳しくは聞いていませんので、特にコメントすることはありませんが、一般論として、今仰っていただいたように、抜群の知名度と発信力をお持ちの方ですので、そういった意味でトキエアの認知度が上がる、それが最終的に利用者増につながることを期待したいですよね。

 

Q 新潟日報

 かねてから、トキエアの認知度、あるいは経営の安定化に関しては、課題とされてきたところではあるのですけれども、そして県としても、融資や、補助金などということも、支援をされてきた中で、堀江さんもなかなかいろいろなことをされている方ですので、航空事業は本業としながらも、いろいろな業種との、例えばコラボレーションなど、考えられるのかなと思うのですけれども、例えば、知事として堀江さんに対する率直な・・・。

 

A 知事

 そこまで私も考えたことはないです。詳細に聞いてもいませんので、どういった形での関わりになっていくのかも承知していませんので、特に今、何かアイデアなどがあるわけではありません。

 

Q 新潟日報

 期待は・・・。

 

A 知事

 先ほど申し上げた、一般論でいえば、抜群の発信力と知名度で、認知度が上がっていく、それが利用者増につながる。それが経営の安定化につながっていく。そうした流れになるといいなとは思います。

 

Q 新潟日報

 地域にとっても明るい話題になってくれる・・・。

 

 

A 知事

 本当に、そういった流れになれば。

 

(新潟空港での航空自衛隊航空機の滑走路逸脱について)

 

Q 新潟日報

 新潟空港関連なのですけれども、先週、航空自衛隊機の滑走路逸脱の事故がございまして、基本的には新潟空港は国が管理する空港ではあるのですけれども、その後、国の方から例えば、事故に関しての報告など、そういったことがあがっている・・・。

 

A 知事

 私自身にはないです。担当部局にあったかどうかは承知していませんので、確認してください。

 

Q 新潟日報

 こうした事故があったことに関しては、率直に何か・・・。

 

A 知事

 航空の安全という意味では慎重に、訓練の最中だったのでしょうか、慎重に進めてもらいたいと思いますが、直接県の管理する部分ではないので、それ以上のことは特にございません。

 

(県庁舎敷地等の有効活用についての検討開始について)

 

Q 新潟日報

 発表事項にありました県庁の敷地の有効活用についてなのですけれども、これはイメージとしては、例えば県庁の森の一部を伐採するなど・・・。

 

A 知事

 そこは、ただ森は随分暗くなって何が何だか分からないという声もありますよね。正確には分からないのですけれども、当時112ほどあった市町村も、それぞれ市町村の木を植えたというわけでもなさそうなのですよね。そういった木も入っていたらしいのですけれども、いろいろなものを持ってきていたようで、コンセプトもあまりはっきりしないというところはあるのですけれども、私がまだ不勉強なだけかもしれませんが、いずれにしても、もっと人が気軽にといいますか、身近に寄って来れる場所にしていきたいなというのは、ベースにあります。特に植栽を、40年前につくったときはいろいろなコンセプトがあったのかもしれませんけれども、今皆さん、意識してあそこを通っておられないのではないかと。単に通り道っていうだけではないかと想像するのですけれども、あそこをもう少し交流できる場所など、一時期、職員の政策提案の中で、ナイトマルシェなどをやったこともあるのですけれども、例えばあのようなものをしやすい形に、少し手直ししてあげると出来るかもしれませんし、先ほど仰ったような、大規模に、大きく造作を変えていこうということではないのですけれども、もう少し使い勝手がいいといいますか、あるいは人は集まってくる、あるいは、例えば県のシンボルを、あそこで見ることができるなど、これからプロジェクトチームの中で知恵を出してもらいたいと思いますけれども、県庁舎の1階部分も含めて、人がもっと気楽に回遊できるようにするなど、いい空間なので、もったいない、もっと何か活用できるのではないかという、そのような思いです。

 

※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。

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