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令和7年7月9日 新潟県知事 定例記者会見
(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>
1 日時 令和7年7月9日(水) 10時00分~10時29分
2 場所 記者会見室
3 知事発表項目
・第10回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい2025in新潟)について
・第10回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい2025in新潟)について
知事発表
(第10回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい2025in新潟)について)
私からは、お手元に資料があると思いますけれども、ぼうさいこくたいについて、さらに多くの県民の皆さんに関心を持っていただきたいということでお話をさせていただきたいと思います。チラシもできましたので、ご覧いただきたいと思うのですけれども、9月6(日)、7(日)に朱鷺メッセで、第10回防災推進国民大会、略してぼうさいこくたいと言っていますけれども、それが開催されます。これはもう多くの方にご承知いただいているかとは思うのですけれども、このぼうさいこくたい、内閣府が中心となって開催するもので、まさに産学官民、多くの関係者が、日頃から行っている防災活動を発表し、交流するということが目的でありまして、防災に関する日本最大級のイベントというようにいっています。前回は昨年、熊本で開かれているのですけれども、それが過去最高の出展申し込みであったと聞いてますけれども、現在もそれを上回る出展、熊本で400ほどのブースが出たのだと思うのですけれども、それを上回る申し込みが既に来ているということで、盛り上がるものと思っています。入場料等は無料で、予約などは必要ありませんので、多くの皆さんに関心を持ってご来場いただきたいと思っています。それから、チラシの中にもう一枚、プレイベントの告知の紙があるかと思いますけれども、7月13日に防災に関するパネルディスカッションなどを予定していまして、こういったものも、ご関心を持って参加していただけたらと思っています。
(資料)第10回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい2025 in新潟)について [PDFファイル/2.81MB]
質疑
Q NHK(代表幹事)
二点についてお伺いします。まず一点目についてですが、柏崎刈羽原発の再稼働問題に関する公聴会についてお伺いします。先月(6月)29日に公聴会第一回が開かれましたけれども、知事は、ここで出た意見について、いつ、どのように確認されたのかというところについて、まずお聞かせください。また、今回出された賛成、反対であったり、条件付き賛否の意見について、知事がこれまで聞いてきた意見との違いであったり、新たな気づきはありましたでしょうか。知事の受け止めについてお聞かせください。
A 知事
これは、私は当日オンラインで、ユーチューブで拝見していますし、感想といえば、もう本当に16人の方、当日2人がキャンセルだったということで、16人の方だったと思いますけれども、10分、人によって多少ありましたけれども、非常に意見の背景や理由なども含めて、丁寧に聞かせていただけたと思っています。本当にいろいろな意見があるなというところであり、一つ一つ個別には言わない方が良いのでしょうけれども、ご自分の体験に基づいて、こういったことはもう柏崎で経験させたくないといった方もおいででしたし、そういった声としては、非常に伝わるものがありましたし、あるいはやはり国策に協力してきたのだという、何といいますか、プライドといいますか、矜持のようなものも、仰った方もおいでだったと思います。その辺りは、かつてそういった話を聞いてはいたのですけれども、改めて、そういったお考え、気持ちもあるのだなと。女川の電気も使っているではないかということを仰った人もお2人程度いたと思いますけれども、いろいろな本当に声があるのだなということを感じました。そういった意味では、多様な意見を伺いたいという私自身の思いは、実現できたというように思います。ただ、強く感じるのは、16名の方のうち、女性は3人しかいないのですよね。圧倒的に男性が多かったなというのと、それから50代以上ばかりなのですよね。30代と40代の方が、確か2、3人おいでだったと思いますけれども、非常に年齢層が偏っているなと、選定委員会でも非常に性別や年齢層にバランスをとるように配慮されたというようには聞いていましたけれども、元々その手を挙げていただく人に、そういった意味で高齢層に偏っているというものがあるのかもしれないのですけれども、そこに限界はあるのでしょうけれども、年代の偏りは感じましたね。
Q NHK(代表幹事)
2番目については、昨日(7月8日)発表されました県民意識調査についてお伺いします。県では昨日(7月8日)、柏崎刈羽原発に関する県民意識調査について、9月中下旬にかけて行うと発表しました。改めて知事がこの県民の多様な意見を把握するというプロセスにおいて、この県民意識調査がどういった役割を果たすものと考えていらっしゃるのか、その考えを改めてお聞かせください。またその他のものについても、公表された日程を見ますと、この多様な意見を確認把握するというプロセスにおいて、この意思調査が最後になると思うのですけれども、これが出揃った段階で、知事が判断できるという状況が揃うという認識でよろしかったのか、お伺いします。
A 知事
よろしかったのかと言われてもあれですけれども、多様な意見を把握するということの一環で、意識調査もかねてからやりますよと言ってきたものが、いよいよ固まったので、やはりアンケートというのは、一定のノウハウというのがあるのだそうですよね。上手に考えているところを引き出すための言葉遣いや、そういったところの民間の調査会社のノウハウを加えて、多くの本音の気持ちといいますか、いろいろな考えを確認していきたいと思います。単純に賛成、反対ということではなくて、これも何度もこの場で申し上げていますけれども、何が不安なのですか、あるいはどこに期待するものがあるのですかなど、そういった考え方の核心部分を引き出す意識調査になればと思っています。
Q NHK(代表幹事)
最後の知事の判断において、その判断する前に、この多様な県民の意見を把握するというプロセスを今行っていると思うのですけれども、この意識調査をもって、全てが終わると・・・。
A 知事
それだけが全てではありません。首長との意見交換もやっていますし、それから意識調査の他には、公聴会もそうですね。そういったものは同時並行で進めていきながら、それ以外にもいろいろなところで、私は声を聞いています。それこそいろいろな集会もあれば、私自身の講演のような機会もありますし、そのような中で、個別にはいろいろな声を伺っているのが現状です。区切りといいますか、どこかで自分の結論を出すタイミングが来るとは思っていますが、この調査も一応8月の中下旬から始めて、1ヶ月程度で調査を終えて回収して、9月末までには、まとめてもらえるということで聞いていますので、それが終われば、一つそういった意味で大所は終わるのかなと思います。
Q 新潟日報
公聴会の関係で、追加で伺いたいのですけども、先ほど年齢層であったり、男女の偏りということを・・・。
A 知事
偏りといいますか、応募していただく人に、そういったように偏りという言い方もあれなのかもしれませんけれども、ばらつきがあるというところはありますよね。
Q 新潟日報
実際、若い年代の方の応募も今後あと4回ありますけれども、後半の3回は、30代以下の応募がなくて、追加に・・・。
A 知事
追加して募集していると聞いています。
Q 新潟日報
仮になかなかその若い方の声が集まらなかった場合、何か別の手立てであったり、そういったことも・・・。
A 知事
それは意識調査、こちらの方ではもう少し拾えるという期待はありますけれど・・・。
Q 新潟日報
そういった意識調査で、補完していくといいますか・・・。
A 知事
それ以外に、もちろん先ほどから申し上げている通り、いろいろな場面で話はお聞きしますので、できるだけ若い層や、女性の声なども拾っていきたいと思います。
Q 新潟日報
公聴会を知事はユーチューブでご覧になったということですけれども、先月の地域の会議、会合では、知事ご自身が出席して直接意見を聞いてほしいという声も出ていました・・・。
A 知事
出席とはどこにいることを出席というのか分かりませんが、ご自宅からお話しいただいた人も大勢いたと思いますので、私はまさにリアルでそのお話を聞いていました。
Q 新潟日報
どこでというところは、確かにリアルに聞いているというのは理解するのですけれども、おそらく公述人の方に、多分地域の会の方が仰りたかったのは、直接、ネット上ではなくて声や・・・。
A 知事
そこはよく分かりませんが、間違いなく聞いています。
Q 新潟日報
今後も、可能な限り・・・。
A 知事
そうですね。オンラインがいかに便利かということを感じます。
Q 新潟日報
次は意識調査の関係ですけれども、先ほどもお話ありましたけども、問いの立て方が非常に難しいというお話がありました・・・。
A 知事
問いの立て方といいますか、その聞き方やその言葉遣いなどは、やはりノウハウのところがあると思います。
Q 新潟日報
多様な意見を聞くために、どのような問いを立てていくのかというところは、民間の方に・・・。
A 知事
調査会社が持っているノウハウがあると思いますけれども、それも活用しながらということになると思います。
Q 新潟日報
知事としては、昨日(7月8日)のプロポーザルの仕様書もありましたけれども、どのようなことを、改めてですけれども、聞いていきたい・・・。
A 知事
先ほど申し上げた通り、多様な意見を把握するためにやろうとしているので、その何に不安があるのか、何を期待しているのか、何にこだわっているかなど、それが浮かび上がるような調査であってほしいと思っています。
Q 新潟日報
つまり、その単純な賛否の割合など・・・。
A 知事
そういったものを目的にしているものではありません。
Q 新潟日報
公聴会の件で確認なのですけれども、先ほどから年齢や男女によるばらつきがあるということで、これはそもそも、例えば若い世代・・・。
A 知事
偏りといった方がいいのか、表現難しいですけれども。
Q 新潟日報
その若い世代が、この方法だと声を上げにくいのか、それとも、そもそも関心がないのか・・・。
A 知事
どうなのでしょうかね。そこは逆に分析が要りますよね。できるだけ声を上げやすいように、それこそ別に名前を言わなくてもいいですし、それから姿を見せなくてもいいですよという、そういった意味で環境を整えたつもりではありますけれども、それでもやはり、出てくることに対する抵抗が若い世代には強いということなのか、あるいはそもそも特定の意見を持たない、あまりその関心を持てないでいるということなのか、そこは、逆に教えていただきたいですよね。
Q 新潟日報
最終的にはその辺りも含めて・・・。
A 知事
忙しいというのもあるかもしれませんね。やはり働き盛りの世代ですから、家庭や仕事や、様々なことで、なかなか関わっていけないという、そういったこともあるかもしれませんよね。
Q 新潟日報
最終的なその知事の判断のところには、そういった分析のようなものが出てくる・・・。
A 知事
分析が出てくるというのは・・・。
Q 新潟日報
例えばその若い人については、公聴会への参加が、これからどうなるか分かりませんけれども、現時点で少ないということについての評価であったり・・・。
A 知事
評価といいますか、私は逆に若い世代はどのような態度なのだろうというのは知りたいと思いますよね。
Q 新潟日報
そうすると、なかなか現状声が上がらないというのも一つの評価といいますか、受け止め・・・。
A 知事
評価といいますか、それがどうしてなのかが知りたいということです。それはもう、先ほどから何度も申し上げている通り、関心がないということなのか、意識はあっても忙しくて公聴会というものになかなか参加できないということなのか、あるいは人前で話すことに対する抵抗感が若い世代には強いのか、そういった要因を、調べようがないといえば調べようもないのですけれども、いろいろな人の推察を聞いてみたいなと思いますが、そうする中で、若い人たちが、再稼働問題にどのような気持ちでいるのかというところは推し量っていきたいとは思います。
Q 新潟日報
当日、ユーチューブでご覧になったということですけれども、今後も基本的に・・・。
A 知事
やはり便利ですよね。
Q 新潟日報
当日は基本的にユーチューブでご確認して・・・。
A 知事
それが一番時間を非常に効率的に使えるなと、改めて感じました。今までもオンラインの会議はコロナ以降、日常的になってきたと思いますけれども、私も国のいろいろな審議会の委員を引き受けていますけれども、オンラインで出ているものも、本当に増えていまして、そういった意味では非常に便利だというのが、改めて感じましたね。
Q 新潟日報
どこにいるのかはさておき、公述人の方も知事にご覧いただきたかったと、恐らく事前に知事が、見ていますよというメッセージをもし発信されていれば、そういった行き違いもなかったのかなとは思うのです。
A 知事
私がどこにいるかということは、それ程関心事だとも思わないですけれどもね。
Q 新潟日報
当日見ていますよという、メッセージが・・・。
A 知事
そのようなことは言うまでもないと思いましたけれども、言った方が良いのであればオンラインで見ていますよと・・・。
Q 朝日新聞
公聴会についてお尋ねします。公聴会に出られた公述人の一人からは、公述した意見について一つ一つについて、知事からコメントがほしいと仰っていた方もいるのですけれども、先ほど冒頭、いくつかはご紹介されましたけれども、公述人のご意見に対して一つ一つ・・・。
A 知事
いや、それは普通ないと思います。
Q 朝日新聞
それは、やはり知事が聞くということに主眼を置いているからという趣旨でしょうか。
A 知事
私が聞くというより、県民の皆さんが議論を深める材料でもあるので、多くの人が聞いていただければ・・・。
Q 朝日新聞
県民意識調査の件で、賛否の割合を出すようなものではなくて、多様な意見を、ということだと・・・。
A 知事
多様な意見ということでいいのでしょうけれども、何に問題意識が、この場でも何度も申し上げていると思いますけれど、どこに不安の部分があるのか、どこに期待しているものがあるのか、どこを注目しているのかなど、そういった分析的なことに力を入れたいのです。
Q 朝日新聞
例えば首長との対話でも、はっきり賛否を仰らない方も結構いらっしゃったかと思いますし・・・。
A 知事
多いと思います。
Q 朝日新聞
そうしますと、これらの材料でどうやって知事が最終的に判断をするのか、そのプロセスがちょっと見えにくいなという・・・。
A 知事
プロセスという意味は分かりませんけれども、最終的に私はリーダーとして責任を持って判断をしようと思っています。判断という意味は、国への要請に対して答えなければいけないと思っています。
Q 朝日新聞
手元にある材料の中には、あまりはっきりとした賛否が示されないものがいろいろ揃ってくるのだと・・・。
A 知事
もちろん、はっきりしたという意味は分かりませんけれども、濃淡などは感じられるものもあるかもしれません。
Q 朝日新聞
それらを濃淡の中で、知事がその中で・・・。
A 知事
濃淡の中でといいますか、例えば課題だと思っていることは、今回もそう思いましたけれども、正確に伝わっていないことも結構ありますよね。我々が行ったシミュレーションの中で、福島の事故の1万分の1だと、これは県議会でも誤解して仰った人がいましたけれども、正確には100分の1です。これは一つの例ですけれども、正確に伝わっていない、あるいは、そもそも伝わっていないというようなこともあるのかなと感じるところはありましたので、そういった正しい理解、正しい情報を得た上で、気持ちを固めていただきたいと思いますし、そういったことを私自身は見極めていきたいと思います。
Q 毎日新聞
公聴会のことで伺いたいのですが、知事はリアルでお話は聞いていたと仰いましたけれども、公述人の方から、知事のお顔が見えるような形で、オンラインで知事がお話を聞く機会というのは、今後あり得るのでしょうか。
A 知事
オンラインで私は聞いていきたいと思います。私の画面を出すというのはあるかもしれませんけれども。
Q 毎日新聞
恐らく、公述人の方や地域の会の皆さんは、知事のお顔が見える形で出席してほしかったと・・・。
A 知事
そのようなことを仰る人はどれほどいるのか、私は分かりませんけれども、それほど私の顔を見たいのでしょうか。
Q 毎日新聞
知事が多様な意見を把握したいということで、公述人の方たちが参加して、お話されてるわけですから、知事にお話をしているという形を・・・。
A 知事
私にというよりも、県民に向かって仰っているのだと思いますよ。多くの人たちはそれを聞くことで、この議論が深まるのだと私は思っています。
Q 毎日新聞
今後そういった機会というのは、今のところ考えて・・・。
A 知事
画面を出した方がいいという声があれば、また考えますけれどね。
Q 毎日新聞
リアルの画面をですか。
A 知事
そうです。
Q 毎日新聞
参議院選挙のことで伺いたいのですけれども、参議院選挙の結果というのが、知事の再稼働のことについて、左右されるということはあるのでしょうか。
A 知事
それはあまり考えにくいですけれども。
Q 毎日新聞
分かりました。ありがとうございます。
A 知事
政権が本当に変わったら、違う何か国の方針になることもあるのかもしれません。そうなれば影響があるかもしれません。
Q UX
意識調査の件で、お伺いしたいのですけれども、どこに不安があるのかを知りたいというお話がありましたけれども・・・。
A 知事
不安や期待など、考えのもう少し、ディテールですよね。
Q UX
数が膨大といいますか、その意識調査の中で、設問の立て方といいますか、その辺りはどのような方法で・・・。
A 知事
これから今、そういった調査会社を選んだ上で、ノウハウを生かしながら、設問を事務的につくっていくと思います。
Q UX
成果を確認されるときは、その意見に対して、何%ありましたなど、そういった・・・。
A 知事
どのような声が出たのかということですよね。
Q UX
もう一点、先ほど正確に伝わっていないというお話がありましたけれども・・・。
A 知事
正確に伝わっていないものもある。
Q UX
それに関しては、そこを解消していく・・・。
A 知事
これまでも、県はいろいろな形で、県民にお伝えするようにしてきたつもりではありますけれども、まだまだ足りないということなのかもしれませんので、引き続き、いろいろな手法で、伝わるように努力していきたいと思います。
Q 新潟日報
参議院選挙が、始まっていますけれども、知事として何か注目しているような争点など・・・。
A 知事
私個人としては、特別なものはありませんけれども、全般的に、もちろん国政のいろいろな重要課題、最近の米、農業問題なども含めて、一般の人と同様に関心を持って見ています。
Q 新潟日報
一番は、やはり物価高が今、争点になっておりますけれども、給付か減税かなど、その辺りの議論というのを、どの辺りを注目されて、どのように注目・・・。
A 知事
先ほど申し上げたように、この問題などというのは特にありませんけれども・・・。
Q 新潟日報
では、一般の皆さんと同じように・・・。
A 知事
同じように、国政全般の課題について、どのようなことを仰るのだろうかということは、関心を持って見ていきたいと思います。いろいろな各党の公約も時々目にはしているのですけれども、抽象的なのはどうしても仕方がないと思うのですけれども、そこまで詰めて書ききれないですし、そういったための資料でもないでしょうから、仕方がないと思います。正直な話、表面上の言葉だけを追いかけても、分からないことが多いですよね。雰囲気は何となく、理解するようにしているつもりです。
Q 新潟日報
特に、こことかというものはない・・・。
A 知事
正直ありません。特にこの問題などというものはありません。
Q 新潟日報
初日とこの前の土曜日(7月5日)に中村真衣さんの方の応援に入っていらっしゃったと思うのですが・・・。
A 知事
はい。ご依頼がありまして。
Q 新潟日報
要請は、中村さんの方からのみ、今のところは・・・。
A 知事
はい。基本的には、要請に応えてお邪魔しています。
Q 新潟日報
他の方からは、今のところ要請は・・・。
A 知事
ありません。
Q 新潟日報
分かりました。今後も中村さんの応援に入る予定は・・・。
A 知事
今はありません。
(第10回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい2025in新潟)について)
Q 日刊工業新聞社
ぼうさいこくたいの件でお伺いしたいのですが、新潟では初開催で、過去最大規模になる出展が見込まれるということですが・・・。
A 知事
今のところ、そうですね。
Q 日刊工業新聞
県内外で、初めて訪れる方もいると思うのですけれども、そういった方にどのような点に注目してほしいかということと、もう一つ、この開催を通じて、県民の防災への意識や、防災産業と言われる、防災にまつわる産業についてどのような影響が与えられていくことを期待している・・・。
A 知事
防災産業というのは、多分、新潟県が最初に言い出していまして・・・。
Q 日刊工業新聞
一般的にも少し出てきて・・・。
A 知事
大分、人口にかいしゃしてきたと思います。私が最初の就任した、平成30年に防災産業ということを実は申し上げていまして、新潟には防災産業の下地があると、関連する産業が集積して、特に中越地域にありますということを申し上げて、防災産業のプラットフォームを立ち上げているのですけれども、防災にそのような言葉は恐らくなかったのか、あったのか、私は知らなかっただけのことかもしれませんけれども、防災産業という言葉は随分定着してきたと私も思っていますけれども、いずれにせよ、そういった防災に関連する産業、あるいは商品、サービスがいろいろあるということを、ぜひ多くの人に知ってもらいたい。それは、県民の一人一人の防災意識を高めるということにもつながると思っていますし、そういった商品やサービスだけではなくて、やはり過去の災害から得た教訓や、知見というものを知ってもらうことで、一人一人の防災意識が高まるということを期待したいと思います。
Q 読売新聞
トランプ関税についてお伺いします。アメリカ政権が8月1日から25%に引き上げるという話がありますけれども、これに関して、知事の受け止めはいかがですか。
A 知事
いきなり私の受け止めと言われても、正直、交渉中なところで、交渉している中で、最初に仕掛けてきたのは、アメリカであって、その交渉している中で、さらに、一方的な通告をしてくるというのは、非常に、私は交渉当事者ではないので、何とも言いがたいのですけれども、総理も遺憾と言ったと思いますけれども、大変遺憾ですよねという思いは理解します。いずれにせよ、国は国益を第一に交渉してきていただいていると思いますので、引き続き、粘り強く交渉してもらいたいと思いますね。
Q 読売新聞
新潟県内にも影響を受ける企業であったり、地場産業が多くあると思うのですけれども、その辺りの影響については・・・。
A 知事
県はこれまで2回ほど調査をしています。3回目でしたでしょうか、調査を準備していると思いますけれども、直ちに足元の影響が出ているというのは少ないのです。今後が心配だという声が、確かに企業の中には多いと承知しています。既に、県としてとり得る融資制度や相談窓口などを、パッケージという形で、先般お示しをしていますけれども、今後の状況を注視しながら、追加的にとるべき政策、事業があれば、県としてやれるものは、最大限対応していきたいと思います。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
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