ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 県政情報 > 県の広報・広聴・県報 > 令和6年7月17日 新潟県知事 定例記者会見

本文

令和6年7月17日 新潟県知事 定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0679428 更新日:2024年7月18日更新

(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>

 

1 日時 令和6年7月17日(水曜日)​ 14時31分~15時00分

 

2 場所 記者会見室

 

3 質疑項目(14時31分~15時00分​

・新潟水俣病について

・JA新潟県厚生連の経営改革について

・新副知事の就任について

・「佐渡島の金山」の世界遺産登録について

・柏崎刈羽原発について

・兵庫県知事について

・東京都知事選挙について

 

質疑

(新潟水俣病について)

 

Q 代表幹事(朝日新聞)

 本日(7月17日)午前中に始まりました伊藤信太郎環境大臣と新潟水俣病被害者らとの懇談に関連して伺います。被害者らは高齢化が進んでいます。一日も早い全被害者らの救済と問題解決を国・環境省に訴えています。県として被害者救済のために、これまで以上にどのような取り組みをするべきだと考えていますか。併せて、今月(7月)12日に被害者らと面会した際に、被害者から要望された5つの項目について、どのように対応するか、そのお考えもお聞かせください。

 

A 知事

 今日午前中、私も同席していましたけれども、被害に遭われた方々の日常生活の本当のご苦労や、あるいはいわれなき差別や偏見を受けてきた苦しみ、そうしたことを率直にお話を聞かせていただきました。12日にもお会いをして、話は伺っていましたけれども、要望いただいた5項目については、しっかりと受け止めて、可能なものは対応を進めていきたいと思います。そして、国には、終局的な解決に向けた抜本的な救済制度の見直しを要望してきていますけれども、これまで以上に働きかけをしていきたいと思います。

 

Q 代表幹事(朝日新聞)

 今仰った5項目のうち、可能なものからということなのですけれども、現時点でこれは可能ではないかと思われるものはございますか。

 

A 知事

 少し検討してくださいなど、そういったものもありますので、検討することができるものは検討していきたいと思います。大臣の出席、例えば式典への出席など、こうしたことは既にこれまでも県も働きかけてきたことでありますので、それは引き続きやっていこうと思います。

 

Q 共同通信

 来年で(新潟水俣病の)公式確認が60年ということで、今年は59年で5月31日に集いが開かれましたけれども、来年も県として同じような集いを開催する予定があるのかどうか教えていただきたい。

 

A 知事

 それは何らかの式典を考えていきたいと思います。

 

Q 共同通信

 やはり引き続き、環境省、大臣の出席を・・・。

 

A 知事

 それは今年もそうでした。去年もお願いをしていましたが、残念ながら国会会期中なので、5月31日、なかなか大臣も動きにくいということ、今日の朝の懇談のときにもそこは仰っていました。

 

Q 共同通信

 来年も同じような会期中だと思うのですけれど、なかなか調整が難しいと思うのですけれど・・・

 

A 知事

 ご本人も出席される意欲はあるのだけれども、そこはその時の調整次第という言い方をされていました。

 

(JA新潟県厚生連の経営改革について)

 

Q 新潟日報

 厚生連の病院の問題についてお伺いします。JA新潟厚生連が、先週(7月10日)、病院の経営危機について公表しました。今のままでは、今年度に60億円の赤字になる可能性があり、来年度にはその運転資金が枯渇する可能性がある、病院事業の運営に支障が出かねないというようなことを公にしました。厚生連は民間ではありますが、公的病院群として地域医療を支える病院でもあると思います。知事の厚生連の現状の受け止めをお伺いできますでしょうか。

 

A 知事

 県の病院局と並んで新潟県内に多くの病院を抱える重要な厚生連ですけれども、その経営状況が厳しいというのは、昨年度の決算(での純損失)は36億円ぐらいになるという、厳しい環境にあること自体は承知していました。県の病院局も同様ですけれども、持続可能な医療提供体制をつくっていく中にあって、それぞれの病院が健全な経営を行っていなければならないのは当然で、そのために事業主体として、できることは何でもやっていこうという、経営の改革を進められると伺っていますし、県としてできることは応援していきたいと思います。ただ、事業主体を超えて、結局、圏域ごとに、医療圏ごとに最適な医療提供体制をつくっていく、その見直しは地域全体でやっていかなければいけないことで、医療構想調整会議の中で、役割分担と連携の調整を急いでいく、再編を早急に進めていくということだと思っています。そこは繰り返しですけれど、県の病院局と2大ネットワークですので、相互に関連することも多いと思います。しかし、それは医療圏域ごとに調整を進めていきたいと思います。

 

Q 新潟日報

 厚生連の方は、経営危機を公表した同じタイミングで経営改革方針というようなものも出していて、その中に病院経営の見直しなどに加えて、行政にさらなる財政支援を求める、市町村や県などを念頭に、そういった文言も盛り込む経営改革の方針を出しているのですけれども、県として、財政支援を行うという考えは・・・。

 

A 知事

 まずはお話を伺ってみないと。具体的にどこをどういう形で県として応援できるか、それはこれからだと思います。

 

Q 新潟日報

 その厚生連の公表を受けて、厚生連病院がその地域の中心的な病院になっている糸魚川市長を会長とされる地域医療連携推進協議会がコメントを出しました。改めて県に「覚悟を持った相応の支援を強く求める」というような文言を使っていまして、その6市としても県のさらなる支援という形を求めるというような中身になっていますけれども、この辺りについては・・・。

 

A 知事

 これからよくお話を伺って、様々議論をしながら検討していくことになると思います。

 

Q 新潟日報

 知事も今仰いましたけれども、県立病院と並んで、厚生連は県内の地域医療の2大ネットワークの病院群だと思うのですけれども、県立病院も同じような赤字構造で、今改革が求められている中で厚生連も同じような状況に陥っているということで、そもそも根源的な問題というのは・・・。

 

A 知事

 人口減少、高齢化が進む中で医療需要も変化してきているのです。そもそも、医療需要自体がしぼんでいる部分がありますし、どのような病院が求められているかというニーズについても変わってきているという中にあって、厚生連、病院局に限らず、それぞれの病院、例えば電気代や、資材価格が非常に上がってきている、物価高の影響も受けている、当然人件費も上がっている。そうした様々な経営にご苦労がある状況は、全ての病院に押しなべてあるのだろうと思います。診療報酬で本来適正に対応していくべき部分があるのだと思いますけれども、それが十分に対応できていないというところもあるのかもしれません。診療報酬の改定はこの6月からですので、それがどういう形でこれから経営に反映されてくるかは、もう少し見てみないと分からないところはありますけれども、いずれにしても、多くの病院がそうした全体としての医療需要の変化に、厳しい環境に置かれているというのはあるのだと思います。

 

Q 新潟日報

 先ほどニーズに合った再編という話もありましたけれども、県央などの例も見ても、なかなか再編には時間がかかるのかと思うのですけれども、県立病院も厚生連、来年度にもキャッシュがなくなるという状況で、その緊急的な対処療法のようなものをまずやる必要があると思うのですけれども、再編以外の面で対処療法として、厚生連に求めることといいますか・・・。

 

A 知事

 足元での経営改革、経営改善、経営努力は、それぞれ必要だと思います。その上で、中長期的な、あるいはもう少し短期、中長期というと何年をイメージするか分かりませんけれども、できるだけその地域単位での最適な医療提供体制づくりというものは、スピード感を持って進めないといけないと思います。 

 

Q 新潟日報

 5月に県立病院の危機的な状況が明らかになって、立て続けに厚生連の方でも経営危機ということで公表されていますけれども、これを受けてやはり県民の皆さんは少し心配に思われているのではないかと思うのですが、改めて県のトップとしまして、利用に不安を感じている県民に何かメッセージがありましたら・・・。

 

A 知事

 医療を取り巻く環境は、今お話したように大きくやはり変わってきているのは事実で、繰り返しですけれど、人口減少、それから高齢化という中で、医療の総量も、そしてまたどのような分野が減るのか増えるのかなど、そうした医療環境の変化は、現に、今、起きていることでありまして、そこは県民の皆さんにも認識してもらいたいと思います。その上で、各病院それぞれ、いろいろな経営努力をこれまでもされてきていますし、これからもしていただく中で、県民がどこの地域に住んでいても安心して質の高い医療を受けられる医療の提供体制を、県としてはしっかりつくっていくということを、県民の皆さんにはお伝えしたいところです。医療関係者、地域医療構想調整会議という枠組みがありまして、そこで例えば上越圏域でも、今、再編の議論が進められていますし、それぞれの圏域でいろいろな議論が進行していますので、スピード感を持って調整協議を進める中で、繰り返しですけれど、持続可能な医療提供体制をしっかりつくり上げていきたいと思います。

 

Q 新潟日報

 なかなか単体の経営主体だけではどうにもならない問題でもあると伺いますし、今、知事が仰ったように、医療圏ごとに再編の議論、スピード感を持って・・・。

 

A 知事

 最適な医療提供体制をつくるということですね。

 

Q 新潟日報

 そこで例えば加速させるために県として何か新たなアクションを起こすというようなお考えはありますでしょうか。

 

A 知事

 今、地域医療構想調整会議がしっかり機能していますので、調整、協議をさらに加速するということだと思います。

 

Q 新潟日報

 今ある枠組みの中で・・・

 

A 知事

 また何か別な枠組みを用意する、議論の場が必要とは今、思っていないです。

 

Q 新潟日報

 今回、県立病院の話が出ていると思いますけれども、今月(7月)になってこういった形で厚生連から発表あったわけですけれど、そのタイミングと額については、想定内という感じですか。それともやや唐突・・・。

 

A 知事

 先日の決算数字(の発表)も初めてでしたでしょうか。事前に出ていませんでしたか。

 

Q 新潟日報

 大体このくらいになりそうだというものも含めて・・・。

 

A 知事

 決算は年度末で締めて、一定の準備、時間を要したのでしょう。今年度の事業計画を作られる中で、今年度の見込みが出たのでしょうか。いずれにしましても、決算(での純損失)が36億円くらいの赤字でしょうか、それは私も聞いていましたので、このタイミングというのは、数字がまとまったということで、特段の意味があるわけではないと思います。

 

Q 新潟日報

 来年度の見込みという、額の大きさについては・・・。

 

A 知事

 額の大きさが多いか少ないかなど、そういったことは言いようがないのですけれども、大変厳しい環境にあるというのは実感します。

 

Q 新潟日報

 県民がどこにいても同じような医療サービスを受けられるということですけれども、その上で再編ということにいろいろな捉え方があると思うのですけれど、例えばできることなら箱があった形の場合もあれば、そうではなくて、機能というところに着目してやる場合もあると思うのですけれど、もう一ついえば、そういったことを維持するには自助努力ももちろん大事だと思うのですけれど、プラスして、元々へき地での医療というのは限界があるかと思うので、それ以外に関しては、自助努力で成し遂げられないものに関しては・・・。

 

A 知事

 いわゆる政策医療と言われる分野、へき地医療や、小児、周産期、精神もそうでしょうか、そうしたなかなか採算に合わない、しかし、公益的、公共的にはその医療は維持されなければならないといった、政策医療については、県は厚生連の病院についても、もちろん病院局に対しても、その他の病院についても同様に支援してきています。それは変わっておらず、国の支援もあります。あとはそれが十分なのかという議論は当然これからも今後もあり得るとは思いますが、一般的な経営支援金のようなものはないです。それぞれの病院の自助努力は当然お願いをしなければいけないところでありますが、先ほど人口減少、高齢化が進む中で、やはり過剰になっている部分は、その圏域で見たときにあるとすれば、それは再編が必要です。最適な形での機能分担と役割分担が必要なのだろうと思います。

 

(新副知事の就任について)

 

Q 新潟日報

 本日、橋本副知事に代わって、鈴木副知事が着任されまして、知事、辞令交付されたと思うのですけれども、辞令交付の後、知事と鈴木副知事と2人で少しお話しされたと思うのですけれども、どのようなお話をされたのでしょうか。

 

A 知事

 これからよろしくという程度で、担務となる交通政策や、農林、農地、あるいは観光文化スポーツ、それぞれ大きな課題がありますので、しっかり取り組んでもらいたいということをお話しました。

 

Q 新潟日報

 これまでの鈴木副知事の経験を生かして、どのような分野に特に注力していっていただきたいということは・・・。

 

A 知事

 今言った担当となる部局の懸案が明確にありますので、それにしっかり対応してもらいたいというのが、まずはお願いであります。ご本人の経歴など、少し私もよく承知してない部分がありますので、これはおいおい、話を伺いながらさらに活躍していただきたい分野や事柄をまた話し合っていきたいと思います。

 

(「佐渡島の金山」の世界遺産登録について)

 

Q TeNY

 来週、いよいよ世界遺産委員会が始まるわけですけれども、改めて、いよいよ迫ってきているというところで知事の所感をお伺いします。

 

A 知事

 所感というは特にないのですが、今、イコモスの指摘に沿う形で対応を進めていますし、国、市と最後の最後まで努力を続けたいと思っています。

 

Q TeNY

 知事は現地に行かれるのですか。

 

A 知事

 そこはまだ確定していません。

 

Q TeNY

 (イコモスの)勧告については、対応に向けて・・・。

 

A 知事

 どんどん進めています。報道がなされている部分がありますが、例えば、佐渡市の景観審議会も開催されて、緩衝地帯を広げるという話については、告示もされていると思います。

 

Q TeNY

 配慮が求められている追加的勧告、特に全体の歴史についてはどんな対応を・・・。

 

A 知事

 そちらも検討を進めています。

 

Q TeNY

 主に外交の話で国の・・・。

 

A 知事

 外交関係の部分は国において、既に丁寧に作業が進められていると思っています。

 

Q TeNY

 県としてどのように見守っていきたい・・・。

 

A 知事

 見守るしかないです。県が直接、例えばそういった海外の国との交渉の当事者にはならないので、見守るしかないですね。

 

Q TeNY

 どういった形になれば良いなど・・・。

 

A 知事

 全ての委員国に理解をいただくということだと思います。イコモスにも世界遺産としての価値については認めていただいてますので、あとはそうした追加的な求められている情報にどう対応するかということだと思ってます。それがスピーディーに対応されているということを委員国に理解していただいて、賛同を得るということだと思っています。

 

(柏崎刈羽原発について)

 

Q 新潟日報

 柏崎刈羽原発に関する国の説明会についてお聞きします。昨日(7月16日)、議会最終日で、知事もコメントをしていらっしゃいましたけれども、改めまして、国が前面に立って説明ということを要望の中でも求めていらっしゃったかと思うのですけれども、15日の説明会の内容について、どういったことを改めて期待していらっしゃる・・・。

 

A 知事

 詳しいやりとりは何も報告を受けていませんけれど、始まったばかりで、5回か6回繰り返されていくと思いますので、県民の皆さんにぜひ関心を持って参加していただきたいと思いますし、そういった情報を国から直接得る中で、この柏崎刈羽原発にどう向き合うかというところについての県民の意思が、だんだん固まっていくのだろうと思っています。

 

Q 新潟日報

 今のお答えと少し重なるところがあるかもしれないのですけども、15日の会場の方から、国の説明や、東京電力に対して、厳しい声が上がってきたなと思うのですけれども、新潟県としてはこの説明会で、知事が仰ったこの再稼働の是非の議論に対して、どのように反映していく・・・。

 

A 知事

 それがまさに議論ですよね。再稼働に関する議論が進んでいるということだと思います。

 

Q 新潟日報

 進んでいくことを期待していると・・・。

 

A 知事

 もちろんです。県民がどのように受け止めるか、私は見極めると申し上げています。

 

Q 新潟日報

 国が主体の説明会でありますけども、知事ご自身が会場に足を運ぶという・・・。

 

A 知事

 今は予定していないです。

 

Q 新潟日報

 原発の国による県民説明会なのですけれど、今回、回数自体は限られている。1か月くらい、8月いっぱいでやると思うのですけども、今回それで終わりで良いのか、それとも・・・。

 

A 知事

 6回もやるという、それなりに国も努力していただいていると思いますが、それは引き続き、今度どういうやり方がいいかは別にしても、国としては当然、県民に理解を求める努力をしてもらいたいと思います。

 

Q 新潟日報

 それは別の形も含めて・・・。

 

A 知事

 どういうやり方がいいのかは常に研究した方が良いと思います。結局、特定の人しか関心を持ってもらえないというのでは困ると思うのです。

 

Q 新潟日報

 その県民の気持ちが固まるというのは、なかなか説明会を6回しただけでは、あまり固まらない・・・。

 

A 知事

 この6回だけの議論ではないと思います。これまでも県もやってきていますし、様々積み重ねているものが、またここで積み重なるということだと思います。その先も積み重なっていくでしょう。

 

Q 新潟日報

 国の説明の仕方というのは、県民説明会以外何かあるのか・・・。

 

A 知事

 いえ、今は何かこうしてというのはないです。

 

Q 新潟日報

 これで、その要望した部分が、叶えられた・・・。

 

A 知事

 叶えられたといいますか、県民の気持ちがどう受け止めていくかというところを、私は見極めると言っているわけです。

 

Q 新潟日報

 そういう意味だと、この間の説明会ですが、不安の声が多かったようですけども、その辺りも県としてもそういう風に受け止めるということに・・・。

 

A 知事

 私も詳しくやりとりというのは報告を受けていませんけれども、これから5回、6回とやる中で、どのような声が出てくるのか確認していきたいと思います。

 

(兵庫県知事について)

 

Q 新潟日報

 他県の話で少し恐縮なのですけれど、兵庫県の知事がパワハラ疑惑ということで、結構大きな混乱を生じているのですが、斎藤知事は昨年といいますか、佐渡に勤務経験があるということで、昨年新潟県と兵庫県の連携を強化するということで、佐渡市で、花角知事も参加されて、連携強化会議が行われたばかりです。関わりの深い知事だと思うのですけれども・・・。

 

A 知事

 ご縁があるのは事実ですけれども、ただ今回の事案について、私は事実関係を承知していませんし、特にコメントすることはないです。

 

Q 新潟日報

 兵庫県と新潟県の連携会議の中では、大阪万博の展示を決めてらっしゃったので、今回のこの混乱で何か変更など・・・。

 

A 知事

 特に今何か変更ということはないです。一緒に持続可能な農業など、そうしたものをテーマに一緒にやりたいと。そのベースには、コウノトリの野生復帰に成功した、かたや、トキの野生復帰に成功している、両県が持っているそうしたノウハウを生かして、交流をしていきたい、特にこどもたちの交流を進めようという話をしたところです。それに関わってくるのですけれど、特に持続可能な農業というところに、兵庫県は強い意識を持っていて、万博の「いのち輝く(未来社会のデザイン)」というテーマにも通ずるものがあるので、何か両県でやりたいという話は、それは引き続いているところです。

 

Q 新潟日報

 昨年の連携会議では次は兵庫側で同じ会議をというようなお話も・・・。

 

A 知事

 今度は私がコウノトリの豊岡にお邪魔する予定にしています。

 

Q 新潟日報

 そういう予定になっている・・・。

 

A 知事

 はい。

 

(東京都知事選挙について)

 

Q 毎日新聞

 東京都知事選で小池都政の継続が決まりましたけれども、この選挙結果について感想があれば・・・。

 

A 知事

 感想はないです。

 

Q 毎日新聞

 一極集中と常々知事が仰っている、東京一極集中の当事者である都政について、改めて求めることなどがあればお願いします。

 

A 知事

 例えば、個別に今、東京都とは米粉の普及に一生懸命取り組みましょう、お互いの農林水産品のプロモーションを協力してやりましょうなど、そういった個別の協定を結んでいますので、しっかり実績を出していきたいというのはあります。

 

Q 毎日新聞

 知事会見で、なかなかローカルの選挙はローカルの話題が中心になるというふうに常々仰っていて・・・。

 

A 知事

 それは原発の関連でご質問いただいた時にお答えしたのではないでしょうか。

 

Q 毎日新聞

 特に、この東京一極集中の当事者である東京都知事選で、なかなか難しいとは思いますが、一極集中の是正については、ほとんど議論にならなかった。

 

A 知事

 東京都民がそういう議論はなかなかされないでしょうね。​

 

 

※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ