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令和3年7月28日 新潟県知事 定例記者会見
(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>
1 日時 令和3年7月28日(水曜日) 10時00分~10時30分
2 場所 記者会見室
3 知事発表項目(10時00分~10時07分)
・新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況からの注意点等について
4 質疑項目(10時07分~10時30分)
・新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況からの注意点等について
・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要喚起策の対応について
・にいがた安心なお店応援プロジェクト(新型コロナウイルス感染防止対策認証制度)について
知事発表
(新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況からの注意点等について)
お手元にコロナウイルスの最近の感染状況について、資料があろうかと思いますが、まず少し事実関係を(説明します)。3ページ目以降に少しデータがありますので確認していただきたいのですが、3ページ目は(7月)16日に「警報」を発令した以降も、残念ながら新規感染者は増加し続けているという状況であります。そして4ページ目、もう報道もされていますが、改めて確認していただきたいのですが、特に最近は圧倒的に若い方が感染しています。この1月、5月、そして直近の7月12日から25日までの14日間で見てみますと、30歳代までの方で7割を占めています。30歳代までのところでちょうど7割ということでありまして、一方、60歳代、70歳代以上になりますと5%、6%。おそらく65歳以上ですと5%を切るというような状況になっております。ワクチンの効果が出ているのだろうと思っています。そして次の5ページ目、県内はやはり全ての地域から(感染が)発生しています。県内、幅広く発生しているということで、特に大きなクラスターが発生した長岡、南魚沼、佐渡が多いのですが、圧倒的に新潟市(が多い)ということも、このグラフでお分かりいただけるかと思います。(6ページの)ワクチンの接種の実績等は見ていただければ分かるのですが、高齢者の接種はほぼ終わりましたので、これからは64歳以下の若い人達まで含めて、どう早く進めていくかという状況であります。7ページ、8ページまで含めて、新潟県はかなり接種が早く進んだ方だというところまでご覧いただきたいと思います。追加でスクリーニング検査の結果の紙(報道資料)がお手元にあるかと思いますが、L452Rの変異をスクリーニング検査していますけれども、直近の1週間では、これは事実上デルタ株ということになると思いますけれども42%まで来ています。東京等では既に6割以上という報道もありますので、新潟ももう4割ぐらいまできたというところであります。非常に警戒すべき状況というのが、お分かりいただけるかと思います。最後に、人流のデータも1枚お配りしてあるかと思います。新潟駅周辺の人流、夜の9時から翌5時で押さえたものですけれども、オレンジ色が県内者、グレーが県外者でありますけれども、「注意報」が出ていた7月の前半と、それからこの4連休も含んだ直近の1週間をご覧いただきたいのですが、オレンジ色は若干減っているかなという感じぐらいです。(新潟)駅周辺にもマンション等にお住まいの方がおいでなので、劇的に変化しないとは思うのですけれども、全体を見ていただくと多少減ったかなぐらいの感じですが、それを上回って県外者が非常に多くなっていると。これは4連休がありましたので、多くの方が新潟に入っているということの証しであると思っています。以上のデータを背景にしまして、県民の皆さんへの呼びかけということで1ページ目ですが、改めて県外往来の方と飲食の機会を持つことで、そこが感染の起点になっているというケースが見られます。新潟県に帰省、あるいは来県される方はおいでになる前も、やはりしっかり準備と言いますか、感染しないような対応をしてもらいたいということ。そして、おいでになってからも、普段顔を合わせない方との飲み会は極力控えていただきたいと。仮に飲み会をなさったとしても、その後の健康状態をしっかり観察していただいて、異変を感じたらすぐに受診・検査に移っていただきたいというお願いであります。それから、デルタ株が増えているということもあってお子さんの発熱が増えています。18歳以下の方でも発熱する事例が増えています。お子さんの発熱も気をつけていただきたいというお願いであります。それから2ページ目はワクチン接種についてのお願いで、これはもう何度か呼びかけておりますけれども、ワクチンには感染の予防、発症の予防、重症化の予防の3つの効果が期待できます。ぜひワクチン接種の有効性、重要性をご理解いただいて、接種をしていただけるようお願いしたいと思っています。それから基礎疾患というところで、特に糖尿病の疾患をお持ちの方、あるいはBMIが30を超えるような方は重症化のリスクが高いとされていますので、接種を積極的に考えていただきたいと思っております。私の方からは以上です。
・新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況からの注意点等について [PDFファイル/1.34MB]
質疑
(新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況からの注意点等について)
Q 代表幹事(時事通信)
県内では連日2ケタの新型コロナウイルス感染者が発表されるなど、感染拡大が続いています。特に若い世代での感染確認が増えています。現状の感染状況の認識や県として検討している対応、対策についてお伺いいたします。また、県民への呼びかけがありましたらお願いいたします。
A 知事
ちょうど今、ご説明したものと重なりますけれども、ご指摘のように若い世代での感染が非常に増えております。先ほど申し上げた、県外から来た方などとの飲み会ということについては十分注意してもらいたいということを改めてお願いしたいと思います。そしてまた、この記者会見の場でもご指摘いただいたこともありますが、こうした若い世代は既存のメディアをあまり利用されていないような方が多いということもあって、こうした20代の方々に、ワクチンの正しい情報ですとか、あるいは最近の感染の状況、それを踏まえてのお願いしたいことをどう届けるか、伝えるかというところはずっと問題意識を持っているところであります。SNSのフル活用ですとかやれることは最大限やっていきたいと思っておりますし、また報道機関の皆さまにもご協力をお願いしたいと思っております。
Q 新潟日報
関連で聞きたいのですけれども、後ろの方(警報発令に伴う県民への呼びかけ)にも(「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」適用都道府県との)往来は慎重にとあるのですけれども、こちらの呼びかけを強める考えは、東京の(感染者が)過去最大の数字が出たということもありますし、どのように検討されていますでしょうか。
A 知事
これ(警報発令に伴う県民への呼びかけ)は一般論で書いてあって、これはこれで繰り返しお願いしたい部分でありますが、今日お配りした資料の1ページ目、2ページ目がそうなのですけれども、特に1ページ目は最近の感染状況、直近の事例からこの場面がリスクが高いのだというのを特に抜き出して、具体的事例として今日、皆さんにお話させていただいたところです。より具体的に伝わりやすくなるという意味では、行動を自制していただくきっかけにしていただきたいという思いで、資料の1ページ目では付け加えております。特にお子さんの発熱、これも十分注意してくださいということも強調したいところであります。
Q NHK
東京で昨日、感染者が(約)2800人で過去最多ということで、首都圏の方の感染状況が、県内にも影響が今まであったと思うのですけれども、この首都圏、東京の状況と県内への影響をどう見ていらっしゃるか改めてお伺いできますか。
A 知事
まさに県外、特に首都圏の感染が急拡大している中で、県外、特に首都圏等に往来をした、そこからおいでになった方、あるいはご自身が仕事等で行かれて、お戻りになって飲食をしたところを起点として広がっているという事例があります。それから、やはり首都圏との1番のゲートウェイになっている高速道路のサービスエリアとか道の駅、上越の道の駅などで感染者が出てきています。やはり首都圏から持ち込まれる割合は、非常に高くなっているのではないかと感じています。
Q NHK
日々の(部局)レク(説明)では、担当課の方でも第5波の入口に入っているというようなご発言もあったのですけれども、知事としてその辺の危機感は・・・。
A 知事
それはその通りだと思います。先ほどの資料の3ページ目を見ていただければお分かりになりますけれども、明らかにまた6月の半ばぐらいを底に上がり始めていますよね。
Q NHK
第5波の入口という認識は一緒・・・。
A 知事
そうですね。もう階段を登っていると思いますけれども、どこまでこの山を低くできるかということだと思っています。
Q NHK
こういう状況を受けて対策本部会議(新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議)を開催するかどうかというのは・・・。
A 知事
ちょうど前回から2週間が間もなく経ちますので、今調整を進めております。
Q NHK
時期はいつぐらいというのは・・・。
A 知事
基本的には2週間単位でやってきていますので、調整できれば今週末にでもと思っています。
Q 代表幹事(時事通信)
以前、新潟市や長岡市で感染拡大が続いた時は飲食店への営業時間短縮の要請といった強い措置に踏み切りました。現状、同様の措置を検討している地域はありますでしょうか。
A 知事
これは、非常に今警戒感を持って状況を注視しています。ただ、従来の「特別警報」を出す基準の人口10万人あたり(新規感染者数が)10人を超えてきて、かつ感染経路不明(割合が)30%以上という基準には、今のところ該当する地域がございません。しかし、申し上げたように非常に警戒感を持って見ているところであります。
(新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要喚起策の対応について)
Q 新潟日報
コロナウイルス関連で質問したいのですけれども、需要喚起策として使っ得キャンペーン(使っ得!にいがた県民割キャンペーン)だとかGo To Eatのチケット(新潟県Go To Eatキャンペーン食事券)、これも感染状況によっては中止を検討するような話は最初からあったと思うのですけれども、現状としてはまだ様子を見る段階でしょうか。
A 知事
今、専門家の皆さんのご意見も集めておりまして、一方で使用の状況等も情報を集めておりまして、突き合わせをしながら考えていきたいと思います。
Q 新潟日報
ワクチンに関してお聞きしたいのですけれども、今回配られた資料にもワクチンの高齢者の接種率が出ていましたけれども、間もなく当初目標としていた7月末の期限になるのですけれども、2回目(の接種を終えた高齢者)は68%ぐらいの数字が出ていたのですけれども、これは基本的に希望する方はほぼ・・・。
A 知事
ほぼ終わったと思います。
Q 新潟日報
当初の目標としては・・・。
A 知事
達成できたのではないかと思います。
Q 日本経済新聞
各都道府県のワクチン接種率を見ますと、新潟県では65歳以上が全国で8番目なのですが、64歳以下が17番目で、結果的に全人口で見たときには13番目ということになっています。高齢者についてはすごく早い方だと思うのですけれども、それに比べるとまだまだこれから若い世代(の接種率)を増やしていく余地があると思うのですけれど、その辺についてのお考えと、大規模接種が新潟空港でも始まりますし、アルビレックス新潟と一緒にやったりですとか、若者を含めた呼びかけやご説明をお願いします。
A 知事
ワクチンの効果については、先ほどご説明した資料にもございましたけれども、非常に大きなものがあると思っておりまして、できるだけ多くの方に接種していただきたいというのがお願いです。その上で、若い人の中にいろいろなSNS上のデマと言いますか、そうしたものに惑わされて(ワクチン接種を)拒否するようなことがないように、正しい知識をきちんと理解してもらいたいと思っております。その上で、接種していただけるようにお願いしたいという思いでおります。そのためにどのように呼びかけていくかというのは、先ほど行動を自制していただきたいということのお願いと合わせて、どうやって若い人たちに届けていくかということですね。その工夫は引き続きやっていきたいと思っております。今、正確な情報を県で集めていますけれども、一部の市町村からはどうも64歳以下の若い人の予約が低調だという声も聞こえてきますので、市町村ともしっかり連携をして若い人たちに早く接種をしていただけるような環境づくりを進めていきたいと思っています。
Q 日本経済新聞
環境づくりの中には、今後さらなる大規模接種の・・・。
A 知事
そうですね。ただ、国が用意したモデルナ製の分は、少なくとも職域接種と都道府県の大規模接種で(予約が)埋まって、さらにそれを超えている状態ということですので、これ以上増やすのはなかなか難しいと思います。ただ新潟県は、かなり大規模接種を全国的に見ればやっている方だと思いますので、確実に大規模接種を受けていただけるように、来ていただけるように働きかけをしていくということが重要なのかなと思っています。
(にいがた安心なお店応援プロジェクト(新型コロナウイルス感染防止対策認証制度)について)
Q 新潟日報
以前にもお伺いしたのですけれども、新型コロナウイルスの飲食店の感染症対策の認証制度(にいがた安心なお店応援プロジェクト(新型コロナウイルス感染防止対策認証制度))について、申請件数が現時点で13%程度という数字が出ておりまして、いろいろと事業者側にとっても誘客効果を疑問視したりするような見方もあるようなのですけれども、改めて制度的な改善の必要性などは・・・。
A 知事
申請期限を少し延長したということで、いろいろなその基準を満たすために、設備を整えたりする部分の支援も用意していますので、ぜひ飲食店の皆さまには検討していただきたいと。少しでも感染を防止できるような環境づくりを考えてもらいたいというのはお願いですね。例えばそれを進めるために何かメリットを持たせるとか、インセンティブを付けるということも議論としてはあり得るとは思いますが、まずはやはりみんなで、社会全体でこの感染を防止していくための努力という中で、事業者の皆さんにもご検討をお願いしたいと思います。
Q 新潟日報
県としての呼びかけの強化ですとか、その辺については・・・。
A 知事
今が不十分なのかどうか、そこも含めて検討したいと思います。
Q 新潟日報
東京オリンピックの関係で伺います。日本勢は様々な競技でメダルラッシュということで、メダルの獲得が続いていると思いますけれども、知事の受け止めはいかがですか。
A 知事
まだ序盤ですけれども、本当にすごいですよね。メダルラッシュという言い方がいいのかどうか分かりませんけれども、大活躍と思っています。
Q 新潟日報
知事もテレビなどでご覧になっていると思いますが、何が面白かったですか。
A 知事
昨日で言えば、やはりソフトボールはしびれますよね。すごいファインプレーがありましたしね。良かったなと思いました。あとスケートボードはすごいですね。10代で、10代だから逆に怖いものがないということなのかもしれませんけれど、大活躍ですね。ストリートであれだけ活躍されて次はパークも楽しみですね。
Q 新潟日報
今ほどパークの活躍も楽しみと仰いましたけれど、県勢の活躍については。
A 知事
平野選手ですよね。期待したいです。
Q 新潟日報
一方で先ほどから出ているように首都圏で感染が拡大していたりですとか、オリンピック関係者の中でもコロナウイルスの感染者が増えている中で、オリンピックを今からでも中止した方がいいのではないかという声も出ていると思うのですけれども、この点についてはいかがですか。
A 知事
私は一貫してオリンピックの意義と言いますか、4年に1度のアスリートの皆さんにとっての最高の晴れ舞台、大舞台ですので、安全・安心に開催してあげたいと思ってまいりました。そこはここまで来ることができているので、引き続き最後まで舞台は用意して差し上げたいと思いますね。
Q 新潟日報
菅首相も同じように、人流も減っているので・・・。
A 知事
オリンピックを開催していることが、どれほどこの感染の拡大の中での原因になっているかどうかというところの事実関係もよく分からないところがありますけれども、何とかこの安全・安心の中でやり切れたらと思います。
Q 新潟日報
政府の方で、2030年に温室効果ガス排出量を2013年度比で、46%削減する目標の実現に向けて、2030年度にエネルギー由来の二酸化炭素の排出を2013年度比で45%削減するという旨の計画案が先日出されました。以前にも似たような質問をさせていただいた時に、46%自体が非常に野心的なものだというふうに知事は仰っていましたけれども、今回改めて計画案が出たことで、中身も分かったと思うのですけれども、どのように受け止められていますか。
A 知事
エネルギー基本計画案のことを仰っていますか。
Q 新潟日報
エネルギー基本計画案ではなくて、地球温暖化対策計画案です。
A 知事
もうこれは野心的という言葉がまさに該当すると思いますけれども、要するに大変な努力が要る数字だと認識しています。エネルギー分野のみならず、家庭の分野、それから民生、産業、交通、運輸、あらゆる部門の関係者、我々一人一人の努力と意識の改革なしには達成できないだろうなと思います。エネルギー分野を1つとってもエネルギー基本計画の案が出ましたけれども、まだ原案ですけれども再生可能エネルギーが46%から48%と、そこまでいけるのかなというふうに直感的にも感じるぐらいの大変な高い目標という意識、印象は持っています。
Q 新潟日報
知事も先ほど触れていらっしゃいましたけれども、家庭の分野で66%減らすというのはかなり・・・。
A 知事
大変なことですよね。
Q 新潟日報
県としても、家庭の分野ですと省エネ家電を買ってくださいですとか、電気の無駄遣いはしないでくださいとか、意識啓発的な・・・。
A 知事
それはもちろん大事な要素だと思いますけれども、それだけではとても足りないですよね。もう設備を変えないと難しいのではないのでしょうか。家そのものの構造なり設備ですよね。
Q 新潟日報
例えば太陽光のパネルとかまさに設備の改修ですとか、そういったことが必要になってくるときに、やはり予算的にかなり厳しいというか・・・。
A 知事
まだそこは詰めていません。当然、県庁の中でもまだそんなところまで詰めて議論はしていないので、国も当然ながらそういうことを大胆に民生部門の脱炭素、省エネルギーを進めていこうとしたら、何らかのインセンティブと、一方で何らかの義務化の両面をやっていかないと達成できないと考えておられるのではないかと思います。
Q 新潟日報
そういう意味で、国の動きを・・・。
A 知事
もちろんそうですね。県も2050年に脱炭素、カーボンニュートラルの宣言をしていますので、それに向けて今、その戦略を作ろうとしています。当然国の動向、これから概算要求が出てきますので、そうしたものを見ながら、民生部門、産業部門、運輸部門、それぞれのエネルギー部門でどういうことができるのか検討していきたいと思います。
Q 新潟日報
昨日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が、北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産登録を決めましたけれども、次に国内候補で有力視されているのは佐渡金銀山だと思うのですが、改めて知事としてこちらについての期待ですとか、見通しについてお聞かせください。
A 知事
何度も申し上げているところでありますけれど、まず今回、縄文遺跡群が登録されたということで、関係者の皆さまにお祝いを申し上げたいと思います。その上で、その後を継いで佐渡がゴールインしたいと思っております。
Q 新潟日報
この間、2015年に初めて県と佐渡市の方で推薦書原案を出して、他(候補)と競合し、逃し続けてきましたけれども、今年度で言えば名乗りを上げているのが佐渡だけという状況です。少し前になりますが、萩生田文部科学大臣も佐渡市に行って、知事ともお話をしましたけれども、その辺りを踏まえての手応えみたいなところは。
A 知事
手応えというか、国の文化審議会がまだ開かれていませんのでこれからでありますけれども、文部科学省においては大臣も含めて、随分ご理解が進んでいると言いますか、我々の気持ちは受け止めていただけていると思っています。でも、なにぶん審議会での議論ですので、そこは見守っていきたいと思います。
Q 新潟日報
これまで資産の価値というところが説明しきれなかったというのもあって、逃してきたと思うのですけれども、現状として今提出している推薦書原案というのは価値の・・・。
A 知事
これまで、毎年推薦書案を提出をしては審議会からいろいろと指摘をいただいて、それを踏まえて再検討し、ブラッシュアップしてきて、言うならばもうかなりすっきりとして、熟度が増した推薦書案になっていると思っています。ポイントである普遍的な価値を分かりやすく説明できるようになっているのではないかと思っておりまして、そこは評価していただきたいと願っています。
Q 新潟日報
本年度の審議会で佐渡が国内候補で選ばれる可能性は極めて高いというふうに・・・。
A 知事
それは期待しています。大きな期待を持っています。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
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