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令和2年7月29日 新潟県知事 定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0304799 更新日:2020年7月30日更新

(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>

 

1 日 時 令和2年7月29日(水曜日)

2 場 所 記者会見室

3 知事発表項目(10時00分~10時02分)

・「新潟県文化祭2020」動画参加者の募集について

4 質疑項目(10時02分~10時35分)

・新型コロナウイルスについて
・新潟米技術対策会議について
・大雨被害について
・国家公務員の辞職に関する意識調査について
・新潟県文化祭2020について

 

知事発表

(「新潟県文化祭2020」動画参加者の募集について)

お手元に「新潟県文化祭2020」動画参加者の募集チラシがあると思いますけれども、例年秋に県の文化祭を開催しておりますが、今年は特に新型コロナウイルスの影響で、芸術、文化分野で活動されている方々の発表の機会がなかなかない。また、県民の方もそういう文化に親しむ機会が少なくなっているということで、YouTubeで「新潟ステージチャンネル」を開設して、そこで動画を見ていただけるようにしようということで、まずは企画の募集を始めます。その案内チラシです。その後に審査をして、実際に動画を作っていただき、(動画を)アップしたいと思っております。動画制作をしていただいた方には制作費として10万円を交付するということにしております。文化芸術活動は、新潟県内の大変大切な魅力だと思っておりますので、その活動が維持されるように応援していきたいというふうに思っています。詳しくは(部局から)ブリーフィングさせていただきたいと思います。また、文化祭全体のスケジュールなり行事の内容は、改めて発表する機会を持たせていただきたいと思っています。私からは以上です。

「新潟県文化祭2020」動画参加者の募集について [PDFファイル/1.55MB]

 

質疑

(新型コロナウイルスについて)

Q 代表幹事(読売新聞)
昨日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議でもお話があったと思うのですけれども、まず新型コロナウイルスの関係で、連休明けから感染が確認されている方が増えてきているのですけれども、改めて現時点での感染状況についての認識と、8月に入るとお盆休みもありますので、そこに向けて考えられている対策等があれば、そのあたりのお話をいただければと思います。

A 知事
昨日(の対策本部会議で)も認識を申し上げましたけれども、全国では本当に連日多くの感染者が確認されていて、感染が拡大している状況という認識です。一方、県内については、昨日、新潟市内で3件(の新規感染者が)確認されましたけれども、4週間全体では13人で、そのうち11人の方については疫学リンクが追えている、あるいは重症者もいない、さらに県内の検査体制も順次整備が進み、昨日発表させていただきましたが、軽症者を療養していただく宿泊施設の確保も順次進んできているという状況にあります。従って、県が定めた「注意報」、「警報」、「さらなる警報」というカテゴリーの最初の段階である「注意報」にも至っていないというのが現状ではありますが、やはり仰ったように、感染者が散発的に確認されているということ、そして全国的に(感染が)広がりを見せているということから、県内の状況については、引き続き厳重な注意、まさに要注意の段階だというふうに思っています。お盆の時期をこれから迎えるということで、多くの方々は親族が集まったり、友人や知人と会って会食をするというような機会が増えてくるのではないかと思います。全国の感染の発生場所を見ると、いわゆる夜の街関連ももちろん多いのですが、会食、飲食というところから感染が広がっているという状況もありますので、そうした会食をなさる際にはガイドラインに基づいてしっかりと感染対策がとられているお店を選んでいただくなど、「新しい生活様式」に基づいた感染防止策をしっかり徹底していただきたいと思っています。県民の皆さんに、そのようにお願いをしたいと思います。

Q 新潟日報
今、政府の方で、新型コロナ対策の統一した基準作りを進めているようなのですが、一方で先ほども仰っていたように、県には独自の基準があって、それを今運用しながら、モニタリングしながら動いていると思いますが、国の統一基準がもし出てきたときに、県の基準との運用の差別化というか、どのように図るのかというあたりが疑問なのですけれども、あくまでも県としては、県が作った独自の基準をベースにしながら対応していくということでよろしいのでしょうか。

A 知事
国が今どのような検討状況で、近々なのか、どういう考え方が示されるのか、まだ具体的な内容が分かりませんので、それが示されてからだとは思いますけれども、当然、県の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の皆さんにいろいろな議論を重ねていただいて、今のモニタリングの基準を作っています。新しく国から示されるものは、全国のさまざまな知見を集めた上での何らかの提案になると思いますので、それを踏まえて県のモニタリングの考え方を修正していくのか、何か整合性をとっていくのか、それは今後検討していきたいと思います。

Q 新潟日報
ではそれを見てから・・・。

A 知事
見てからです。

Q 新潟日報
それからもう1点、全国知事会の会長が、緊急事態宣言の区域について、都道府県単位ではなくて市区町村レベルで出せるようにしてほしいという要望を西村経済再生担当大臣にしているのですが、それについては知事はどのように・・・。

A 知事
それについては適切だと思います。県もモニタリングをしながら、「注意報」や「警報」ということになると、県民に何らかの行動の要請をする可能性が高くなっていくわけですけれども、そうしたときに県一律ではなくて、市町村やある特定の分野など、ピンポイントで問題となるところに(制約を)かけるという考え方を当時のモニタリングの時から議論していますので、発想は同じだと思います。問題となる地域や業態等について何らかの制約をかけていくということが、経済活動と感染防止対策を両立で進めていく中で、社会経済活動を維持していくためにも、そうした考え方が必要になるのではないかなと思います。

Q 新潟日報
前段の質問の追加になるのですが、今、政府の方が統一基準を作るということの狙いとして、統一基準を超えた場合に、自治体が独自に迅速に新型コロナウイルス特別措置法に基づいて、例えば休業要請や営業時間の短縮の要請ができるようにするということがあるようです。一方で、対策を強化するということの判断を自治体に丸投げしているという見方もあるようですが、政府がそもそもこういう統一基準を作るということについての受け止めはいかがですか。

A 知事
まだ内容がよく分からないです。報道でそのような類いの検討がなされているということしか私も承知していないので、良い・悪いや、適切・適切でない、問題がある・ないなどを今評価できる状況ではありません。ただ先ほど申し上げたように、ピンポイントである程度絞ってやっていく明確な基準を定めて、例えば行動に制約をかけるなど、そのこと自体は一般論としては適切だと思います。

Q 新潟日報
政府が7月末から布マスク、いわゆるアベノマスクを追加で8000万枚を全国の介護施設等に配るという方針を示しているようです。実際に春に配った際には、配達がだいぶ遅かったり、使用されることが少なかったりして一部で税金の無駄というような指摘もあるようですが、こちらの政府の対応について、知事の所見をお願いします。

A 知事
私も詳しくは承知していないのですけれど、それは元々配る予定だったものが、まだ配りきれてなくて8000万枚が残っていると。元々の計画の一部ということなので、それはそれで計画に沿って最後まで実現するということについては、一般的にはそれでいいのだろうと思います。ただ今ご質問があったように、初期の段階で(配達が)遅れたなど、そのあたりは繰り返す中でだんだんと迅速化しスムーズになっていくのだろうと思うのですが、物自体にどれほど有用性があるかというあたりは確かに議論があるのかもしれませんが、あればあったで安心につながるものではあると思います。元々予定されていたものであれば、それは最後までやり切るというのはあるのではないでしょうか。

Q 新潟日報
ちなみに知事は、いわゆる政府のアベノマスクを着用されたことはありますか。

A 知事
幸いに、県内のいろいろなところのマスクを頂いていたりしていますので、そこまで到達をしておりません。

Q 新潟日報
まだ着けられていないということですか。

A 知事
はい。

Q 新潟日報
先ほどお盆の注意喚起のお言葉がありましたけれども、逆に県外からの帰省を考えていらっしゃる方なども新潟県の場合は大勢いらっしゃると思います。そのような方々に対してはどのような注意喚起を・・・。

A 知事
来ていただきたくないなど、そのようなことを言える状況ではないと思います。当然それぞれのご家庭の事情なり、個別の理由の中で、新潟においでになる理由はあるのでしょうから、お越しになった上は、先ほど申し上げましたように、特に多くの場合、会食や宴会等の機会が出てくるのでしょうけれども、その際には、「新しい生活様式」にのっとって感染防止対策をしっかりとっていただきたい。また防止対策やガイドラインに基づいて対策がとられているお店を選ぶなどして、感染をしない、うつさないということを徹底して行動していただきたいなというふうに思います。

Q 新潟日報
重ねて、県民向けの宿泊割引キャンペーンの第2弾が今日から予約開始ということで、6月、7月と違って今、県内でも少しずつ感染者が確認をされているような状況の中、キャンペーンについて心配をされていることはありますか。

A 知事
先ほど申し上げましたように、県内で(感染が)確認されている方は、感染経路をほとんど追えていますので、基本的には海外から戻られた方とか、首都圏あるいはその感染拡大している地域に何らかの理由で行かれて、そこで感染して戻られているというケースが大半ですので、そういう意味では市中の至る所にウイルスが存在しているという状況ではないと思っています。そういう前提で、県内移動、県内での県民の宿泊については、比較的安心ができる部分が多いのではないかと思っています。やはり地域経済に宿泊は大きな経済効果を持ちますので、社会経済活動を維持していく、両立をしていくためには、安心できる客層の中で、事業が行われることが最も合理的なのかなというふうには思っています。

Q 新潟日報
一方で、県外から来られた方が、県内の家族の方と一緒にこのキャンペーンを使って旅行をするということも考えられると思うのですけれども・・・。

A 知事
(そのような方は)そもそも「Go To キャンペーン」でおいでになりますよね。

Q 新潟日報
そのあたりやはり8月は・・・。

A 知事
それはもう心配ないのかと言えば、それは心配ですよね。ただ心配しているだけだと、結局経済が止まってしまいますので、そこは繰り返しになりますけれど、「新しい生活様式」の実践と、その事業者における感染防止対策の徹底という中でリスクを最小化して、旅行を楽しんでいただきたいということだと思います。

Q NHK
夏休みに入っている学校も増えてきていると思います。親御さんの中には県外に行っていいのか、夏休みの過ごし方を迷っている方もいらっしゃると思うのですけれども、この夏休み期間の子供たちの過ごし方について、もし注意喚起等があればお願いします。

A 知事
何度か申し上げていますが、一律に行政として県外に行かないでくださいとか、今はそのようなことを申し上げる状況ではまだないと思っております。出かけるのは当然、心身をリフレッシュするとか、家族の絆を深めるために家族旅行を楽しみたいとか、さまざまな理由があって旅行などをなさるというのは十分あり得ると思いますし、その場合、県外に行かれるのであれば、行った先の感染の状況を情報としてしっかりと把握をして、感染が非常に広がっているような地域をできるだけ避けていただくなど、そこは慎重にご判断いただきたいと思いますし、行った先での行動についても基本的な感染防止対策をしっかりとっていただいて、慎重に行動していただきたいとお願いしたいです。

Q 新潟日報
感染の状況によって、特定の地域、特定の業種に何らかの制約をしなければいけなくなったときの考え方なのですけれども、特に業種になるかと思うのですけれども、同時に改めて支援策、フォローを打ち出す考えはありますでしょうか。

A 知事
それは具体的な場面が来たときの議論だと思いますが、一般論で営業の自粛、事業を休業してくださいというような協力要請をするときには、当然協力をしていただきやすいようなインセンティブを出すべきではないかとか、場合によっては、最終的には罰則などで担保をするべきではないかという、緊急事態宣言下での議論として知事会でもいろいろな議論があって、政府の要望などがなされています。今回ピンポイントでしかも緊急事態宣言とは別な形でやろうというときに、具体的事案を今、一般論ではなかなか言えないのですけれども、もちろん選択肢として協力をしていただきやすいように、一定の協力金を出すという考え方はあり得ると思います。ピンポイントであってもということです。

Q 新潟日報
県内で感染者が増えていますが、感染リスクの高い集団へのPCR検査の積極活用について、県庁内の検討状況、議論状況というのは。

A 知事
それは専門家会議に議論をお願いしていまして、今議論が進んでいるというところで、できるだけ早いうちに考え方をまとめていただきたいと思っています。近いうちに専門家会議を開いて、最終的に議論を集約していただけるのではないかと思っています。

Q 新潟日報
大まかにどのような方向みたいなところは・・・。

A 知事
積極的な検査ということの方向はそうだと思いますけれど、その具体的なやり方とか範囲とか、考え方についてはまだ私も承知していません。

 

(新潟米技術対策会議について)

Q 代表幹事(読売新聞)
昨日、新潟米技術対策会議が開かれまして、稲の生育や気象の状況について確認されましたが、梅雨明け以降、昨日は大雨となりましたけれども、これから暑さ対策も重要になると思われますので、県の方でとっている対策や農家に対して注意喚起等があればお願います。

A 知事
これからコシヒカリの出穂期を迎えるということで、米の品質の管理にとっては大変大事な時期を迎えようとしていると思います。今年は長梅雨です。そしてこの1カ月の日照時間が平年の半分ということで、お米の品質への影響が懸念されるということで、昨日、緊急に新潟米技術対策会議を開催したというふうに聞いています。気象台の今後の予報によりますと、梅雨明け以降はかなりの確率で高温が予想される、猛暑が予想されるということですので、昨年の品質低下の原因となった高温下における登熟への対応が、やはり重要になっていくだろうというふうに予想しています。今後、気象台ともしっかり連携し、県の方では、さまざまな気象状況の様相や変化に対応する技術的な情報をいろいろな媒体を使って農業者の皆さんに随時発信してまいりますので、ぜひとも農業者の皆さんには、こうした技術的な情報をしっかりと確認していただいて、早めに対応していただきたいというお願いです。昨年の品質低下の原因等については、いろいろな分析を行い、今年にいろいろな対策を検討してまいりましたので、新潟県の米づくりの真価が問われるというような思いで、関係者一体で対応していきたいというふうに思っています。

 

(大雨被害について)

Q NHK
昨日、佐渡市や粟島浦村で大雨になりましたが、現状把握と県としての支援など考えているものがあれば教えてください。

A 知事
今朝も今の状況を確認しましたけれど、幸いにして人命に関わるものはなかったということで、その他道路等の被害や水道の断水等もありましたけれども、いずれも復旧はできているということで、大きな災害、被害ということはないように理解をしています。いずれにしても何らかの損害が発生しているところは、迅速に手当ができるように県の管理の部分であれば、早急に対応を進めるように、そもそもこれから被害の状況のチェックから朝から入っていると思いますので、それを踏まえて早急に対応していきたいと思います。あと、山形県の被害が非常に大きくなる可能性が高いようですので、新潟県は隣県として、最大限応援しますよということで、既に山形県にはお伝えをし、何らかの要請があれば迅速に対応をしたいと思っています。

Q NHK
異常気象が続く世の中になってきたと思います。コロナ禍ですが、避難も含めて県民に改めて呼びかけがありましたらお願いします。

A 知事
繰り返し申し上げていますが、災害の発生の際には、まずは身を守るということが大事ですので、早めに躊躇せずに避難所等に避難していただくということを第1に考えていただきたいと思います。合わせて親族のところに避難するとか、水害については場合によっては自宅の2階に避難するなど、避難の分散ということも意識をしていただければというふうに思います。

 

(国家公務員の辞職に関する意識調査について)

Q 新潟日報
内閣人事局が30歳未満の若手男性官僚にアンケートを取ったところ、7人に1人が早期の辞職を考えているという結果が出たと思うのですが、官僚出身の知事としてこの数字をどのように捉えていますか。

A 知事
報道で見出しは拝見しているのですけれど、内閣人事局が実施した調査ですか。

Q 新潟日報
そうです。

A 知事
個人的な感覚から申し上げれば、若い人がそういうふうに感じるというところは、分かるような気がします。

Q 新潟日報
分かるような気がするというのは・・・。

A 知事
霞が関の話だとすれば、今の中央省庁における特に若い人たちの仕事の内容や、いわゆる働き方、時間外勤務、あるいは給与、待遇などを全てひっくるめて、十分満足できるものではないと感じるのも理解できますということです。

Q 新潟日報
知事が官僚でいらっしゃった頃と・・・。

A 知事
いつの時代もある意味で、大なり小なりあると思います。いつの時代でも、そういう部分は多少あると思いますけれども、近年は特にそう感じるのではないかなというふうに思います。

Q 新潟日報
多忙化しているというか・・・。

A 知事
多忙化していると思います。私が入った三十数年前にも、忙しいところは忙しかったです。ましてや週休2日制ではありませんでしたから、そういう意味では大変だったところもありますが、同時に社会がまだある意味でおうようだった部分もあったと思います。そういう意味で公務員の働き方、公務員の仕事に対する世の中の評価や声などそういったものと、現在自分が実際に働いて感じていることの合わせ技で、気持ちというものが出てくるわけですけれども、客観的な働き方が今、状況が厳しい上に世の中からも評価されていないということになれば、厳しいことを言われるということになれば、なおのこと仕事を続ける意欲を失うというところはあるかなと思います。

Q 新潟日報
ちなみに知事ご自身も若い頃にばりばり働かれていたと思いますが、早期退職をしたいと思ったことは・・・。

A 知事
それは何度かありますよ。

Q 新潟日報
仕事が辛いとか・・・。

A 知事
そうですね。皆さんもそれぞれ個人的ないろいろな経験があると思いますが、就職して以降、20年、30年働く中にはいろいろな場面はありましたけれども、幸いにして三十数年、仕事を続けることはできました。

Q 新潟日報
最後に若手キャリア官僚に一言応援などがあればお願いします。

A 知事
ここで皆さんに言うお話ではないと思いますけれども、中央省庁の仕事にぜひとも自信を持って取り組んでもらいたいと。それはお願いですよね。エールという意味では、中央省庁の皆さん、特に若い人たちがやっていることについて、理解している人たちが大勢いるというふうに申し上げたいですね。

 

(新潟県文化祭2020について)

Q 新潟日報
新潟県文化祭2020についてお伺いしたいのですけれども、文化活動の維持というのは花角知事が新型コロナウイルス対策でも気に掛けていた部分だと思いますが、今回のテーマが「文化の丁字路~西と東が出会う新潟~」ということですが、どのような意図で設定をされているのでしょうか。

A 知事
これは去年の第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会のテーマを、レガシーというのは恐縮ですけれど、引き継いでいます。

Q 新潟日報
レガシーとして引き継いで今年度も・・・。

A 知事
これを掲げたということです。

Q 新潟日報
文化活動の面で言いますと、全国的に劇場でクラスター(感染)が発生するなど、文化活動をされている方たちにとって厳しい状況が続いているかと思いますが、県として知事としてその文化活動の現状をどのように捉えられていますか。

A 知事
まさに仰ったとおりで、リアルの発表の場や展示する場がなくなっているということが非常にお気の毒ですし、社会全体としても損失だと思います。何とかこうした文化芸術分野で活動している人たちや、団体、あるいはそういう施設を持続可能な形で応援していかなくてはならないという思いでずっとおります。先般「にいがた結(むすぶ)プロジェクト」の中で、クラウドファンディングなども行ったところでありますけれども、今回も動画という世界ではありますが、既に個別の団体などではいろいろな努力がなされていまして、動画配信、お金を集める、課金する仕組みなども使ってやっておられると思いますが、今回はより広く新潟県内の方々にそういう場を提供して、ささやかながら動画制作費についても差し上げて、とにかく文化芸術活動を継続していただけるように応援していきたいと思います。応援の一助になればと思っています。

Q 新潟日報
文化芸術の継続については、6月の議会でもかなりの要望があったと思いますが、活動団体を後押しするという意味も・・・。

A 知事
これで十分かというのはもちろん議論はありますが、そういう気持ちを込めています。

Q 新潟日報
文化芸術活動に携わる団体や個人のほかに部活動ということで、生徒さんたちに対してメッセージがあればお願いします。

A 知事
これまでも県の文化祭に参加していただいていたカテゴリーではあると思いますけれども、スポーツなどは代替となる大会を開催していますが、文化分野で大きな発表の場が失われてしまっている学生、生徒、児童たちに自分が取り組んだものを人に披露ができることによって、また文化活動に取り組めるような環境をつくって差し上げたいと思いますし、ぜひ挑戦してもらいたいと思います。

Q 新潟日報
ちなみに知事がサプライズで動画出演をするなどは。

A 知事
文化祭全体の行事は、今固めているところで、後日発表させていただきますけれど、オープニングやエンディングはあると思いますので、どこかで顔を出したいと思います。

Q 新潟日報
知事も何かする・・・。

A 知事
とても披露できるものはないのですけれど、顔は出したいと思っています。

 

 

※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。

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