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令和元年8月6日 新潟県知事 定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0202932 更新日:2019年8月7日更新

(記者会見の動画を新潟県公式YouTubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>

1.日時 令和元年8月6日(火曜日)
2.場所 記者会見室
3.質疑項目(10時00分~10時31分)
  ・NGT48の活動再開について
  ・韓国のホワイト国除外について
  ・石崎徹衆議院議員に関する報道について
  ・自由民主党二階幹事長について
  ・行財政改革について
  ・夏季休暇について
  ・新潟の魅力を考える懇談会について
  ・あいちトリエンナーレ2019について
  ・原発関連問題について
  ・核廃絶について
  ・熱中症について
  ・放射性物質を含む汚泥にかかる東京電力への損害賠償請求額の誤りについて
  ・NHKの受信料について

質疑

NGT48の活動再開について

Q 代表幹事(NST)
 NGT48が今月3日に東京で活動を再開されました。その再開の所感と、今後、県のPR等に活用する予定はあるのか伺いたいと思います。

A 知事
 現段階で特に、県のPR、大きな行事等で起用する予定というのはございません。NGT48の活動については、今後も見守ってまいりたいと思います。

韓国のホワイト国除外について

Q 代表幹事(NST)
 今月2日に政府が韓国をホワイト国から除外しました。県への影響で懸念していることはあるのかというところと、知事は以前、草の根でのつながりという話をされていましたが、各国とのつながりの部分で県の施策として検討している部分はあるのでしょうか。

A 知事
 この問題については外交、国の問題ではありますけれども、県で懸念しているところは、県内企業で輸出貿易管理令に該当するような製品を輸出している企業があるとすれば、そこにどういう影響があるのかというところですが、現時点で直ちに大きな影響が出てきているというような声は聞いておりません。少し様子を見ていくということだと思っています。もう1点気になるのは、交流人口、人の動きであります。新潟空港にはソウル便がございますけれども、これに何か大きな影響が出てきているのかというところですが、これも足元で話を聞いているところは、特に大きくお客様が減っているということはないようでして、引き続き状況を見守っていくということだと思っています。それから、交流行事のようなもの、これについては以前もお話ししたとおり、駐日韓国大使が表敬にお越しいただいたときに、国家間では様々な困難な課題があるけれども、民間レベル、地方自治体レベルでの交流というのは大切なもので、続けていきたい。そうすることで、日韓の関係の足腰を強くして、国家間の困難な課題の解決にもプラスになっていくのではないかというようなお話をしたところであります。その思いで、私は引き続き、地方自治体としての立場で日韓関係を考えていきたいと思っています。恒例の「韓日ハンガウィ祭り」というのが来月予定されていますので、これはすっかり新潟に定着してまいりましたので、予定どおりやっていきたいと思います。

Q 新潟日報
 先週も伺ったと思うのですが、ソウル便の関係で、今のところ何か運休とかそういったことは県の方には。

A 知事
 入っていません。

Q 新潟日報
 ホワイト国を除外されたことによって、知事として、運航への懸念みたいなものは高まったのでしょうか。

A 知事
 特に直ちにどうこうというお話は、大韓航空の方からありませんので、見守っているというところです。

Q 新潟日報
 知事ご自身としての懸念も、ホワイト国除外によって高まったりとか・・・。

A 知事
 それは、一般論として日韓の関係が揺れているというのは、それから航空便への悪影響なり交流行事への悪影響が出ることへの心配はありますけれども、それはいかんともし難いので、見守っているということだと思っています。

石崎徹衆議院議員に関する報道について

Q TeNY
 先日国会が閉会しましたけれども、石崎議員が直接公に出て説明をしないままの閉会になりましたけれども、改めて、それに関してのお気持ちを聞かせていただいてもよろしいでしょうか。

A 知事
 この場でも2度、3度お尋ねいただきましたけれども、この問題はやはりご本人が直接、国会議員でありますので、国民の皆さんにご説明すべき問題だと思っています。体調不良という事情もあるのでしょうけれども、できるだけ早く説明の機会を持たれたらと思います。

Q NHK
 石崎議員、今新潟の県連と関係がほぼなくなってきているような状況ですけれども、もしご本人がまた次の選挙となった場合に、知事はこれまで常々支援していただいた方々は支援するというお話をされていますけれども、もし次に選挙に出るといった場合には、石崎さんの支援というのはどうなのでしょうか。

A 知事
 それはそのときになってみないと何とも言えません。どういう構造になるのか、想像もつきませんので。

Q NHK
 仮に無所属だった場合とか、そういった場合というのは支援の対象にはなるのでしょうか。

A 知事
 それはどういう構図になるかわからないので、今は何と申し上げようがありません。

自由民主党二階幹事長について

Q 新潟日報
 国政の話ですが、自由民主党の二階幹事長の去就が今、次の党役員人事で幹事長をどうするかということも含めて、永田町で注目されているのですけれども、知事は関係が深い・・・。

A 知事
 そうですね。20年近くご指導をいただいております。どうなるかということですか。

Q 新潟日報
 続投してもらいたい・・・。

A 知事
 それは、私がどうこう言う話ではないです。一般的には、引き続きご活躍いただきたいと思います。       

Q 新潟日報
 私がどうこう言う話ではないというふうに知事仰ってましたけれど、引き続きご活躍いただきたいということですが、幹事長として活躍してほしいとか・・・

A 知事
 そこは私がどういう役職うんぬんっていう立場ではないので、ただ長くご指導、お付き合いいただいた大先輩ですので、引き続き活躍をしていただきたいというのは正直な思いです。

Q 新潟日報
 1年ちょっと知事になられて経ちましたけれども、その中で二階幹事長ともいろいろお付き合いして、二階幹事長のお力添えやアドバイスとかをいただけたような分野というのは何か県政の中でありましたか。

A 知事
 県政の中そのもので、個別具体的にここでというのは、少し思い浮かびませんけれども、ある意味でいろいろな情報をいただいたり、方向感をお示しいただいたりしたことは、私の気持ちの中ではあります。そこには大変感謝をしています。

Q 新潟日報

 中国の関係ですか。

A 知事
 例えば中国などもそうですね。親書もいただきましたし。

Q 新潟日報
 はい。何かつないでいただいたりとかも・・・

A 知事
 そうですね。アポイントを取りつけるのには、幹事長室にもお世話になっています。

Q 新潟日報
 今年の5月に二階幹事長がプライベートで佐渡にいらっしゃいましたけれども、知事がご招待したと伺っておりますが、そこの佐渡金銀山のところで何か、これからのお力添えいただきたいとか、コメントか何かあったとか・・・。

A 知事
 大変佐渡金銀山は素晴らしいねという感想はいただきましたので、それは、幹事長が何かこの物事を決める立場ではありませんので、ただ、いろいろなところで人とお会いになって佐渡の話題になったときに、世界遺産の話題になったときに、佐渡の金銀山は素晴らしいねと言っていただければそれはありがたいなという、その程度だと思います。

Q 新潟日報
 直接二階幹事長が直接どうこうではないと仰っていましたけれど、今後県政にアドバイスというか、お力添えいただきたいとか・・・

A 知事
 個別の分野、個別の政策で何かということは、それはたぶんないのだろうと思いますけれども、先ほど申し上げたように大きな方向感とか、特に外国とのお付き合いとか、そういったところで側面のご支援をいただけるのは、ありがたいなというふうに思っています。

Q 新潟日報
 大きな方向感というのはどのような・・・。

A 知事
 例えば、阪神・淡路大震災がありました。あの当時は、二階幹事長は新進党に属しておられたと思うのですけれども、いち早く現地に入られて、政府ではありませんけれども、党として、被災地対応に活躍されたと聞いています。そうした、例えば災害対応、危機管理対応のようなものについては、運輸大臣のときにも、ある部分教わったところがありますけれども、今でも折々に心構えのようなものをお話しいただくことはあります。そういったものが、私にとっては大変ありがたい、方向感というか、あるいは政治行政に携わる者の心構えとして、貴重なアドバイスだと思っています。

Q 新潟日報
 今後ともご活躍をということですね。

A 知事
 今後もご活躍をということだと思っています。

Q 新潟日報
 特に何か話をしたとかそういうわけでは・・・。

A 知事
 最近何もそういう話をしておりません。

行財政改革について

Q 新潟日報
 今日午後から行財政改革有識者会議が開かれて、間もなく意見の取りまとめに入ると思うのですが、行財政改革のアイデアというか、やることはやった方がよいという方向性は揃ってきたのかなと思うのですが、改めて、決意ですとか意欲を。

A 知事
 これは巡り合わせなのですが、今何らかの手を加えなければ、終始、ワニの口が開いていくように赤字が今後ずっと見込まれますので、いずれは県財政が行き詰まることになりますので、今のタイミングで見直しをせざるを得ない、財政構造を変えていかざるを得ない、まさにその瀬戸際に来ていると思っています。以前より申し上げているとおり、県民の皆さんにも痛みが生じるような改革が考えられるのですが、この機会に構造を変えていかざるを得ないということで、9月半ばを目途に行動計画をまとめる予定ですので、厳しい判断になると思うのですが、やらざるを得ないというのが今の気持ちです。

Q 新潟日報
 焦点の1つとして、県職員の給与ですとか、知事、特別職の報酬の見直しというのも上げられていると思うのですが、これについては現時点で・・・。

A 知事
 当然、テーブルの上に上げて議論すべきだと思っています。

Q 新潟日報
 知事ご自身のお考えとしては、まだ・・・。

A 知事
 有識者会議でご議論いただきたいと思いますし、パッケージで全体を、9月の行動計画の中に盛り込みたいと思います。

夏季休暇について

Q 新潟日報
 来週くらいから夏休みですけれども、夏休みのご予定というのは。

A 知事
 ゆっくりしたいと思っています。去年もできるだけまとまって1週間という休みを取ろうとしましたし、今回もできるだけまとまって、休むときは休む、働くときはしっかり働くという仕事の仕方にしたいと思っています。

Q 新潟日報
 それは県職員の方々にも・・・。

A 知事
 そうですね。もちろん、全員が一斉にお盆のときに休むわけにはいかないのでしょうけれども、できるだけ計画的に、まとまった休みが取れるというのが大切かなと思います。

Q 新潟日報
 ご旅行に行かれるのですか。

A 知事
 たぶん、今自分の家が空き家になっていますので、風通しに帰ろうと思います。

新潟の魅力を考える懇談会について

Q 新潟日報
 先週、知事肝いりの「新潟の魅力を考える懇談会」の第2回が開かれたと思うのですけれど、2回終わってみての成果といいますか、今どういう状況にあるのかということを改めて伺います。

A 知事
 逆にまだ2回しかやっていなくてですね、これはこの懇談会を設置するときからお話しているように、県民の皆さんに、自分たちの持っている魅力というものを改めて見つめ直してもらいたい、考えてもらいたいということが動機なのです。今回のアンケート調査でも出てきましたけれど、「自分たちのこの新潟県が魅力的な県である」というふうに思っている新潟県民は6割近くいるのです。しかし、「魅力があると思っている新潟県を自分でPRしていく、情報の発信なり、表現していくことが必要」と思う方も7割もおいでなのですが、では「あなたはやっていますか」「やりますか」と聞くと、一気に5割に減ってしまい、「現に今、そういう意識でやっていただいていますか」と聞くと4割以下になってしまうという、まさにそれが今の状況です。新潟県は、よくいろいろなところでスキー場とか何にせよ、いいところがあるのだけれど意外と知られていないとか、知名度不足とか、もっとしっかりプロモーションすべきみたいなことを言われるのですが、それはやはり新潟の人自らが魅力に気付いて、外に向かって語っていただくということが大切なのだろう思っておりまして、そういう意識や機運を育てていきたいというのがこの懇談会の狙いではあるのです。ご指摘のように2回目まで開催しまして、今申し上げたようなアンケートの結果等も出てきましたので、今の県民の態度というか状況について、これからどうやってもっと外に向かって表現していただけるような気持ちに変えていくのかというところを、また有識者の皆さんや、さらにはこれからにはなりますが、今後の運営の仕方について、もっと外部の方から来ていただいて、お話を聞いたり語っていただくということ、あるいは出かけて行って、少し会議の外の人を巻き込んで話を広げるなど、冒頭申し上げたような狙いを少しでも実現できるよう、やり方にも工夫を加えていきたいと思います。

Q 新潟日報
 会議の中でいろいろな意見があって、県民が魅力を発信するにはどうしたらいいかという話の中で、歌を作ったりしたらどうかと。

A 知事
 ありましたね。実は県民歌はあるのです。ただ長野県の例を出されて、長野県も大変広い県で、北から真ん中、南から随分、地域性がある中で、県民歌というところで一体感があって、随分と長野が世の中に知られていますよねみたいなご意見もありました。県民歌をもう1回プレイアップするということも、1つのアイデアだと私も思います。それから結構アナログ的でしたけれども、他にも、もっと小さいときからの教育で刷り込むべきだという、刷り込みという言葉は少し語弊があるかもしれませんけれども、小さいときからもっと、ふるさと、郷土新潟のよいところを意識するような、考えるような、そういう授業なり教育をやっていくべきみたいな話もございました。いろいろなアイデアやヒントが出ましたので、並べて考えていきたいなと、さらに(懇談会の)中で揉んでいきたいと思います。

あいちトリエンナーレ2019について

Q 朝日新聞
 愛知県のトリエンナーレで「表現の不自由展・その後」が中止されるということがありました。県知事が実行委員長としてトリエンナーレを開催していく中での中止ということで、この問題に関する知事の所感を伺います。

A 知事
 この問題については、個人としての関心は別にして、先ほどから少し話題になっている日韓間の非常に微妙な外交の問題も含んでいますし、それから表現の自由という極めて機微な部分もありますので、それと行政、公がどういうふうに関わるかというのは、この企画展がどういう経緯で生まれて、どういう約束事で進んできたのかについて詳細は知りませんので、軽々しくこの問題について発言はできないというふうに思っています。

Q 朝日新聞
 今、個人としての関心ということを仰っていましたが・・・。

A 知事
 個人としての関心はありますけれど、私の今の立場で、何かコメントするようなことは軽々にはできないというふうに思います。

Q 朝日新聞
 お答えしにくい部分もあると思うのですけれども、河村たかし市長の方から、中止の抗議文があったことに関して、大村県知事からは、表現の自由を巡って(憲法)違反ではないかというような発言があったりして、今やりとりが続いているみたいですけれども、今回の件に限らず、一般的に表現の自由を担保しつつ、公のイベントを開催していく難しさというのはいかがですか。

A 知事
 難しさはまさにそこが微妙なので、タッチの問題なので軽々しく発言できないと申し上げています。表現の自由は、大学の法学部のまさにその様々な教室事例になるような問題でありまして、それと行政を含む公がどこまでどう関わることが許されるのか、または許されないのかというのは、非常にケースバイケースで、まさに憲法判断になるような裁判例がある問題だと思っています。特に、表現の自由そのものは多くの方が大切な基本的人権、権利だというふうに考えるでしょうけれども、どれだけの公共的な制約が加えられるのかというところが、まさに機微な問題でありまして、例えば、会場を貸すこと自体も適切なのか、会場の方を貸さないということを判断したときにそれが表現の自由に対する侵害なのか、あるいはその表現する方にとっても表現手段として何をやっても許されるのかなど、まさに大きな議論があるところなので、経緯を詳しく知らず、渦中の人間でない者が発言することは控えたいと思います。

Q 朝日新聞
 県としてそういった判断をされているのは、例えば国民文化祭がこれから開催されますけれども、そういうイベントで、そういったところの判断をされているのは、県としては現状どういったところがされているのでしょうか。

A 知事
 国民文化祭で、表現の自由が問題になるような事案はないと思います。

原発関連問題について

Q 共同通信
 今月1日に東京電力が、6月の地震の際にFAXを誤送信した件について、柏崎市長と柏崎市議会に改善策の報告をしましたが、これについて知事はどのように受け止めていますか。

A 知事
 連絡手段・体制の問題は過去にもケーブル火災等で起きていまして、これはこの場でも東京電力に対して何度も申し上げていますが、「過去の反省をきちんと踏まえて、行動と実績で示してください」ということを申し上げています。従って、今回の件についても実務的に報告を受けていると思いますけれども、場合によっては(新潟県原子力発電所の安全管理に関する)技術委員会でしっかりとチェックしていただこうかなというふうに思います。

Q 共同通信
 長岡市長も受け取ったのですが、お二人とも「今後このようなことがないように」と厳しい考えを示されましたが、県知事としても同じ考えですか。

A 知事
 ですから、言葉はもういいので、行動と実績で示してくださいということです。

核廃絶について

Q NHK
 今日、広島で原爆の日ということですけれども、なかなか核の廃絶が世界的に進まない
中で、直接的には関係ないですけれども、一県の知事としてそういった問題についてはどうお考えでしょうか。

A 知事
 恐縮ですが、まとまってそういうことをお話したことはないですけれども、一般論としては、将来的な核兵器の廃絶ということは、そうであるべきだとは思います。

Q NHK
 原爆を受けた方々の証言というのも、だんだん高齢化で少なくなっている現状があると思うのですけれども、それについても、今後の後世に引き継いでいかなければならないことだと思うのですけれども、それについてはいかがですか。

A 知事
 ご高齢になり、残念ながら亡くなっている方が増えているということは、そうだと思いますけれども、そういう、平和運動、平和を希求するその思いや願い、あるいは原爆の体験を通して、その悲惨さをどう次の世代に伝えるかというのは、課題だとは思います。ただ、今私は直ちにそれに携わっているわけではないので、抽象的な言い方になってしまいますけれども、課題ではあると思います。

熱中症について

Q NHK
 昨日一昨日までの1週間で、熱中症で3人の方がお亡くなりになって、その前の大河津分水路の件を合わせますと、4人の方が熱中症で亡くなっている、暑いということなのですけれども、これについて県民への呼びかけというか、予防というか、そういったところを何かお話しいただけますか。

A 知事
 3人・・・。

Q NHK
 その前の7月26日の・・・。

A 知事
 熱中症でお亡くなりになった方、関係者に本当にお悔み申し上げたいと思うのですけれども、いろいろなところでメディアの皆さんにもご協力いただいて、いろいろな熱中症に気をつけましょう、こまめに水分を取りましょうといった呼びかけをしていただいているとは思うのです。昨日もそういう呼びかけを県としても出させていただいていると思いますけれども、熱中症にまさに厳重に警戒してもらいたいと、気をつけていただきたいと改めてお願いをしたいと思います。

放射性物質を含む汚泥にかかる東京電力への損害賠償請求額の誤りについて

Q UX
 東京電力に対する放射性汚泥の請求額に一部誤りがあったということで、平成26年から平成29年度分の経費に関して誤りがあったと判明したということなのですけれども、まずこれについて知事として受け止めを伺いたいのですけれども。

A 知事
 事柄としては報告を受けていますけれども、平成23年からの長い積み重ねで、考え方にミスがあったということらしいので、今後はそういう誤りのないように気をつけていかなければいけないと思います。

Q UX
 気をつけるということですけれども、今後どういった形でその再発防止を・・・。

A 知事
 (原因は)砂の量の考え方だったように聞いているのですけれども、いわゆる放射性汚泥の除去のために使った砂と、必ずしもそうではない砂を一緒くたに計算したということのように聞いておりまして、もうそこはもうきちんと、厳密にこの放射性汚泥の処理のために区分して保管をする、そこに明らかに因果関係のある、合理的なつながりがあるものに限って、当然ながら損害賠償請求できるわけで、そういう考え方から外れているものがないかどうか、改めて点検してもらうということだと思います。

Q UX
 再チェックを実際に行うということですか。これまでの、今回の誤りがあったということで・・・。

A 知事
 いろいろな中で気付いたのが今回の問題であったと思うので、それ以外には誤りはないとは思いますけれども、それは確認してもらいたいと思います。他にもないのかということですね。
                                               
NHKの受信料について

Q 毎日新聞
 NHKから国民を守る党についてですが、最近、大阪府知事と大阪市長が、どちらも現職のN国の国会議員が、受信料を払わないのであれば、それが認められるのであれば、自分たちも払わないと言っているのですが・・・。

A 知事
 考えたこともなかったですが、認められることは現行法ではないですよね。基本的に行政の立場としては、法令に則って対応せざるを得ないと思っています。

Q 毎日新聞
 お二方の意見についても、知事としては・・・

A 知事
 発言を正確に聞いていないのですが、そういうことが例えば制度改正によって、任意になるのならということでしょうか。

Q 毎日新聞
 N国の立花議員が払わないと、踏み倒すと。それがもし認められるのであれば、自分たちも払わないと。

A 知事
 それは認められないでしょう。認められるのであればというところが大きな含みで、認められないと思いますね。

Q 毎日新聞
 お二方の意見は、それはおかしいという・・・

A 知事
 認められるのであればという条件をつけておられるのでしょう。それは制度的に認められるようになれば、それはそのときに考えるというのは当然だと思います。それはありえない条件成就だと思いますけれど。


※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。


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