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平成31年4月24日 新潟県知事 定例記者会見
(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>
- 日時 平成31年4月24日(水曜日)
- 場所 記者会見室
- 知事発表項目(10時00分~10時02分)
- 平成30年度の新潟空港の利用状況について
- 「ハートマッチにいがた」入会登録料割引キャンペーンについて
- 質疑項目(10時02分~10時33分)
- 加茂市長選挙の結果の受け止めと新市政への期待について
- NGT48の国民文化祭のスペシャルサポーターの契約等について
- 平成30年度の新潟空港の利用状況について
- 「ハートマッチにいがた」入会登録料割引キャンペーンについて
- 消費増税について
- 平成、令和について
知事発表
平成30年度の新潟空港の利用状況について
それでは私の方から2点ほど、お手元にある資料の1つ目でございますけれども、新潟空港の利用者数、平成30年度の利用実績がまとまりましたので、ご報告であります。利用者数116万6千人ということで、平成19年度以来の110万人超えということであります。国内線も国際線も共に順調に利用客を増やしておりまして、引き続き新潟空港の活性化に努めてまいりたいと思います。詳細はその資料をご覧いただきたいと思います。
報道資料(平成30年度の新潟空港の利用状況について)[PDFファイル/452KB]
「ハートマッチにいがた」入会登録料割引キャンペーンについて
そして2つ目の発表事項ですが、資料の2ですけれども、県では少子化対策の一環として、結婚を希望される方々の婚活を応援する会員制の個別のマッチングシステムを運用しておりまして、「ハートマッチにいがた」と言いますけれども、この「ハートマッチにいがた」の入会登録料ですね、20代の方を対象として割引キャンペーンを始めますというご案内であります。詳細はこの後皆様方に事務的にブリーフィングさせていただきますので、それを聞いていただきたいと思います。私の方から以上2点です。
報道資料(「ハートマッチにいがた」入会登録料割引キャンペーンについて)[PDFファイル/77KB]
質疑
加茂市長選挙の結果の受け止めと新市政への期待について
Q 代表幹事(NHK)
今月の21日に行われました加茂市長選挙の結果を受けて、新人の藤田明美さんが初当選されましたが、その選挙結果の受け止めと、手続が今遅れています土砂災害区域の指定の進展など、藤田さんによる新市政への期待などをお聞かせください。
A 知事
まずは、今回の選挙でご当選されました藤田様には、お祝いを申し上げたいと思います。
また県との関係でありますけれども、まずは新しい市長のこれからのご活躍を期待申し上げたいと思いますし、県と加茂市とでしっかりコミュニケーションを図って、地域の発展に連携して取り組んでまいりたいと、そのように思っています。お尋ねの土砂災害警戒等の関係ですけれども、これはもう従来から申し上げてきたとおりでございまして、土砂災害防止法の趣旨をしっかりご理解いただいた上で、法にのっとって、適正な対応を取ってもらいたいと、それに尽きるところであります。
Q 代表幹事(NHK)
何か、新市政への期待はないでしょうか。
A 知事
まさにコミュニケーションをしっかり図って、連携して地域の発展に取り組んでまいりたいと思っています。まだお会いをしたことがないので、いずれゆっくりお話、意見交換の機会などを設けてまいりたいと思います。
Q NHK
県議会選挙でも女性の議員が多く当選したのですが、女性の市長が誕生しているのですが、女性の首長が増えるという結果については何か所感はありますか。
A 知事
確か前々回もご質問いただいたような気がしますけれども、津南町長、そして今回の加茂市長、女性の政治参画ということはまさに多様な意見が政策の決定のプロセスの中に反映されていくという意味で非常にいいことと言いますか、歓迎すべきことだと思っています。
Q 新潟日報
先ほど加茂市長選挙の話が出てきていましたが、土砂災害の警戒区域の関係で、今進展状況がどうだというのは知事のところには入ってきていますか。
A 知事
事柄として、区域の指定について反対というふうに言われた方々について、ご理解いただけるように個別にご説明に回っているというふうに聞いています。
Q 新潟日報
その結果がどうなったかは、まだ。
A 知事
最終形はまだ聞いていませんが、これまでも県内の他の地域の皆さんにもそうやって丁寧に(土砂災害防止法の)趣旨をご説明し、ご理解をいただいてきているところですので、ご理解をいただけるのではないかなとは思っています。最終形は事務的に聞いてみてください。
Q 新潟日報
当選された藤田さんは、県が指定するという方針には理解を示していらっしゃるようなのですが、そのことについてはどのように。
A 知事
それは法の趣旨を是非ともご理解いただいて、法にのっとって、適切に対応していただきたいと。それに尽きるところです。
Q 新潟日報
いずれ意見交換をしたいというお話については。
A 知事
ブロック別の首長さんとの懇談会を順次、また今年度もやっていこうとしていますので、早晩、意見交換させていただける機会は持てると思っています。
Q 新潟日報
特別に、藤田さんとだけ何かというのは。
A 知事
それは今、特に予定はないです。
Q 新潟日報
加茂市を巡っては、土砂警戒区域(の問題)だけでなくて、ごみ焼却場の、ダイオキシンの基準値超えの問題で、改善の指導や停止命令などを出して、改善がなされてないという状況が続いていると思うのですが、こちらについては新市長にはどのように取り組んでほしいというふうに。
A 知事
法令をきちんと遵守していただきたいなと思います。
Q 新潟日報
4月中にもしかしたら再度停止命令を出すかもというような話になっていたかと思うのですが、その辺は、再度の停止命令みたいなものは、首長が変わったわけですけれども。
A 知事
それはまず法令に基づいて行政指導を、あるいは行政処分を、粛々とやらざるを得ないと思います。結局、いろいろとパッチワークのような整備をしてもなかなか改善しないということであれば、お隣の田上町は確か建て替えということをご提案されているとも側聞していますので、真剣にどういうふうにしたらよいのか、抜本的な対応策を検討していただきたいと思います。
Q 新潟日報
今回落選された小池元市長は、止めることによってごみが溢れてしまうのではないかとか懸念を示されていましたが、その辺については、解決ができるかどうかという部分は、基本的には加茂市に考えてもらう。
A 知事
それはそうですね。まさにそういう市民生活、町民生活に大きな混乱や不便を生じさせないように、しっかり対応を考えるべきことこそやるべきことではないでしょうか。
NGT48の国民文化祭のスペシャルサポーターの契約等について
Q 代表幹事(NHK)
NGT48の件ですが、一連の問題を理由にして山口真帆さん、メンバーのお一人がグループを卒業することが発表されましたが、この卒業について知事の受け止めと、現在も国民文化祭のスペシャルサポーターの契約は保留となっておりますが、この契約の方向性について改めてお聞かせください。
A 知事
報道でいわゆる卒業ということは承知しましたけれども、まさにそういう事態が、また動きましたので、引き続きスペシャルサポーターの契約の関係は、もう少し様子を見て事態の推移を見守ってまいりたいと思います。
Q 新潟日報
国民文化祭の広報のあり方そのものについての質問ですが、今どうしても国民文化祭そのものというか本体よりも、NGT48の今回の問題がセットでクローズアップされてしまっている状況にあるのですけれども。
A 知事
国民文化祭、障害者芸術・文化祭の盛り上げそのものは、いろいろな手法と言いますか、手段を使って取り組んできているところで、つい先週には「ゴーゴー美術館」という形で、障害者の方々の芸術作品を県内のタクシーの車内でご覧いただけるような、そういうことも業界の協力をいただいて進めています。その150日前のイベントですとか、いずれ100日前のイベントですとか、いろいろな関係者の協力のもとに、連携のもとに努力しておりまして、スペシャルサポーターというのはその1つの手段であったということですね。
Q 新潟日報
今後ですが、NGT48に替わる広報役というか、盛り上げ役を、著名人の方としての盛り上げ役をですね、スペシャルサポーターなり、それとは別な形で起用していくという考えはございますか。
A 知事
スペシャルサポーターに関しては今判断を保留していますので、今はそれ以外のいろいろな方法で、効果的な方法を考えていきたいと思います。先ほど申し上げたゴーゴー美術館もその1つであるわけですけれども、もっともっとSNSを活用した方法はないかとか、それこそ有名ブロガーを使ったらどうだとか、中でいろいろなディスカッションをしていますので、いずれ次々と手をつけていきたいと思います。
Q 新潟日報
これまでに県の方に、NGT関連の苦情や意見が3千件近く寄せられているということなのですけれども、そのことについてはどう受け止めていらっしゃいますか。
A 知事
詳しい内訳は承知していないので、事務的に聞いていただけますでしょうか。
Q 新潟日報
このまま起用するとイメージが悪化するというような声もあるのですけれども。
A 知事
いろいろな、まさに様々なお声があるということだと思いますね。
Q 新潟日報
先ほどスペシャルサポーターの件に関しては、判断を保留するということですけれども、(開催が)9月に迫っている中で、ここで最終的に判断を下すという時期はいつまでというふうにお考えですか。
A 知事
それはまさに様子をみていかないと、今は分かりません。
Q 新潟日報
山口さんの卒業そのものに関する知事のご所感は。
A 知事
私から特別それについてコメントすることはありません。
Q 新潟日報
今回、騒動の発端となった当事者の方が卒業するというのは、結構意味合いとしては強いものがあると思うんですけれども、そういったところでのコメントは。
A 知事
私の立場でコメントするものはございません。
Q 新潟日報
山口さんを含めて3人卒業されると思うんですけれど、そういった方々が例えばスペシャルサポーターに起用するとか、そういう。
A 知事
ですからスペシャルサポーターについては、様子を見守って保留をしているところです。
Q NHK
保留を続けるということなんですけれど、県の方に契約を解消してほしいというようなご意見が来ている中で、あえて保留をする、解消という判断をしないという理由を教えていただきたいのですが。
A 知事
まさに私は毎回一貫して、NGT48そのものは新潟の大切な魅力の1つだと思っておりますので、また再びきちんと事態が収束して、県民の皆さんから本当に歓迎されるような状態になればですね、ぜひこの国民文化祭、障害者芸術・文化祭の盛り上げに活躍していただきたいとそう思って、そういう意味では見守っているところです。
Q NHK
国民文化祭が始まるまでに事態が収束すればよいなと。
A 知事
よいなと思っています。
Q 毎日新聞
今、きちんと事態収束すれば、また新潟の魅力としてやってほしいと。
A 知事
収束してまた再び県民の皆さんから歓迎される、魅力の1つとして輝いていただけるような状態になればですね、まさに国民文化祭、障害者芸術・文化祭の盛り上げに活躍していただきたいなと思います。
Q 毎日新聞
というお考えだと思うのですけれども、現状、暴行被害を訴えたメンバーが卒業するという状態になってきて、運営側もほぼ沈黙を貫いているような形で、それは事態が収束しているという方向に向かっていると知事ご自身はお考えでしょうか。
A 知事
ですから見守っているところです。
Q 毎日新聞
運営の体制については、どう。
A 知事
私の立場で一つ一つその運営がどうであるとかということをコメントすることは控えたいと思います。そういう立場でもございませんし。
Q NHK
NGT48のスペシャルサポーターを保留にするということで、スペシャルサポーターが不在の状態になると思うのですが、その点で、PR活動というのはどのようにしていきたいとか。
A 知事
スペシャルサポーターというのは1つの盛り上げの手段として考えていたものでありますので、それは残念ながら今は保留状態ですけれども、それ以外の様々な盛り上げの手法は今いろいろ考えています。ゴーゴー美術館もその1つでもう始まっていますし、あるいは節目節目のイベントもやってきていますし、あるいはブロガーの活用なども内部の議論の中に上がってきています。やれることはいろいろとやっていきたいと思っております。
Q NHK
スペシャルサポーターという枠にとらわれずに。
A 知事
何度も申し上げますけれども、スペシャルサポーターは1つの盛り上げの手段として考えられたものであって。
Q NHK
それは別に、誰かをまた起用するとかということでもない。
A 知事
今はそこは保留していますので。
Q NHK
その枠組みは保留だと。
A 知事
その手段については今は保留していますよね。契約を止めているのですから。
Q NHK
スペシャルサポーターという名前ではなくて、また別の。
A 知事
それは例えば、先ほど1つ例にしましたが、非常に有名なブロガーの方の協力をいただくとか、いろいろな、世の中への情報発信の方法としてはあり得ますよね。例えば、20代、30代の割と若い世代の方にどういう形で一番浸透していくかとか、50代、60代の高齢の方にはどういう方法がよいかとか、女性により多く浸透する情報発信はどういう方法があるかとか。それはまさに今、いろいろな人の知恵をいただきながら、内部で何をやろうかと考えているところです。
Q NHK
今、議論中という。
A 知事
すでに、やれるものはどんどんやってきています。
Q NHK
ブロガーは、新潟県内のブロガーとか。
A 知事
それは、もちろん、新潟のことに関心を持っていただく必要がありますけれども。書いていただくには。
Q UX
知事が先ほどから仰っている、事態が収束してそれの判断を見守りたいというお話だったのですけれども、今、契約更新の判断を保留しているこの状況の中で、ずっとこの収束しないという状況が続いた場合、あえてそこをそのまま、判断保留のまま開催までいってしまうというような状況がある可能性というのは、知事の認識としては。
A 知事
今は分からないという状態ですのでそういうこともあるかもしれませんし、私が願うところは、先ほど申し上げたとおりで、再び輝いてほしいなとは思っています。
Q UX
つまりこのまま、先ほども仰ってましたがあくまでツールの1つだと思うので、このまま判断保留の状態が続いてしまってもやむなしという、あえて期限を区切って替えるという判断をせずに、このままいってしまってもやむなしという、そういった認識でいらっしゃいますか。
A 知事
そうですね。繰り返しになりますけれども、輝いてほしいと思うのですけれども、残念ながらそうならなければ、再び活躍していただけるという状態にならなければ、そこまでいってしまうということですよね。
Q UX
可能性もある。
A 知事
今の段階では何とも言えないです。
Q UX
あえて別の方をスペシャルサポーターに立てるというのは。
A 知事
今の時点では考えていない。盛り上げ手法はいろいろあると思っています。
平成30年度の新潟空港の利用状況について
Q 新潟日報
国際線、国内線共に増加に転じた主な要因というのは、知事が分析されるところはどんなところでしょうか。
A 知事
詳細は事務方に聞いてもらいたいと思いますが、私の理解では国内線についてはやはり、ピーチ・アビエーションの関西国際空港線の就航が非常に大きいと思いますね。その他の路線も基本的に伸びていますので、全体の人の動きがよくなっているということだと思います。それから国際線は明らかにインバウンド、訪日外国人の増加が大きな要因だと思います。
Q 新潟日報
関係して、県の空港アクセスの件で、135万人というのも、
A 知事
空港と新潟駅の乗り入れの話ですね。
Q 新潟日報
135万人になった時点で議論を再開するという、そこは変わらないのですか。135万人というのは。
A 知事
そうです。前の知事の時代にそういう結論を出していただていますので、まさに空港の活性化に向けて、今一生懸命エアポートセールスなりに取り組んでいるところです。だんだん視野に入ってきたかなという感じはしますけれど、もっともっと新しい路線の開設の努力ですとか、それから今の既存の路線の増便の努力、あるいは二次交通ですね、空港アクセス、さらに一段と利便性が増すようにまずは取り組んでいきたいと思います。
Q 新潟日報
まず知事として、116万人という数字の評価を伺いたいのですが。
A 知事
そうですね。110万人を超えたのは平成19年以来ということのようですので、そういう意味では着実に空港の活性化が進んできているかなと。そういう意味では嬉しいなと思います。
Q 新潟日報
目標とされている135万人。
A 知事
目標というのは、空港アクセスを議論する時の1つの段階という意味ですね。
Q 新潟日報
135万人までもう1歩だと思うんですけれども、その道のりまでの現状で考えられている知事としての課題というか、そういったところは何かありますか。
A 知事
それはまさに今言ったさらなる増便や、新規路線ネットワークの拡充や、あるいは空港アクセス、まさにそういったことの努力を続けるということだと思っています。
Q 新潟日報
今後やっていく施策というのは、主にそういったセールスだとか。
A 知事
広く総称してエアポートセールスや、そういうアクセス、空港への利便性を高めるという努力を続けるということだと思います。
Q 産経新聞
国際線の内訳を見ますと、外国人の利用者が133%、3割増というかなり大きな数字かなと思うのですが、どのようなところが外国人にとって新潟県の魅力であって、新潟県の施策が何かそこに反映されているというふうに考えられますか。
A 知事
県もずっと新潟県のプロモーションということには地道に取り組んできているので、そういったものがもちろん少しずつ功を奏してきているのではないかと思うところであります。直接には、多分冬のスキー客、スノーリゾート新潟ということを去年の暮れぐらいからずっと言い出していますし、これから特にそこに絞って力を入れていきたいと思っているところですが、これは詳しく事務的に分析をしてもらいたいと思いますけれども、ウインターシーズンのスキー客などはこの利用客の増加に非常に貢献しているのではないかなと推測します。
Q 産経新聞
久しく聞かれていないですが民泊という制度がありまして、これがインバウンドに対しては有効かなと思うのですが、そこら辺は何か。
A 知事
この10年くらい、かつて私が観光庁の課長をしていた時代から、宿泊の多様化ということはずっとテーマとして課題として議論をされてきたところでありまして、仰るように民泊も宿泊の多様な楽しみ方の1つとして十分あると思います。特に新潟はそういう田舎によいところがあると思いますので、農業体験などとの組合せや自然の観察体験などとの組合せで、魅力を上手く物語として語れそうな部分も多いと思いますので、私はそういうものにも取り組んでいきたいと思います。ただそれが、どれほどの効果を持ったかどうか、あるいはこれから持つかどうかというところの予測まではよく分かりません。
「ハートマッチにいがた」入会登録料割引キャンペーンについて
Q 新潟日報
資料にあるとおり、これまでに29組成婚されて、引合せが1500組いらっしゃるということですけれども、数字について、このハートマッチにいがたの評価について、知事ご自身はどうお考えですか。
A 知事
私の評価、私の感想で言えば、もともと行政の守備範囲としてどうなのかという気も当初ありましたけれども、少子化対策、人口減少問題に対応していく上で、若い方々の婚活支援ということも非常に有効な政策だというふうに今認識を改めているところでありまして、その中にあって、着実に成果が出てきているなという、そういう意味では嬉しいなという受け止めです。
Q 新潟日報
県では年間9千組ぐらいの方が結婚されているそうなのですけれども、その中でこの数字というのは費用対効果を疑問視する声もあると思うんですけれども。
A 知事
私は費用対効果を疑問視する声というのは聞いたことがありません。この後の事務方ののブリーフィング時に、確認してみてください。
Q 新潟日報
先ほど出た実績の部分なのですけれども、知事が仰るとおり、行政の取り組みとしてどうなのかというところで考えを改められたという話があったのですけれども、これは引き続き継続して、これからさらに発展していくような可能性がある事業なのか、それともこれを継続していくことに意味があるのか、その辺はどのようにお考えでしょうか。
A 知事
これは継続することに意味があると思います。先日、群馬県、埼玉県との三県知事会議もございましたけれども、その時に群馬県や埼玉県の状況なども伺いましたけれども、多くの県はもうそういう婚活の部分に支援をするというところは、やるべきことだという認識だと思います。かつて、今もそうですけれども、市町村単位で、よくそういう「街コン」みたいなことをやったりされていますよね。ああいう取り組みも効果的な部分があるでしょうし、こういう個別マッチングみたいなことも効果が出る方法だと思います。それは、広い意味での人口減少問題に対処していく上で、やれることは何でもやっていこうという政策の総動員という意味では、価値があると思います。
消費増税について
Q 新潟日報
一部の自由民主党幹部から延期をした方がよいのではないかという発言もあって注目を集めているところですが、地方から見ると、予算を組む中で増税を見越して予算を組んでいる部分もあると思うのですが、その辺りを含めて、増税延期みたいなことについての知事の受け止めをお願いしたいのですが。
A 知事
私もああいう発言はびっくりして、本当にリーマンショック的なもの、特別なことがない限りは、まさに粛々と消費増税については行われるものだというふうに思っておりました。
Q 新潟日報
国の方針に沿って予算を組む地方自治体にとっては、仰るとおりびっくりしたとかなかなか今後の見通しが立たないという声が聞こえるのですが、やはりそういうものは政府としてもしっかり対応、分かるように方針を示してほしい、急にこういう発言が出るのではなくて。
A 知事
その発言はまさにびっくりすることであって、何か方針を大きく変えるのであれば、当然それはそれなりの準備があっての発表になるものだと思っています。非常に影響が大きいですのでね。
Q 新潟日報
知事としては、現段階ではやはり反対。
A 知事
反対というか、想定もしていなかった。それは当然、本当に特別なことがなければ行われるものだという前提のもとに県の予算を組み立ててきているところですので、特別なことが起きない限りは実施されるものだと思っています。
Q 新潟日報
仮に消費増税がされなかった場合、県財政に具体的にどんな影響があると考えられますか。
A 知事
どのぐらいの影響で数字が出るかなどは事務的に聞いていただきたいと思いますが、収入が減るということですよね。
Q 新潟日報
今回、その増税を見込んで予算を組んでいらっしゃると思うのですけれども、減った分はもしかしたら事業の組換えなども考えなければならない。
A 知事
そのようなことまで今は詰めて考えておりませんが、万が一、そういう何か違う事態が発生すれば、それはその時点で対応策を考えざるを得ません。
平成、令和について
Q 新潟日報
平成最後の会見になると思うのですけれども、平成という時代を振り返って、知事自身、どのような時代であったかとか。
A 知事
そんな大きな考えをまとめたことはありませんが、30年、31年ですかね。基本的には仕事をしてきた30年ですよね。
Q 新潟日報
印象に残っているのは、知事になられたことですか。
A 知事
直近の出来事なので、そういう意味では印象に残りますよね。職業が変わった、転職したという意味では。人生が変わったという意味では。
Q 産経新聞
平成最後の日、4月30日、どのようにお過ごしになるとか、お考えはありますか。
A 知事
特段、意識しておりませんでした。休みをいただきたいと思っています。
Q 産経新聞
5月1日の、令和最初の日は。
A 知事
それも意識しておりませんでしたが、休みの中で、できれば静かな自分の時間を持ちたいと思います。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
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