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平成31年4月17日 新潟県知事 定例記者会見
(記者会見の動画を新潟県公式YouTubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>
- 日時 平成31年4月17日(水曜日)
- 場所 記者会見室
- 知事発表項目(10時00分~10時02分)
- 10連休における医療提供体制について
- 県立武道館の愛称の決定について
- 質疑項目(10時02分~10時16分)
- 塚田一郎参議院議員の自由民主党新潟県支部連合会会長の辞任の意向について
- 統一地方選挙の後半戦への期待等について
- NGT48について
- 県立武道館の愛称の決定について
- 県議会の新たな会派の立ち上げについて
- 10連休における対応について
- 粟島汽船の新造船の就航について
- 参議院議員通常選挙について
知事発表
10連休における医療提供体制について
お手元に資料がございますように、長い休みになります10連休、この間の医療について、救急医療機関と病院の開設状況について取りまとめましたので、皆様にお知らせしたいと思います。添付されている資料をご覧いただければと思いますが、特に、救急医療電話相談の資料、あるいは小児に関する救急医療電話相談の資料もございます。困ったとき、迷ったときには、こういった電話相談も活用していただきたいと思います。
報道資料(10連休における医療提供体制について)[PDFファイル/806KB]
県立武道館の愛称の決定について
2点目は、今年の12月1日にオープンいたします、上越市に所在する県立武道館の愛称を募集しておりましたところ、この度、新潟県立武道館愛称選定委員会での選定の結果、愛称が決まりましたのでご報告したいと思います。「謙信公武道館」という愛称に決定いたしました。応募総数が1800点余りということで、大変多くの方にご関心を持っていただきましたが、最終的にこの「謙信公武道館」という名前に決めさせていただいたということであります。やはり、本県ゆかりの上杉謙信にちなんだ名称が多かったようでありますが、その中でもこの「謙信公武道館」が一番コンパクトにまとまっていてよいのではないかということであります。県民の皆さんに親しまれる愛称となっていただきたいと思います。
報道資料(県立武道館の愛称の決定について)[PDFファイル/156KB]
質疑
塚田一郎参議院議員の自由民主党新潟県支部連合会会長の辞任の意向について
Q 代表幹事(産経新聞)
自由民主党新潟県支部連合会会長の塚田一郎氏が、会長職について辞任の意向であると一部報道で伝えられておりますが、所感を伺います。
A 知事
これは1つの政党の中の役職の問題でありますので、私の方から特にコメントすることはございません。
Q NHK
今ほど、コメントはないという話ではございましたが、とは言ってもやはり、県の国会議員で、かつ県議会では第一党であるというところの政党のトップが辞任ということで、少なからず県政界への影響はあると思うのですけれども、改めてお感じになることはございますか。
A 知事
県政界への影響はあるのかもしれませんけれども、特定の政党の中での役職の問題ですので、私の立場でコメントするのはふさわしくないと思います。
Q NHK
今回、(国土交通省の)副大臣に続いて、辞任の意向を示されているということで、これについてはいかがでしょうか。ご自身の判断によるものとは思うのですが。
A 知事
副大臣という公職をお辞めになったことについては大変残念だと思っています。県の発展に貢献していただけるという期待をしていただけに、残念だと思っています。
Q NHK
今回もやはり、そういう(辞任の)決定をされたというのは、残念という結果。
A 知事
特定の政党の中の役職の問題ですので、それは私の立場でコメントするのはふさわしくないと思います。
Q NST
街中で花角知事と塚田参議院議員のポスターをよく隣で貼ってあるのを見かけるのですが、それに関してどんなお気持ちでいらっしゃいますか。
A 知事
それは貼られているものですので、どうこうという感じはございません。
Q NST
ご自分への影響というか、そういうことは感じませんか。
A 知事
私への影響というのは、あまり感じません。
統一地方選挙の後半戦への期待等について
Q 代表幹事(産経新聞)
後半戦がいよいよ始まりましたが、どのような選挙戦を期待いたしますでしょうか。また、候補者の応援について、予定はないと前回は仰っていましたけれども、変更はございますでしょうか。
A 知事
前半戦の投票率が低調だったというところがありますので、ぜひとも有権者の皆様には、地域の政治、行政について関心を持っていただき、地域の課題について議論が深まって、地域の活性化につながっていくことを期待したいと思います。応援については、特に変更はありません。
NGT48について
Q 代表幹事(産経新聞)
NGT48が、チーム制を解消して再スタートをしたいということになっています。メンバー暴行被害事件以来、事態収束への評価に変化はございましたでしょうか。以前は、まだ収束したとは思えないというお話でしたが、変わったとすればどのように変わったのか教えてください。
A 知事
今の時点ではまだ変わっておりません。引き続き、判断を保留し、様子を見極めたいと思います。
Q 新潟日報
今、正常化するまで判断を保留するという状態が続いているわけなのですが、最終的なデッドラインというか、9月に(国民文化祭が開催する)というのは決まっているわけでいろいろと準備を逆算してやっていかなければならないと思うのですが、お尻というのはどの辺だという。
A 知事
国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の県民の盛り上げということで、応援をお願いしたいということで広告出演契約を結んできたわけでありますので、早ければ早いほど、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の県民への周知や県外への情報発信という意味では早い方がよいとは思いますが、今の段階で事態が収まったという感じはしていないので、もう少し時間を置いて、見極めていきたいと思います。
県立武道館の愛称の決定について
Q 新潟日報
県立武道館の愛称なのですが、「謙信公武道館」、知事ご自身はどういうふうな。
A 知事
愛称として、よいと思います。
Q 新潟日報
どこらへんが。
A 知事
先ほど申し上げたように、多分多くの方が、わが県のゆかりの、名の通った武将である上杉謙信と武道とを結び付けて、この武道館の愛称として多くの方が考えられたと思いますし、現実にも応募作品の中では圧倒的に謙信の名前を使ったものが多かったです。多少、「新潟県立」を付けるかとかいろいろなバリエーションがあったようですが、一番すっきりしているのではないでしょうか。
Q NHK
この謙信公武道館の愛称提案者のお一人の名前が挙がっていますけれども、この謙信公武道館というのは何点くらい応募があったのですか。
A 知事
詳しい数字は担当部局に聞いていただきたいと思います。先ほど申し上げましたように、謙信にまつわる名前が、いろいろなバリエーションがあったというのは報告を受けていますが、それぞれどのようなものがあって、どのぐらいの割合であったのかという辺りは、事務的に確認いただきたいと思います。
Q NHK
財政が厳しいようで、ネーミングライツとかそういった選択もあり得ると思うのですが、今回はこの名前なのでしょうが、名称のあり方はどのようにお考えですか。
A 知事
できるだけ収益を、県の財政に寄与するような形を考えたいと思いますが、県立武道館についてもいろいろと事務的に勉強をしたのですが、なかなかネーミングライツを募集しても大きな効果は期待できないのかなと、武道館という施設の性格からして難しいかなと判断したところです。
県議会の新たな会派の立ち上げについて
Q 新潟日報
県議会の一部の無所属の議員の方が新会派を結成されるということで届け出をされましたけれども、新しい会派ができて環境が少し変わるのかなと思うのですが、その辺り知事受け止めはいかがでしょうか。
A 知事
私も報道でしか承知していませんが、是々非々で臨まれるというふうに伺っておりますので、よくコミュニケーションを取ってご理解、ご協力をいただけるように努めてまいりたいと思います。
Q 新潟日報
受け止めとは別に、議会の活性化という観点ですが、会派ができてより発言力が増すという観点では、議会の活性化につながるのかなと受け止めているのですが、その辺り知事から望まれるようなことはございますか。
A 知事
それは議会の中の自治の問題ですので、良い悪いという判断は首長サイドとして特に申し上げることはないのですけれども、県政を進める上での両輪だということを常々申し上げていますので、議会が活性化するということはもちろん望ましいことだと思います。
10連休における対応について
Q 新潟日報
(発表事項の)医療の方で10連休の対応がありましたけれども、県庁としては10連休はずっとお休みという感じですか。
A 知事
危機管理の関係は別だと思いますけれども、あとは現場的にローテーションのようなものを除けば、通常どおりお休みです。
Q 新潟日報
知事ご自身は10連休はどのようにされる予定でしょうか。
A 知事
一部公務はありますけれども、それを除けばできるだけ休養を取らせていただきたいと思います。
Q 新潟日報
結構与党の皆さんも、知事がかなり激務で健康の心配をされていますけれど、今回はだいぶお休みできるような。
A 知事
そうですね。できるだけ体を休めたいと思います。
Q 新潟日報
どこかご旅行とか。
A 知事
それは予定していないです。
Q 新潟日報
基本的に県内にいらっしゃる。
A 知事
県内か、自宅があるので、風を通しに行ってくると、そんな行ったり来たりだと思います。
粟島汽船の新造船の就航について
Q 日経新聞
19日に粟島と岩船を結ぶ新しい船が就航すると思うのですけれども、新フェリーの造船による粟島の活性化に向けた期待についてお聞かせください。
A 知事
私も報道でフェリーの写真とか見せていただいて、乗ってみたいなと思っていますが、スピードも少し速まると伺っていますので、粟島に今まで以上に行きやすくなると思いますので、多くの方に粟島を訪ねていただきたいと思います。それとは別に粟島自身の活性化については、本保村長とよくコミュニケーションを取って、県としてしっかり応援していきたいと思います。
Q 日経新聞
以前の会見で、インバウンド船旅振興制度を使って新潟と粟島を結ぶ航路。
A 知事
社会実験ですね。
Q 日経新聞
検討していると仰っていましたが、その後の進捗状況は。
A 知事
あれは(平成30年度の「船旅活性化モデル地区」制度)臨時的な制度だと承知していますが、恒久化されましたので、それを活用して今年も新潟と粟島を結ぶ航路を開設する予定と承知しています。先般も、その恒久化の話もさせていただいたと思うのですれども、具体的なスケジュールなどは実務的に聞いていただきたいと思います。
参議院議員通常選挙について
Q 新潟日報
立憲民主党が弁護士の打越氏を擁立する方針を固めたというふうな形がでているのですが、それについて何かご所感があればお願いします。
A 知事
私も報道で、文字で読んでいるだけで全くご縁のある人でもありませんし、特にコメントはありません。
Q 新潟日報
先の話になるかと思いますが、参議院選挙について、統一地方選挙の前半戦で投票率も低かったと思うのですが、参議院選挙の立候補者にどのような。
A 知事
先ほどの統一地方選挙の後半戦の話で申し上げたように、投票率が低調であったということは本当に残念だと思っておりまして、政治に対する関心がやはり低くなっているのではないかというところが懸念されるところですので、大事な国政選挙、参議院の通常選挙についてもできるだけ多くの方に、ある意味でわが事として、自分事として政治、行政にしっかり関心を寄せていただいて、自分の1票がその政治なりを変えていくことにつながるという意識を持っていただきたいなと思います。
Q 新潟日報
投票率という観点から言うと、おそらく塚田参議院議員が出馬されるであろうと思うのですが、塚田さんの一連の辞任ですとかそういったところというのは、投票率に何か影響すると思いますか。
A 知事
そこはちょっとよくわかりません。いずれにせよ、政治に関心を持っていただきたいというところは、繰り返しになりますけれども申し上げたいと思います。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
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