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平成31年1月4日 新潟県知事 年頭記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0123083 更新日:2019年6月29日更新

(記者会見の動画を新潟県公式YouTubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>

  1. 日時 平成31年1月4日(金曜日)
  2. 場所 記者会見室
  3. 知事発表項目(10時55分~10時57分)
    年頭あいさつ
  4. 質疑項目(10時57分~11時27分)
    • 佐渡市で発生した火災について
    • 平成31年度当初予算編成について
    • 新年の抱負について
    • 熊本県熊本地方を震源とする地震について
    • 職員の処分について
    • 年末年始の過ごし方について
    • 選挙について
    • 放射性物質を含む汚泥の引取りについて
    • アルビレックス新潟について
    • いじめ対策について
    • 消費増税について

知事発表

年頭あいさつ

 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。職員への先ほどの新年の年頭あいさつや、庁議メンバーへのお話は別にして、どういう1年にしたいかという意味合いでの抱負を申し上げますと、確か年末この場でもご質問いただいて話をした気もしますし、個別のインタビューでもお話した気もしますが、漢字1文字で表すと、今年はぜひ進展とか発展の「展」です。展開の「展」の年にしたいと思っています。その心は、例えば止まっていた課題や、なかなか動かなかったような問題など、そういったものはいろいろあると思うのですが、1つでも2つでも物事を動かすというか、少し前に進める。そして1年経ったときに振り返って、1つ2つ成果が出てきましたねと、結果が出てきましたねと振り返れるような、つまり進展があった、展開があったという1年になるように心がけていきたいと思っています。いろいろな利害が絡むからこそ動かない課題はたくさんあるわけですが、柔軟な発想で緻密に対応していけば、1つで2つでも解決なり進展するのではないかと、そういう課題があると思っていますので、しっかりとこの1年取り組んで、結果を出していくことに力を注ぎたいと思っています。

質疑

佐渡市で発生した火災について

Q 新潟日報
 あけましておめでとうございます。正月にですね、知事のふるさとでもある佐渡で大火が起きました。昨年の冬も、同じように大火が起きていますし、糸魚川で大火が起きたのは記憶に新しいところですが、県内で大火が続いて、2けた近くも延焼が起きてしまう大火が続いている状況について、知事は防災・減災というのも、先ほどの年頭のあいさつで真っ先に挙げられていましたが、その点について県の、知事の考えがありましたらお願いします。

A 知事
 まずこのたびの佐渡市での火事で被災された方々にお見舞い申し上げたいと思いますし、また亡くなった方にはお悔やみを申し上げたいと思います。その上で糸魚川のときもそうでしょうし、昨年(の佐渡市内での大火)はあまり記憶がないのですが、いわゆる木造住宅の住宅密集地、密集している市街地での火災対策と言いますか、これは新潟県に限らない全国の共通のそういう地域を有する木造密集の市街地を有する地域の共通の課題なのでしょうけれども、例えば歴史的な重要な伝統的建造物群などがあるような地域ですと、そう簡単に建て替えはいかないわけですけれども、そうでないならば、いかに防火対応を進めるかというのは、知恵を出していかなければならない課題なのだろうと。もちろんそこに住む皆様方のそれぞれの自覚なり、連携、協働での防災対応ということも大事なのでしょうけれども、ソフトだけではやりきれないものがあるとすれば、ハードの部分でどういう対応が可能なのか部局も交えて考えていきたいと思います。

Q NHK
 佐渡の火災についてなのですけれども、やはり県内で何度も遭っている、佐渡においては近年でも10棟以上の火災というのが続いていまして、先ほど仰られたハード面というのは、具体的に、例えばどういった可能性、お手伝いできることがあるのでしょうか。

A 知事
 制度としては区画整理とかあるとは思うのですけれども、市街地再開発とか、事業としての仕組みはありますが、関係者の合意を取り付けていくというのは、大変な時間のかかることではあります。

Q NHK
 一方で、そういった密集地で大きな火災が、県内でも、仰ったように全国でも遭っているわけですけれども、消火の技術であったり、研修などというものも含めて、県として何か今回の火災の検証みたいなものは考えられたりはされていないでしょうか。

A 知事
 今の時点で私自身はそこまで思い至っていませんでしたけれども、今回の消火活動で、何らかその課題なりが浮かび上がっているのであれば、県全体の消防活動のあり方みたいなものの議論は行わなければならないかもしれません。ただ、今の時点ではそういうことは特に聞いてはいないのですけれども、木造密集地で火の回りが早かったりすると、本当に消火活動も苦労されるのは、それはもう当然というか、やむを得ないところですよね。その中にあって、より効率的に行う、もう少し何か新たな技術の導入ですとか、やり方の工夫ですとか、そういった点で考えるべき点があるのかどうか、それはこれから少し関心を持って見ておきたいと思います。

平成31年度当初予算編成について

Q 新潟日報
 知事のごあいさつで予算編成について4点挙げられていましたけれども、財政課の方が、昨年の12月段階での当初予算要求額をまとめたものを公表したのですが、平成30年度の当初予算額は1兆2392億円だったのに対して、平成31年度の当初予算額は1兆2462億円で、現時点では70億円程度増加している状況なのですが、最終的な予算規模ですが、要求額では平成30年度を上回っているのですが、最終的には上積みしていくのか、同規模で推移なのか、それともさらに絞り込んで減額していくのか、その方向を。

A 知事
 そこはこれからの議論なので、予算の全体のフレームを決めていないので、これからの議論だと思いますが、税収の見込みとか、まず収入の見通しですよね。一方で、力を入れたい政策をどれほど盛り込めるのかということとの兼ね合いの中で、全体のフレームはこれから議論していきたいと思います。

Q 新潟日報
 財政課が公表した資料の中で、主な事業が列挙されているのですが、知事が重点項目に挙げている防災・減災ですとか健康立県に関する分野では予算が増額している分野が結構並んでいるのですが、一方で少し減額して絞り込んでいる部分というのが、ちょっとなかなかまだ見えてこないという気もするのですが、そこはいかがでしょうか。

A 知事
 まだ一つ一つの事業を議論していないので何とも言えませんが、各部局マイナスシーリングがかかっている中で、それ(財政課の報道発表資料)は単に主だったものを列挙しているだけですので、いろいろ工夫をしてもらっていると思っています。おそらく、全部ははまらないと思います。おのずと何かは削らないと、はまらないだろうなと思いますし、それが先ほど申し上げている収入の見込みとの兼ね合いの中で、どれほどのメリハリを利かせることができるか知恵の出しどころだと思います。

Q 新潟日報
 予算の関連ですが、防災・減災の中で、ちょっと今までと少し違うなと思ったのが、治安を含めて。

A 知事
 そうですね。気持ちの中で変わっていないのですが、言葉にはあまりしていなかったですし、いろいろなところの講演の中でも、あえてそういう例えばスライドを入れたりもしていなかったので、忘れられているかなと懸念したところでありまして。

Q 新潟日報
 具体的に、治安の部分でこういうふうにしていきたいというのは。

A 知事
 念頭にあるのは、(新潟市内の)通学路で起きた子どもの非常に痛ましい事件が念頭にあるのですけれども、そういう意味で防犯カメラの有効性とか、いくつか課題があがっていますので、そういったものを取り入れていきたいと思っています。

Q 新潟日報
 それは、ハード分野をイメージされて。

A 知事
 それだけではなくて、通学路の安全対策というのは、地域全体の見守りの活動の中で高まっていくと思うので、それはお金の問題というよりも、そういう環境をどういうふうに作っていくのかというのは、政策課題としてあると思っています。

Q 新潟日報
 (職員への年頭のあいさつの中で)少し具体的に仰ったのかなと思ったのが起業創業の部分で、金融とか大学とかそういったところ、あと行政と経済団体と一体になって後押しするという感じ。

A 知事
 いろいろなところで、実は(資料の)スライドなんかでは入れていたのですが、昨年立て続けに、12月の頭(正しくは12月中旬)に創業支援ネットワーク会議のようなものを開催させていただいて、割と皆さんの意識の中に入ってきたかなという思いもあって、言葉にしたのですけれども、結局、何かやってみようと思う人がいても、様々な壁があるのが現実で、お金に限らず、何から手をつけたらいいのかとか、それはやはり周囲の相談できる場所がそばにあるかとか、支えてくれる人がそばにいるかとか、頼れるところがあるかとか、様々なそういう悩みにぶつかるときに、それをできればワンストップで相談できる窓口を作っていきたいというのは発想の中にあります。今でもパーツパーツでは、各地の商工会議所とか、あるいは金融機関とか、個別には相談できる場所があったりしているのですが、もう少し関係者が情報共有して、ネットワーク化することで、誰かに相談するとさらにそれが広がっていく、そういう環境づくりを、もう1段前に進めていきたいという思いを込めて言葉にしています。

新年の抱負について

Q 新潟日報
 年末の会見でも伺ったかもしれませんが、今ほどありました「1つでも2つでも動かなかった課題、止まっていた課題を前に進めたい」というのは、今のところまだ頭の中に具体的にこれだというのは。

A 知事
 これだというのはないのですが、一般論で申し上げた抱負で、展開の「展」を今年の代表する漢字にしたいという思いのあらわれとして申し上げていることで、1つでも2つでも、これまでなかなかこう着して動かなかったものの解決に向けて、動かしていきたいという気持ちだけです。

Q 新潟日報
 特にこれだ、というものは。

A 知事
 これだというものは、ありません。

Q 新潟日報
 具体的な成果を出したいというお話がありましたけれども、特にこういった分野で成果を出したいということがありましたら教えてください。

A 知事
 この分野と決めているわけではなくて、例えば海外に出張したとき、昨年中国や韓国に出張したときも、あるいはベトナムに伺ったときも、ご質問の中でお答えしているように思うのですが、行った以上は何か具体的な成果を出したいというのは、私自身の仕事のスタイルとしてそういう意識を持っていまして、ただセイハロー、ヤァヤァヤァという表敬、これも大事なことなのですが、非常に人間関係を作る意味ではお会いして、あいさつをする、話をするということ自体に非常に意味があることは十分わかっているのですが、それ以上に具体な成果を(出したい)という意識は常々持っておりまして、ある意味でそれの延長なのですが、今年の仕事の進め方としても、1つでも2つでも何か結果が出たよね、動いたよねというものをつくれるようにこの1年努力をしていきたいという思いです。

Q 新潟日報
 県庁の仕事は多岐にわたりますけれども、特にこういう分野に注目している、こういう事柄に注目しているところがありましたら。

A 知事
 分野を決めていません。埋もれていたもの、蓋をしていたもの、隠れていたもの、皆がもう諦めていたようなもの、様々動かないものがあると思うのですけれども、そのうち、大切だと思うもの、意味があると思うもの、火中の栗を拾うとまでは言いませんけれども、手をつけていきたいと思います。

Q 新潟日報
 具体的な成果を出すために、知事としてはどういうアクションをしたい。

A 知事
 これはその問題によって様々だとは思いますが、基本的な話は、利害関係者のお話を聞くということです。別に常に、行司役になれるわけでもないですが、まずはその問題がどうして動かないのか、なぜずっと塩漬けになっていたのかとか、止まっているのかということの背景と状況をまず見極めるというところからだと思っています。

Q UX
 先ほど、(職員に対するあいさつの中で)交流人口を増やしたいという話がありましたが、来年、東京オリンピックがある中で、今まで以上にインバウンドを増やしていくために、今年新潟県としてやらなければいけないことは、どの点にあるとお考えですか。

A 知事
 それは、まさにこれから予算の編成の中で、皆さんにお示ししていきたいと思いますけれども、まだまだやるべきことはいっぱいあると思います。ただ、いわゆる処方せんというものは、意外とどの自治体も取り組んでいるものがいっぱいあって、それを新潟にどのような形で応用していくかとかいうことが中心になると思いますが、全く奇抜なものが、誰も思いつかなかったような政策や事業があるとは思いませんけれども、より効果的な、より効率的な成果の出る事業のやり方を考えていくということだと思っています。どういう形でお金をつけて事業化していくか、政策として実行していくかはこれから議論を深めて、予算の中でお示ししたいと思います。

熊本県熊本地方を震源とする地震について

Q 新潟日報
 昨日、熊本県で夜地震がありましたけれど、今のところ新潟県としては何か支援をするとか動きは。

A 知事
 危機管理監を中心に、連絡の窓口は作ったようですが、特に今は何か支援を要請されるような状況ではないと聞いています。

Q 新潟日報
 今のところは情報収集。

A 知事
 何も動いてはいません。体制は作ったけれども、動いていない。

Q 新潟日報
 何かあれば、動けるようにすると。

A 知事
 そうですね。皆さんの報道でも、被害はほとんどないようです。

職員の処分について

Q 新潟日報
 昨年末なのですが、職員の懲戒処分について何件か発表があったのですが、その中でも新たな懲戒処分で、農林水産部の本庁職員の方が、交通事故に関する事務処理を怠ったことに加えて、上司の決裁を受けずに、知事印を不正に使用して示談書2件を作成したというものがありまして、27日付で発表になったのですが、昨年の1つの目立った傾向として、職員の方の不祥事というのもあったと思うのですが、年頭に当たって、新しい年を迎えるに当たって、こういった事務処理の不手際というか、不祥事というか、そういうものの防止に向けて何かございましたら、一言いただきたいのですが。

A 知事
 年末に発表したものを、私もまとめて聞いてはいるのですが、4つか5つ(の処分が)あったと思うのですが、正確に事案の内容を今記憶していませんけれども、一般論として言えば、適正な事務処理手続に則ってされていなかったものについて、それが露見をして処分をしたという事案だと思いますが、一般論で申し上げれば、適正な事務処理手続をきちんと守ってくださいということは、これからもしっかり徹底していきたいと思います。失念をしていたとか、忙しさに紛れて放置していたとかという事案が、いくつか出てきましたので、そういう事案について、しっかり事務処理手続きを確認をし、ルールに則ってやって欲しいということは部局長を通じて、これからもしっかりと徹底していきたいと思います。また、どうしても個人の自覚や、気を付ける姿勢だけに頼っていっても、どうしても人間ですので、失念したり紛れることはあるという前提に立って、組織的にカバーする仕組みづくりも大切だと思っています。つまり、1人が何らかの失念をしたりミスをしても、周囲がカバーできる、そういう仕事の進め方を工夫していく必要があるということも申し上げていますし、思っています。そういうことを徹底する中で、そういうことが起きないように努力をする。これはなかなかゼロにならない可能性は高いとは思いますが、そういう意味で繰り返し繰り返し、ゼロを目指して努力を続けるということだと思っています。ただ事案によって、軽重があると思っています。県民の権利や義務に直接関わってきたようなものはこれは非常に重要な問題で、そこの手当てというのは、繰り返し処方せんを考えていかなければいけないと思いますが、本当に内部的なものをルール通りにやっていなかったという類のものも中にはあります。それは、ルールを守ることの重要性という意味で、それ相応の処分ということは必要なのですが、直接何か組織の外に、県民の権利義務に関わってくるようなものでないものも中にはあります。それはもう一種秩序の維持という意味での処分にすぎないものもあります。

年末年始の過ごし方について

Q 新潟日報
 昨年の最後の会見のときに、年末年始はゆっくりと県政課題について考えたいと仰っていましたけれども、年末年始どのようにお過ごしされて。

A 知事
 そんなにゆっくりにはなりませんでした。残念ながら。個人的な話ですが、たまっていたいろいろな雑事がいっぱいありまして、あっという間の6日間であったように思います。
1月の1日の朝も行事に参加したこともあって、そういう意味では、年末思っていたようなゆっくりとこれからの仕事について思いをめぐらすということが、十分にはできなかった年末年始でありました。

選挙について

Q 新潟日報
 これまでも何度もお伺いしているのですけれども、4月に統一地方選挙、夏には参議院選挙があります。知事は昨年では、選挙で応援を受けた首長の選挙ですとか、県議会議員の方の選挙報告などに顔を出されてあいさつをされたりしていますが、統一地方選挙又は参議院選挙のご自身の対応みたいなものはこれまでも何度も聞いていますが、改めてどのような対応をされますか。

A 知事
 一般論では、昨年の6月に大変ご支援いただいていて、応援いただいた方には、できるだけ私からも、今度は応援をさせていただきたいと思っています。

Q 新潟日報
 これまでの対応と変わらずに。

A 知事
 変わらないと思います。基本的には。ただ物理的に、いろいろなことが重なる中で、上手に日程調整なり、工夫はいると思いますが、基本的な気持ちとしては、いただいたものにはお返しをしたいと思っています。

放射性物質を含む汚泥の引取りについて

Q NST
 放射性物質を含む汚泥について、東京電力から直接的な引取りはできないというような回答だったと思いますけれども、これも1つ動かなかった課題と言えると思いますけれども、どんなふうに県としては。

A 知事
 昨年の年末に東京電力から返答があったということは聞いています。今部局で対応を検討している最中だと思いますので、来週にもしっかりディスカッションをして、答えを皆さんにお話しできるようにしたいと思います。

Q NHK
 原発の(放射性)汚泥に関してなのですけれども、来週に県でディスカッションをして。

A 知事
 部局が年末にもらったようですので、すでに議会での答弁等でも選択肢は他にありますよねというところは考えてきてはいますが、最終的にどういうやり方がとれるかは、できるだけ早期にお示ししたいと思います。

Q NHK
 来週のディスカッションというのは、やり方をいくつか東電側に対して県が提示する。

A 知事
 まずは県としての意思決定をしたいと思います。

Q NHK
 それは絞って東電にこれですというのを示すというような。

A 知事
 そうですね。直接の引取りはできないという正式な返事が返ってきたようですので、ではこうしましょうということを示すということです。

アルビレックス新潟について

Q NST
 サッカーのアルビレックス新潟が1月で、新社長が就任してということなのですけれども、今年のアルビに期待すること、知事としてあれば。

A 知事
 もうとにかく(J1に)戻って欲しいです。私の勘違いでなければ、この社長に就任された是永さんにシンガポールでお会いをしていまして、先般のもう本当に往復だけの出張みたいなものでしたけども、その短い時間の中でもお会いする機会がありまして、非常に元気な方だという印象を持っています。必ずJ1に上がっていただけるのではないかと期待しています。

いじめ対策について

Q UX
 去年いじめの問題が、結構報道されたりして、知事も(自殺した県立高等学校生徒の)お父様と面会されたりしたと思いますけれども、報告書がまとまった今、今年に入って具体的に取り組んでいきたいこととか、知事の中でお考えがありますか。

A 知事
 教育委員会が総力を挙げて、いじめ対策の総点検をしてもらっていますし、加えて有識者を交えた対策会議も動いていますので、ぜひそういった貴重な意見もいただいた上で、あのとき(面会した)お父様も仰っていたのは、現状を変えてくれということだったと思っています。今のままでは、どうしようもないのだというのが、お気持ちだったのではないかと思っていますので、まさに1つでも2つでも、より子どもたちが伸び伸びと教育を受けられるような環境づくりに成果を出していきたいと思っています。

Q UX
 その報告書を、他県の他の知事などに活用したりして欲しいとお父さんのお話がありましたけれど、知事自らそういうところで。

A 知事
 もうすでに教育委員会から各都道府県の教育委員会に提供されたと、確かもう発送されたのではないかと思いますが、すでにそういう思いにはもうお応えをしていると思います。
あとは知事会議ですとか、いろいろな会議の場がありますので、そういう中で場面に応じて私も発言をしていきたいと思います。

消費増税について

Q BSN
 消費増税の関連で、10月に引上げを予定されていますけれども、個人も企業も対応を迫られることになると思うのですが、何か県として注視していきたい部分はどんなところになるのでしょうか。

A 知事
 年末からの記者会見の中で何度かお答えしていると思いますけれども、消費意欲の減退等にならないように、それが経済のつまずきみたいなものにならないように、そこはしっかりと政府において手立てを考えてもらいたいということは申し上げてきて、その答えとして、いろいろなポイント制度ですとか、いろいろな商品券とか、いろいろな手立ては考えられていると思いますので、まずはその制度の詳細をしっかり見守っていきたいと思いますし、県としてやれることは、セーフティネットをしっかり張っておくということだろうと思っています。

※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。


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