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海洋高校の新しい実習船「海洋丸」の竣工式を行いました。
県立海洋高等学校の実習船「海洋丸」が竣工し、平成31年4月23日(火曜日)に竣工式を行いました。
本船は、県立海洋高等学校の漁業実習や航海学・運用学・機関学等の実習、海洋観測等に活用するとともに、県民の皆様の体験乗船等の実施など広く水産教育や水産業の魅力を発信することに活用していきます。
「海洋丸」の概要
- 全長45.41メートル、幅8.50メートル、総トン数は322トン
- 航海速力約12ノット
- 居住空間の確保及び生徒居室等の増設(生徒の学習・生活環境の向上、女子生徒増加に対応)
- イカ釣用集魚灯をLEDとし燃料消費量の軽減とともに、熱や紫外線の放出が減少し、生徒・職員の安全性の向上と負担の軽減
- 船尾部に「スパンカー」を装備し、イカ釣漁実習時の船の安定性を確保
- 電子海図表示システム(ECDIS)を装備し、喫水情報の確認や航路の最適化等を迅速に行うことが可能
竣工式当日の海洋丸
LED化されたイカ釣用集魚灯
イカ釣漁の際に船を安定させるスパンカー