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高田発電所の大規模改修を行っています【新潟県企業局】
高田・新高田発電所 大規模改修事業
事業概要
- 設備の老朽化に対応するため、令和2年度から令和10年度まで、総事業費約96億円の改修事業を行っています。
- 令和5年度から高田・新高田発電所の発電を停止して、令和10年度に発電を開始する予定です。
- 更新対象は、水車・発電機とその付帯設備、建屋、水圧鉄管です。
- 今までは上流から流れてくる水の量に応じて高田発電所または隣接する新高田発電所のいずれかで発電していましたが、改修後は高田発電所1か所で発電します。(新高田発電所は令和5年11月1日に廃止)
事業の特色
- 水圧鉄管は上下の標高差が約200メートルあることから、資材運搬のためケーブルクレーンを設置します。
- 高田発電所で使用する水車をフランシス水車からペルトン水車に変更します。これにより上流の水が少ない場合でも比較的高い効率で発電することができ、少ない水量の時に発電していた新高田発電所の代わりを果たします。
事業の実施状況(令和5年度)
- 水車や発電機等の主要機器の撤去を行いました。
- ケーブルクレーンの基礎を建設しました。
取り出された高田発電所の発電機回転子(令和5年10月2日撮影)
水圧鉄管上流部の空撮写真(令和5年11月27日撮影)
赤い丸で囲まれた部分がケーブルクレーン上部鉄塔の基礎
高田発電所付近空撮写真(令和5年11月27日撮影)
赤い丸で囲まれた部分がケーブルクレーン下部鉄塔の基礎
事業の実施状況(令和6年度)
- 発電所建屋の撤去を行いました。
左:建屋撤去前 右:建屋撤去状況 (令和6年6月7日撮影)
- ケーブルクレーンの設置を行いました。
水圧鉄管更新のためのケーブルクレーン(令和6年11月29日撮影)
概略工程