本文
県営高田発電所の水圧管路の破断事故について(第2報)
県営高田発電所で令和7年4月5日深夜~6日未明に発生した水圧管路の破断事故について、応急対策が概ね完了しましたので、現在の状況を報告します。
1 被災の状況
- 破断箇所一帯で土砂崩れが発生し、土砂が下流に流出(崩壊土砂量約6万5千立方メートルのうち、約4万2千立方メートルが発電所下流に流出)
- 発電所下流の向橋(むかばし)地区の取水堰が流木でせき止められ、周辺の農地(休耕田)が浸水(浸水面積 約1万6千平方メートル)したほか、下流河川(延長約700メートル)及び用水路(延長約300メートル)に流出土砂が堆積
- 沢山川護岸に軽微な損傷があり、河川管理者と対応について協議中(延長約300メートル)
2 対応状況
(1) 応急対策
- 下流被害防止のため、崩壊現場で発生した土石流を止めるための土砂止めブロックの設置を4月26日に完了し、監視体制を整備
- 下流河川等に堆積した土砂等の撤去を5月14日完了
(2) 原因調査
土砂崩れの原因について、地質や構造物などの分野を専門とする業者及び外部有識者に調査・究明を依頼しており、結果の取りまとめは令和7年6月頃の予定
(3) 復旧に向けた対応
- 土砂崩れの原因調査に併せて崩壊箇所の復旧方法を検討しており、令和7年9月頃に確定する予定
- 破断した水圧管路は、発電所下流にある上越市城山浄水場への給水路でもあったことから、事故後はこの給水が途絶しており、応急的な給水路の確保を優先的に検討
3 今後の対応
以降の対応状況については、県ホームページで随時発信
本件についての問い合わせ先
企業局施設課 課長補佐 小川
(直通)025-280-5880 (内線)3741
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)