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「犯罪被害者支援フォーラム2022inにいがた」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:20221105 更新日:2022年11月9日更新
 県では、新潟県犯罪被害者等支援条例において、11月を「被害者支援を考える月間」と定めており、犯罪等の被害にあった方に対する理解を深め、地域社会全体で犯罪被害者支援の取組が推進されるようになることを目的に「犯罪被害者支援フォーラム2022inにいがた」を開催しました。

開催日時・場所

○日時
 令和4年11月5日(土曜日)午後1時30分から午後4時まで
○場所
 新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール(新潟市中央区上所2-2-2)

主催者

・新潟県 ・新潟県警察 ・公益社団法人にいがた被害者支援センター

プログラム

○主催者代表挨拶

 主催者を代表して、新潟県知事(代読・新潟県総務部長)、新潟県警察本部長、公益社団法人にいがた被害者支援センター理事長が、挨拶しました。

○犯罪被害者等支援功労知事表彰

 この表彰は、新潟県において、長年、犯罪被害者等支援に従事された方々などの功績に敬意を表し、支援従事者等の活動意欲の高揚や支援団体等の知名度・信頼度の向上を図るとともに、犯罪被害者等支援の輪が広がるよう、犯罪被害者等支援の充実に尽力された個人・団体を表彰するものです。
 大会では、次の個人2名の方、団体1団体が受賞されました。
功労知事表彰

【個人】

〇川上 耕 (かわかみ こう) 氏:弁護士、(公社)にいがた被害者支援センター理事(前理事長)

弁護士として、県内初の民間犯罪被害者支援団体である「にいがた被害者支援センター」の設立にご尽力され、被害者支援の推進に中心となり取り組まれたほか、12年の長きにわたり同センターの理事長として、団体を牽引され、支援活動の基盤構築に貢献。

〇武井 槇次 (たけい まきじ) 氏 :元大学教授、元新潟県被害者支援連絡協議会顧問、 元(公社)にいがた被害者支援センター理事、元新潟県公安委員会委員

大学教授として、発足間もない「新潟県被害者支援連絡協議会」の顧問に就任され、本県における被害者支援活動の充実、同協議会の発展に大きく貢献されるとともに、にいがた被害者支援センターの副理事長等を歴任後、H28.7からは県公安委員会委員として、犯罪被害者等給付金の裁定やにいがた被害者支援センターの指導監督に努めたほか、センターの財政支援の重要性を働きかけるなど、基盤整備に尽力。

【団体】

〇新潟県弁護士会       

「新潟県被害者支援連絡協議会」の構成員として立ち上げ当初から参画され、被害者支援に係る取組の先駆者として、支援活動の推進に貢献され、犯罪被害者等支援に関する県内唯一の民間支援団体である「にいがた被害者支援センター」設立の中心的役割を担い、設立後も法的支援に力を注ぎ、県内の被害者支援の推進に尽力。

〇作文朗読

 令和3年度「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクール警察庁犯罪被害者支援室長賞【中学生の部】を受賞された新潟市立木戸中学校3年生 関川健斗さんから、受賞された作文「命の大切さ」を朗読していただきました。

作文朗読

○基調講演

テーマ:「犯罪被害者と隣人」

講演者:川名壮志 様(毎日新聞社 記者)

<講師プロフィール>1975(昭和50)年、長野県生まれ。2001(平成13)年、早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社。初任地の長崎県佐世保支局で「佐世保小6女児同級生殺害事件」に遭遇する。被害者の父親は直属の上司である同支局長だった。以後、事件、裁判の取材を20年以上続ける。著書に「謝るなら、いつでもおいで」、「僕とぼく」(以上、新潮文庫)、「密着最高裁のしごと」(岩波新書)がある。​

 犯罪被害者の「隣人」としての立場から、犯罪被害者支援に係るご講演をいただきました。​講演を聴いた参加者からは、「話や気持ちを聞いてくれる“隣人”がいかに大切な存在か、自分に何かできることはないのかとあらためて考える時間になった」、「素直で正直な話が聞けて今までにない講演内容だった」、「遺族によって支援が必要な時期が違うという言葉がとても印象に残った」、「第三者だからこそできることがあるとわかった」、「もっと話を聞いてみたいと思った。」などの声が寄せられました。

基調講演

○県警音楽隊ミニコンサート

 県警音楽隊によるミニコンサートが行われました。

ミニコンサート
<外部リンク> 県公式SNS一覧へ