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高齢者の餅の窒息事故に注意しましょう!
冬季は、餅による窒息事故が起きやすい季節です。これらの事故を防ぐためには、高齢者本人だけでなく、周りで見守っている家族などの同居者も一緒になって対策を考える必要があります。
高齢者は歯の機能が衰え、かむ力も弱くなるため、口の中で食べ物をかみ砕いて小さくすることが難しくなります。また、高齢になるほど唾液の分泌量が減り、飲み込む力も弱くなるので、食べ物をスムーズに喉の奥に送って飲み込むことが難しくなります。さらに、万一喉に食べ物が詰まったときに、咳などで押し返す力も弱くなるため、高齢になるほど窒息事故のリスクが高くなります。
餅による窒息事故を防ぐためのポイント!
- 餅は小さく切っておきましょう。
- 餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しましょう。
- 餅はよくかんで、唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込みましょう。
- 高齢者が餅を食べる際は、周りの方も食事の様子に注意を払い、見守りましょう。
詳細は下記のサイトを参考にしてください。
・きーつけなせやVol.105:~みんなで防ごう高齢者の事故~これから迎える寒い季節を安全に過ごすために!(新潟県)
・きーつけなせやVol.83:~みんなで防ごう高齢者の事故~冬は「入浴中の溺死事故」や「お餅の窒息事故」等、不慮の事故が起きやすい季節です!(新潟県)
・高齢者の事故を防ぐために(消費者庁)<外部リンク>
・年末年始、餅による窒息事故に御注意ください! -加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。~小さく切って、少量ずつ食べましょう~(消費者庁)<外部リンク>
・死亡事故も! 餅による窒息に注意(国民生活センター)<外部リンク>
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