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【柏崎】船上から眺めた柏崎のまち~柏崎港開港50周年記念小学生体験航海~
柏崎市において観測史上1位の気温となった8月3日、柏崎港開港50周年を記念して実施された「小学生体験航海」を取材しました。
柏崎港は、昭和46(1971)年7月1日に国際貿易港として開港指定を受けてから、今年で50周年を迎えました。
開港以来、木材の輸入や中古車の輸出などの物流拠点や、平成19(2007)年の中越沖地震の際には緊急物資の輸送を担う拠点としての役割を担ってきました。
当日は、櫻井柏崎市長から主催者を代表しての挨拶ののち、海上自衛隊舞鶴地方総監部へ市長から柏崎市産もずく30kgと柏崎小学校・大洲小学校の生徒から花束の贈呈が行われました。
開港50周年記念「小学生体験航海」には海上自衛隊舞鶴地方総監部から掃海艇「すがしま」・「あいしま」の2隻が来港し、2日間の日程で柏崎市内の小学6年生が乗船しました。
掃海艇「すがしま」 掃海艇「あいしま」
艦内では、操舵室や居住スペースの見学、甲板からは普段海から眺めることのできない柏崎市街をみなさん食い入るように見つめていました。
参加した柏崎小学校6年生の女の子たちは、「柏崎の山と海がすごくきれいに見える。船は思ったより大きくて、食事をする所や生活しているスペースもあって、水を節約して厳しい生活をしていると感じた」と語り、船上での貴重な体験を楽しんでいました。また男の子は、「こんな大きな船が本当に進むのかと思ったけど、意外と速かった。船から見ると柏崎はこんなに良い景色だったんだと思った」と、初めて海から見た柏崎の眺めに驚いていました。