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【柏崎】たばこ対策について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0664356 更新日:2024年9月13日更新

            毎年5月31日は「世界禁煙デー」です。また、5月31日から6月6日は「禁煙週間」です。

    今年度のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!—たばことCOPDの関係性」です。

COPDとは?

概 要

 慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)は、主に長年の喫煙習慣や肺の成長障害が原因となって、徐々に呼吸機能が低下していく肺の病気です。以前は「慢性気管支炎」、「肺気腫」と別々に呼ばれていた疾患の大部分を含んだ疾病概念です。

 COPDではたばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、空気の通り道の気管支に慢性的な炎症が生じて痰が詰まったり、気管支の壁が分厚くなって内腔が狭くなります。これらを気道病変(以前は慢性気管支炎と呼んでいました)といいます。また、気管支の先にある肺胞が少しずつ破壊されていきます。これは、肺気腫といいます。これらの結果、肺の機能が気づかないうちに徐々に蝕まれていき、肺の動きが悪くなって息をするのがつらくなったり、進行するとからだが酸素欠乏になる病気です。

症 状

 肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなります。代表的な症状は、「階段や坂道で息が切れる」「長引く咳やたん」です。この病気の恐ろしいところは、初期は無症状で、ゆっくりと進行し、息切れなどを自覚したころには、病気がかなり進行していることが多く、しかももとどおりには治らない、ということです。現代の医学では、一度壊れてしまった肺胞をもとどおりにする治療はありません。

「世界禁煙デー」と「喫煙と健康」について詳細は、こちらをご覧ください【スマート・ライフ・プロジェクトHP】<外部リンク>

「喫煙による健康影響」について詳細は、こちらをご覧ください【e-ヘルスネット(厚生労働省)HP】<外部リンク>

 


受動喫煙を知っていますか?

受動喫煙とは

  • 受動喫煙は、たばこを吸わない人が、室内などで自分の意志とは関係なく次のような他人のたばこの煙を吸わされることをいいます。
    1. 主流煙 喫煙者本人が吸っている煙
    2. 副流煙 たばこの火のついている部分から立ちのぼる煙
    3. 呼出煙 喫煙者がはき出す煙
  • 受動喫煙で吸い込むたばこの煙のうち、副流煙が8割を占めているといわれています。
  • 有害物質は、主流煙より副流煙の方が高い濃度で含まれています。
  • たばこを吸う人は、これらの有害物質を自分だけでなく周りの人にも吸わせていることにお気づきでしょうか?

受動喫煙との関係が指摘されている健康への影響について

  • 肺がん・副鼻腔がんなどの悪性新生物
  • 狭心症、心筋梗塞などの循環器の疾患
  • 低出生体重児や乳幼児突然死症候群などの子どもたちへの影響

受動喫煙との関係が指摘されている健康への影響についての画像

 

受動喫煙対策(健康増進法の改正により受動喫煙対策が強化されました)

望まない受動喫煙の防止を目的とする「改正健康増進法」が2018年7月に成立しました。

 この改正法により、学校・病院等には令和元年7月1日から原則敷地内禁煙(屋内全面禁煙)が、飲食店・職場等には令和2年4月1日から原則屋内禁煙が義務づけられました。施設管理者の方は、屋内禁煙の取り組みをお願いします。

喫煙可能室を設置するための届出はお済みですか?

 屋内を禁煙にすることが難しい場合、条件を満たす飲食店は、保健所に届出をすることにより喫煙可能室を設置できます。(経過措置)
 届出に必要な書類は保健所にある他、下記のリンクからダウンロード可能です。

健康増進法の一部改正内容について詳細は、こちらをご覧ください【健康にいがた21HP】<外部リンク>

職場における受動喫煙防止対策

  • 職場における受動喫煙防止のためのガイドライン
  • 受動喫煙防止対策に係る相談先
  • 受動喫煙防止対策助成金
  • 受動喫煙防止に関する測定機器貸出  など

これらの職場における受動喫煙防止対策については下記のリンクをご覧ください

職場における受動喫煙防止対策について詳細は、こちらをご覧ください【厚生労働省HP】<外部リンク>

 

 

 

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