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【毎週更新】感染症情報【柏崎】柏崎地域の感染症発生動向(感染症発生動向調査の定点報告から)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0523743 更新日:2025年6月13日更新

医療機関等は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下「感染症法」という。)に規定する感染症の患者を診断した場合、その診断数を保健所に報告することになっています。

このことにより柏崎地域の定点医療機関から報告された主な感染症の最近の発生動向を御紹介します。

【柏崎】柏崎地域の感染症発生動向(感染症発生動向調査の定点報告から)の画像

トピックス

◆基本的な感染対策をお願いします。

○手洗い、うがいの励行や咳エチケットなどの基本的な感染対策を心掛けましょう。

○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、基本的な感染対策の徹底をお願いします。

 

◆百日咳に注意しましょう。(別紙1参照) [PDFファイル/159KB]

○今週の報告件数(保健所受理件数)は176件となってます。

○全国的にも感染者が多い状況となっています。

○10歳代前半の患者報告数が特に多くなっています。

○学校での感染や家庭内感染事例も報告されています。

○百日咳は、百日咳菌という病原菌によって起こされる感染症です。

○患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します(飛沫感染)。

○飛沫感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。

※有効な予防法は予防接種であり予防接種法に基づく定期接種が乳幼児期に行われています。

ワクチン未接種もしくは3回接種が完了していない6か月未満の乳児で重症化しやすいこ

とから、接種可能となる生後2か月を迎えたら速やかに5種混合ワクチンを接種できるよう

早めの接種予約について医療機関と相談してください。

 

◆伝染性紅斑の定点当たりの報告数が国の示す警報基準を超えています。(別紙2参照) [PDFファイル/136KB]

○定点あたりの報告数が全県で3.50となり、前週の2.70と比べ増加しています。国の示す終息基準(定点あたり1)を下回るまで警報を継続します。

○頬に出現する紅斑を特徴とする、主に幼児や学童を中心に流行する感染症で、両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれることもあります。

○患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染します(飛沫・接触感染)。

○10~20日の潜伏期間後に、頬に紅い発疹が現れます。続いて、手・足に網目状と表現される発疹がみられます。これらの発疹は1週間前後で消失しますが、なかには長引いたり、一度消失した発疹が短期間のうちに再び出現したりすることもあります。

○これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児の異常(胎児水腫)や、流産の原因となる可能性があります。

○基本的な感染対策(手洗い、咳エチケット等)を心がけましょう。アルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでこまめに手を洗い、自分専用のタオルで手を拭きましょう。

 

 

 

管内の感染症発生動向

一覧表

新型コロナウイルス感染症の発生動向

コロナ動向

インフルエンザの発生動向

インフル動向

感染性胃腸炎の発生動向

胃腸炎動向

RSウイルス感染症・咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・水痘・手足口病・伝染性紅斑・ヘルパンギーナ・流行性耳下腺炎の発生動向

その他感染症動向

このページで取り扱う件数について

このページで取り扱う件数についての画像

  • 感染症法では、感染すると症状が重篤になる場合が多いため全ての医療機関に対して診断をしたら届出することを義務づける疾患(全数届出疾患)と、感染の流行状況を把握するために予めお願いしている医療機関(定点医療機関)に対して定期的に診断数を報告していただく疾患(定点把握疾患)とに疾患を区分しています。
  • 柏崎保健所管内の定点医療機関は2か所で、上記の「管内の感染症発生動向」に掲載した数値及びグラフの数値は1か所あたりの平均値です。管内の全ての患者数を掲載しているものではありませんので御注意願います。
  • 数値からわかる流行の目安
    ※1 注意報:流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生することを、流行の発生期であればその可能性がまだ終わっていない可能性があることを示します。
    ※2 警報:大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。

その他の感染症 国の警報基準

  インフルエンザ 感染性胃腸炎
流行開始の目安 1.00 --
注意報の基準 ※1 10.00 --
警報の基準 ※2 30.00 20.00
終息の基準 10.00 12.00
疾病 国の警報基準
咽頭結膜熱 3.00
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 8.00
水痘(水ぼうそう) 2.00
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 6.00
手足口病 5.00
ヘルパンギーナ 6.00
伝染性紅斑(りんご病) 2.00

関連リンク

医療従事者の方へ

感染症の届出基準及び届出様式は次のリンクで御覧いただけます。届出様式のダウンロードも可能です。

感染症法に基づき医師及び獣医師の届出について(厚生労働省ホームページ)にリンク<外部リンク>

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