本文
感染症情報【柏崎】柏崎地域の感染症発生動向(感染症発生動向調査の定点報告から)
医療機関等は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下「感染症法」という。)に規定する感染症の患者を診断した場合、その診断数を保健所に報告することになっています。
このことにより柏崎地域の定点医療機関から報告された主な感染症の最近の発生動向を御紹介します。
トピックス
◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で6.11です。 [PDFファイル/515KB]
〇今週の定点当たり報告数は、前週の4.30に比べ1.42倍に増加しました。
〇入院患者は140人から160人程度、病床使用率は10~13%程度で、前週と比較して増加傾向です。
〇重傷者は、5月18日に1名の報告がありましたが、19日以降0人です。
中等症者は、12~18人程度と前週と比較して増加傾向です。
「新型コロナウイルス感染症について」はこちらをご覧ください。
【https://www.pref.niigata.lg.jp/site/shingata-corona/】
◆インフルエンザに注意しましょう。 [PDFファイル/287KB]
○定点当たり報告数は全県で5.92となり、前週の5.64に比べ増加しました。
○注意報基準を超えている地域があります。引き続き感染予防に努めましょう。
◆基本的な感染対策をお願いします。
〇季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策は同じです。
○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。
○やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をお願いします。
◆感染性胃腸炎に注意しましょう。 [PDFファイル/288KB]
○定点当たりの報告数は全県で4.98と、前週の5.15に比べ減少しました。
○「にいがた食の安全インフォメーション」の情報も参考として御覧ください。
【http://www.fureaikan.net/syokuinfo/<外部リンク>】
◆腸管出血性大腸菌感染症の届出がありました。 [PDFファイル/164KB] [PDFファイル/164KB]
管内の感染症発生動向
インフルエンザの発生動向
感染性胃腸炎の発生動向
RSウイルス感染症・咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・水痘・手足口病・伝染性紅斑・ヘルパンギーナ・流行性耳下腺炎の発生動向
このページで取り扱う件数について
- 感染症法では、感染すると症状が重篤になる場合が多いため全ての医療機関に対して診断をしたら届出することを義務づける疾患(全数届出疾患)と、感染の流行状況を把握するために予めお願いしている医療機関(定点医療機関)に対して定期的に診断数を報告していただく疾患(定点把握疾患)とに疾患を区分しています。
- 柏崎保健所管内の定点医療機関は3か所(インフルエンザ定点は5か所)で、上記の「管内の感染症発生動向」に掲載した数値及びグラフの数値は1か所あたりの平均値です。管内の全ての患者数を掲載しているものではありませんので御注意願います。
- 数値からわかる流行の目安
※1 注意報:流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生することを、流行の発生期であればその可能性がまだ終わっていない可能性があることを示します。
※2 警報:大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
その他の感染症 国の警報基準
インフルエンザ | 感染性胃腸炎 | |
---|---|---|
流行開始の目安 | 1.00 | -- |
注意報の基準 ※1 | 10.00 | -- |
警報の基準 ※2 | 30.00 | 20.00 |
終息の基準 | 10.00 | 12.00 |
疾病 | 国の警報基準 |
---|---|
咽頭結膜熱 | 3.00 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 8.00 |
水痘(水ぼうそう) | 2.00 |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 6.00 |
手足口病 | 5.00 |
ヘルパンギーナ | 6.00 |
伝染性紅斑(りんご病) | 2.00 |
関連リンク
- 新潟県全体の感染症発生動向がお知りになりたい方は、『新潟県感染症情報(週報)』へリンクします。
- 感染症についてもっと詳しく知りたいという方は、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページへリンクします。<外部リンク>
医療従事者の方へ
感染症の届出基準及び届出様式は次のリンクで御覧いただけます。届出様式のダウンロードも可能です。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)