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【柏崎】特定疾患受給者等の災害・緊急時個別計画策定支援事業について
- 柏崎地域振興局健康福祉部(柏崎保健所)の「医療機器使用者等の災害・緊急時個別計画策定支援事業」について御紹介します。
- この事業は、人工呼吸器等の医療機器を在宅で使用されている特定疾患受給者の方が、安心して療養生活を送ることができるよう、災害時や停電時の安全を確保しようというものです。
- 当事業は、柏崎地域振興局健康福祉部(柏崎保健所)が実施主体となり、「柏崎保健所難病患者地域支援対策推進事業」の一環として実施しています。
1.災害・緊急時個別支援計画について
柏崎地域振興局健康福祉部(柏崎保健所)では、対象者の方(「2.対象者について」参照)の災害時・停電時等の安全を確保するため、以下の3点を考慮し、「災害・緊急時個別支援計画」を策定しています。
- 災害時速やかに安全な避難ができる
- 避難先での安心して生活できる
- 適切な時期に受け入れ病院に入院できる
2.対象者について
この事業の対象となる方は、柏崎地域振興局健康福祉部(柏崎保健所)管内で在宅療養している特定疾患受給者の方で、1~3を常時、もしくは頻回に使用している方です。
- 人工呼吸器
- 吸引器
- 酸素濃縮器
対象となる方のうち、個別支援計画の策定を希望される方について、個別支援計画を策定します。策定の手順については、以下を御参照ください。
3.実施方法について
実際に、どのような手順で個別支援計画が策定されるのかについて御紹介します。策定は、以下の手順で進んでいきます。
- 策定を希望する対象者及びその御家族のもとに、担当の保健師が訪問等で事業説明に伺います。策定について同意された方については、「同意書(※1)」を提出していただきます。
- 同意書の提出を受けた健康福祉部(保健所)では、「個別支援計画聞き取り用紙(※2)」を用いて、対象者及び御家族から基本情報を収集し、「避難計画個人票(※3)」案を策定します。
計画の策定にあたっては、主治医、関係機関からも御意見をいただき、参考とします。 - 計画については、対象者及び御家族の同意が得られる範囲内で、関係機関(病院、救急、電力会社、訪問看護ステーションなど)と共有できるよう配慮します。
※1~3の各種様式は、以下のリンクで御覧いただけますので御参照ください。
※2「個別支援計画聞き取り用紙」では、計画策定にあたり、具体的にどのようなことをお聞きするのかを御覧いただけます。
※3「避難計画個人票」では、個人票の例を御覧いただけます。
柏崎地域振興局健康福祉部(柏崎保健所)では
- 対象者及び御家族の災害等に関する不安が軽減され、できるだけ自主的に行動できるよう配慮します。
- 対象者、御家族及びその関係者に対し、停電時における電力確保のためのバッテリー及び非常持ち出し品の準備等について啓発を行います。
災害・緊急時の支援が円滑に行えるよう、- 安否確認の担当者は誰か、
- 受け入れ病院はどこか、
- 移送手段をどうするか、などについて関係者間で協議していきます。
2 災害時における非常持ち出し等の周知について[PDFファイル/8KB]
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