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通船川・鳥屋野潟河川激甚災害対策特別緊急事業:概要
気象概要
通船川は、新潟市東部の人家密集地及び工業地帯を流下して信濃川へ合流する流域面積16.9、流路延長6.7の一級河川です。
鳥屋野潟は、流域面積99.8、流路延長5.55で通船川の支川栗ノ木に合流する河川です。その流域は、新潟市・旧亀田町・旧横越町に跨り、その大半が海抜ゼロメートルです。
新潟県北部に停滞していた梅雨前線に向かって、南西方向から暖かく湿った空気が入ったため、活発化した梅雨前線の影響で、新潟市周辺は8月4日未明から雷を伴う激しい雨が降り続きました。
この豪雨は、新潟地方気象台観測で時間最大雨量64mm(8月4日午前3時25分から60分間で97mmを記録)、日雨量265mmの雨となり、当時の観測史上最大の値を記録しました。
平成10年8月4日の等雨量線図
新潟地方気象台降雨記録
山ノ下閘門排水機場運転状況図(通船川)
親松排水機場運転状況図(鳥屋野潟)