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令和4年度不正大麻・けし撲滅運動を実施しています。
令和4年度不正大麻・けし撲滅運動について
令和4年5月1日から9月30日まで『令和4年度不正大麻・けし撲滅運動』を実施しています。
「違法なけし」や「大麻草」は、心と体をむしばむ麻薬や大麻の原料となり、犯罪につながることから、不正に栽培したり所持したりすることが法律で禁止されています。
「違法なけし」は5~6月頃に開花し、また「大麻草」は夏にかけて大きく成長するため、新潟県では本運動期間を5月1日から9月30日までとしています。
「違法なけし」や「大麻草」を見つけた時は、最寄りの保健所又は県庁感染症対策・薬務課まで連絡をお願いします。
※参考 県民のみなさまからの通報などにより発見・除去した不正大麻・けしの本数
- 平成28年度 「違法なけし」 151本 「大麻草」 0本
- 平成29年度 「違法なけし」 702本 「大麻草」 0本
- 平成30年度 「違法なけし」 179本 「大麻草」 0本
- 令和元年度 「違法なけし」 492本 「大麻草」 36,960本
- 令和 2年度 「違法なけし」 569本 「大麻草」 12本
- 令和 3年度 「違法なけし」 66本 「大麻草」 0本
庭に咲いていませんか?こんな花。 ―違法なけし―
- 「けし」には、「違法なけし」と「違法ではないけし」の2種類があります。
- 「違法なけし」、「違法ではないけし」についてそれぞれの特徴を紹介します。
違法なけし
- 5~6月頃に一重または八重で、主に赤、白、紫色の10cm程度の大きな花を咲かせます。
- 茎は全体が白っぽい緑色で、ほとんど毛が生えておらず、太くしっかりしています。
- 葉は茎を包み込むようについています。
- 草丈が高く、1m以上になります。
違法ではないけし
- おにげし、ひなげし、アイスランドポピーなどの名前で観賞用として栽培され、白、桃、橙、赤、紫色の花を咲かせます。
- 茎は全体が緑色で、毛が生えています。
- 草丈が低く、ひなげしでは40cm~50cm、おにげしでは50cm~1m位になります。
違法なけし 一重咲
違法なけし 八重咲
違法なけしの葉 ※葉は茎を包み込むようについています
見かけたことはありませんか? ―大麻草―
- 「あさ」ともいいます。
- 成長が早く、草丈が1~2m、大きいものは3mまで育ちます。
- よく成長した茎は太くまっすぐに立ち、浅い縦すじが通っています。
- 葉は3~9枚の小さな葉が集まっており、手のひらのような形になっています。また、葉の縁がノコギリの葉のようにギザギザになっています。
- 独特の臭気(青臭さ)があります。
- 雄花と雌花が別々の株につき、花は夏に咲きます。雌花を摘むと、樹液でねばねばします。
- 雌株は、葉のつけ根に穂状の雌花を多数つけます。
大麻草