ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

梅毒に注意しましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0379215 更新日:2023年10月10日更新

1 届出状況

  • 梅毒については、診断した医師が全例を届け出ることとなっています。
  • 令和4年の全国の届出数は12,996件と過去最多を更新し、平成22年(621件)以降増加が顕著となっています。
  • 新潟県においても届出数は近年増加傾向にあります。令和4年は140件の届出がされており、現在の届出方法となった平成11年以降で最多となっています。
  • 令和5年の届出数は現在ですでに50件(男性:32件、女性:18件)となっています。

梅毒 グラフ

2 梅毒とは

  • 梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌によって起こされる性感染症です。この細菌は、主に性交渉中に感染部位と粘膜や皮膚が接触することにより、人から人へと感染します。一度治っても再感染することがあります。
  • 梅毒に感染すると、初期には感染がおきた部分(陰部、口唇部、口腔内、肛門部等)にしこりができます。数ヶ月後には、リンパ腺が腫れる、手のひら・足の裏・体全体に赤い発しんが出ることがあります。
  • 梅毒に感染している妊娠中の女性では、胎盤を通じて胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡、奇形(先天梅毒)が起こることがあります。

3 対応・予防方法

  • 梅毒は早期の薬物治療で完治が可能ですが、診断の遅れから脳や心臓に合併症を起こすことがあります。そのため、特に陰部にいつもと違う分泌物、傷、発疹などが出現したときには、性交渉を控え、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。なお、新潟県及び新潟市の保健所では梅毒の無料匿名検査を実施しています。
  • 梅毒は感染早期は検査をしても陽性とならない場合があります。「感染したかも」と思われる行為をしてから通常検査の場合は1か月、即日検査の場合は2か月以上おいてからの検査が推奨されています。
  • 新潟県では県内のどの保健所でも無料匿名でHIV検査が可能です。同時感染している場合もありますので検査をご検討ください。HIV検査は「感染したかも」と思われる行為をしてから3か月(12週間)以上おいてからの検査が推奨されています。
  • 梅毒の感染を予防するには性交渉の際にコンドームを使用することが重要です。

保健所の梅毒検査・相談窓口

 
保健所 相談専用電話 所在地 所管市町村
新潟市保健所 025-212-8120 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号 新潟市
村上保健所 0254-53-8120 村上市肴町10番15号 村上市 関川村 粟島浦村
新発田保健所 0254-22-8120 新発田市豊町3丁目3番2号新発田総合庁舎内 新発田市 阿賀野市 胎内市 聖籠町
新津保健所 0250-24-8274 新潟市秋葉区南町9番33号 五泉市 阿賀町
三条保健所 0256-34-8120 三条市興野1丁目13番45号 三条市 加茂市 燕市 弥彦村 田上町
長岡保健所 0258-36-8120 長岡市沖田3丁目2711番地1 長岡市 見附市 小千谷市 出雲崎町
魚沼保健所 025-792-8130 魚沼市大塚新田116-3 魚沼市
南魚沼保健所 025-770-0121 南魚沼市六日町620番地2 南魚沼市 湯沢町
十日町保健所 025-757-6012 十日町市高山857番地 十日町市 津南町
柏崎保健所 0257-22-0121 柏崎市鏡町11番9号 柏崎市 刈羽村
上越保健所 025-526-8120 上越市春日山町3丁目8番34号 上越市 妙高市
糸魚川保健所 025-553-1595 糸魚川市南押上1丁目15番1号 糸魚川市
佐渡保健所 0259-74-4300 佐渡市相川二町目浜町20番地1 佐渡市

※原則、事前予約が必要となります。また、検査受付の曜日や時間が変わることがあります。検査を希望される方は、御希望の保健所に事前に電話で確認してください。

令和5年度 保健所における梅毒検査実施体制(令和5年10月10日現在) [PDFファイル/61KB]

令和5年度保健所における梅毒検査実施体制

関連情報

このページに関するお問い合わせは

感染症対策・薬務課 感染症対策係
〒 950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
電話: 025-280-5200
ファクシミリ: 025-280-5641

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ