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スギヒラタケの摂取を控えましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0379243 更新日:2021年10月5日更新
  1. スギヒラタケについては、急性脳症との因果関係が否定できないので、本年も引き続き、摂取を控えてください。
  2. 医療機関において原因不明の脳炎・脳症患者を診断した場合は、最寄りの地域振興局健康福祉(環境)部までお知らせください。

        031005報道発表資料 [PDFファイル/167KB]


 平成16年秋に、本県をはじめ日本海側を中心とした地域で原因不明の急性脳症事例が多発しました(約60人が発症し、うち19人が死亡)。当初これらの事案において、発症者は腎機能の低下の状態を有し、スギヒラタケの摂取があるとされていましたが、その後の調査で腎機能障害の有無が不明である事案が確認されたことを受け、厚生労働省においては、腎機能障害の有無に関わらずスギヒラタケの摂取を控えるよう通知しているところです。
 本県では、平成19年10月、平成21年10月にも因果関係は不明ですが、スギヒラタケの摂取歴のあった急性脳症の疑い患者が発生しています。
 未だ原因の解明に至っていない状況であり、その因果関係が否定できないことから、スギヒラタケの摂取を控えましょう。

 スギヒラタケについてさらにお知りになりたい方は、下記リンク先を御覧ください。

「スギヒラタケは食べないで!」(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
スギヒラタケの毒性に関する調査研究について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>

(参考)新潟県内でこれまでにスギヒラタケと関連した急性脳症

  1. 症例数
    男性:9名
    女性:13名
    計:22名
  2. 年齢分布
    50歳代:2名
    60歳代:7名
    70歳代:5名
    80歳代:8名
  3. 発生年月
    平成15年10月:1名
    平成16年9月:8名
    平成16年10月:11名
    平成19年10月:1名
    平成21年10月:1名
  4. 症状
    意識障害あり:19名
    けいれん重積あり:9名
  5. 腎機能障害の有無
    腎機能障害あり:21名
     うち血液透析実施中:11名
     うち軽度腎機能障害:2名
    腎機能障害なし:1名
  6. スギヒラタケの摂取状況
    22名全員が摂取。

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