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旧燕労災病院敷地内における砒素による土壌汚染に係る周辺地下水の調査結果について(終報)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0744029 更新日:2025年5月2日更新

旧燕労災病院敷地内における砒素による土壌汚染に係る周辺地下水の調査結果について(終報)

 旧燕労災病院敷地内において、新潟県が実施した土壌調査の結果、砒素が土壌溶出量基準値を超えて検出されたこと(4月23日県公表)を受け、県では、周辺の地下水調査を実施しました。

 その結果、砒素が環境基準を超えて検出されました。

 周辺に砒素を使用する事業場がないこと、全調査地点で同程度の検出だったため、砒素の基準超過は地質的な要因によるものと考えられます。

 

1 概要

  (1) 調査地点:燕市佐渡地内2地点

 (2) 試料採取日:令和7年4月30日

 (3) 基準値超過状況:2地点中2地点

○ 地下水                                                      単位:mg/L

調査項目

調査結果

環境基準値

砒素

0.014~0.015

0.01以下

2 県の対応

・今回の環境基準値を超過した調査地点周辺の井戸の設置状況を確認したところ、

 水道水源、営業用井戸、飲用井戸及び農業用井戸がないことを確認しました。

 

(参考)

 ○ 砒素及びその化合物

  1 健康への影響

    皮膚炎、末梢神経障害、腎障害を及ぼすといわれている。また、発がん性のある物質といわれている。

  2 用途

    トランジスタ、半導体、ガラス、顔料、木材の防腐剤等に使用。

 

【報道資料】旧燕労災病院敷地内における砒素による土壌汚染に係る周辺地下水の調査結果について(終報) [PDFファイル/68KB]

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