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令和3年11月の大気中のトリクロロエチレン濃度が基準値を超過しました。今回の結果をもって直ちに健康に影響が出るものではありません。県は環境基準(4月から3月の年平均値)達成に向けて取組を進めます。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0447013 更新日:2021年12月2日更新

県では、昨年度に引き続き県央地域の3地点で、大気中のトリクロロエチレンのモニタリング調査を毎月実施しています。
11月の調査の結果、1地点でトリクロロエチレン濃度が基準値注1を超えて検出されました。
昨年度は、この1地点を含めた全3地点で環境基準注2を達成しており注3、また、今回の結果をもって直ちに健康に影響が出るものではありません。
県では、引き続き調査を行うとともに、以下の取組を進めます。

注1 環境基準注2として設定されている値であり、4月から3月の年平均値(12回)と比較して評価するもの
注2 人の健康を守るために維持されることが望ましい基準であり、国が定める行政上の政策目標
注3 令和3年4月21日報道発表

1 調査結果の概要

調査地点 試料採取日 トリクロロエチレン濃度 基準値 天候注4 主風向注5
燕市燕 11月15日~11月16日 250 μg/㎥ 130 μg/㎥ 雨-曇 南南西、南

注4 天候欄は左側に採取容器の設置時、右側に回収時の天候を記載
注5 試料採取日に燕測定局で観測した風向のうち、最も頻度が多い風向を記載

2 県の取組

 ○ ガイドライン注6周知及び排出抑制セミナーの開催などにより、事業者の排出抑制の取組を促進しま
   す。
 ○ 事業者の排出抑制の取組事例を県ホームページで公開しています。
 ○ アドバイザー派遣制度、国や市の支援制度を事業者に周知し、活用を促進します。
 ○ 立入検査を強化し、事業者に対して排出抑制に関する指導、助言を行います。

 ○   有識者による検証委員会を設置し、これまでの排出抑制の取組の効果と課題の確認及び更なる排出
         抑制につながる取組を検討しています。

    注6 「トリクロロエチレンの排出抑制に向けた自主的取組ガイドライン」令和2年3月新潟県作成

【参考】
トリクロロエチレン

  • 健康への影響:中枢神経への障害、肝臓腎臓への障害、呼吸機能低下を及ぼすと言われている。また、腎臓がんのリスクが増加すると言われている。
  • 用 途:金属加工部品の脱脂等

報道発表資料 [PDFファイル/195KB]

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