本文
地下水継続監視調査におけるクロロエチレンの環境基準超過について
第2報
平成30年8月6日
県民生活・環境部 環境対策課
県の地下水調査の結果、燕市長渡地内で有害物質であるクロロエチレンが環境基準を超過したため(7月23日公表)、県では超過した井戸の周辺、半径1,000m以内の4地点で地下水調査を実施しました。
その結果、すべての地点でクロロエチレン及びその関連物質は検出されませんでした。
1 調査結果
- 調査地点:燕市関崎、灰方、松橋地内の4地点
- 試料採取日:平成30年7月30日
- 調査結果
単位:mg/L
調査項目 | 調査結果 | 報告下限値 | 地下水 環境基準値 |
---|---|---|---|
クロロエチレン | 検出されず(4地点) |
0.0002mg/L | 0.002mg/L |
1,1-ジクロロエチレン | 0.01mg/L | 0.1mg/L | |
1,2-ジクロロエチレン | 0.004mg/L | 0.04mg/L | |
1,1,1-トリクロロエタン | 0.0005mg/L | 1mg/L | |
トリクロロエチレン | 0.001mg/L | 0.01mg/L | |
テトラクロロエチレン | 0.0005mg/L | 0.01mg/L |
2 県の対応
- 周辺に飲用井戸、水道水源及び農業用井戸がないことを確認済みです。
- 今後も「地下水の水質測定計画」に基づき継続監視を実施します。
参考
クロロエチレン
トリクロロエチレン等が土壌・地下水中で微生物等により分解されて生成するもので、平成21年に有害物質に指定
- 健康への影響:発がん性のある物質といわれている。
- 用途:塩化ビニル樹脂や塩化ビニル系共重合樹脂の原料
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課環境保全係 [担当]横尾
(直通)025-280-5154 (内線)2712
【報道資料】地下水継続監視調査におけるクロロエチレンの環境基準超過について(第2報)[PDFファイル/69KB]
第1報
平成30年7月23日
県民生活・環境部 環境対策課
「平成30年度地下水の水質測定計画」に基づき県が実施した地下水継続監視調査において、燕市長渡地内でクロロエチレンが環境基準値を超えて検出されました。
調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。
1 概要
- 調査地点:燕市長渡地内
- 試料採取日:平成30年7月10日
- 調査結果:
地下水
単位:mg/L
調査項目 | 調査結果 | 環境基準値 |
クロロエチレン | 0.040mg/L | 0.002mg/L |
2 県の対応
- 周辺に飲用井戸、水道水源及び農業用井戸がないことを確認しました。
- 周辺の井戸の設置状況を確認の上、地下水調査を実施し、周辺における汚染の状況を確認します。
参考
クロロエチレン
トリクロロエチレン等が土壌・地下水中で微生物等により分解されて生成するもので、平成21年に有害物質に指定
- 健康への影響:発がん性のある物質といわれている。
- 用途:塩化ビニル樹脂や塩化ビニル系共重合樹脂の原料
地下水継続監視調査
地下水汚染が判明した地点について、汚染の推移を継続的に監視するための調査で、30年度は、88地点で調査している。
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課環境保全係 [担当]横尾
(直通)025-280-5154 (内線)2712
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)