本文
愛鳥ブログH29-1 職員が日々の情報をお知らせします
2017年5月20日
眉がボサボサのキビタキ
夏のように暑い日が続きますね。
探鳥路はただ今“キビタキ祭り”といってもいいくらい、キビタキが賑やかです。
ピョッピリリ、ピョッピリリという軽快な鳴き声とともに、美しいオスの姿が数ヶ所で見られます。
キビタキは眉の部分が黄色いのが特徴の一つですが、写真のキビタキは、何だか眉がとってもボサボサ!
頑張って鳴いているからそう見えるのか、眉が長いのか。
他のキビタキはどうなのでしょうかね。
2017年5月17日
(左)ツタウルシ (右)ヤマウルシ
探鳥路は木々がだいぶ生い茂ってきました。
ウルシの仲間の木も伸びてきています。
ウルシの樹液は器などの塗料の原料として使われますが、困ったことに、樹液に含まれる成分がかぶれの原因にもなります。
かぶれ方は人によって違い、葉っぱに触っても大丈夫という人もいれば、近くを通っただけでかぶれる、という敏感な人もいます。
特に最強のかぶれパワーを持つのは写真左のツタウルシです。
探鳥路では道を外れるとウルシの仲間が何種類かありますので、お気をつけください。
2017年5月12日
白い花がきれいなナナカマド
公園内のナナカマドが見頃です。
「七度かまどにくべても燃え切らずに残る」というのが名前の由来で、硬い木のようです。
探鳥路では、5月上旬はツツドリの鳴き声がよく聞かれました。
コルリも時々現れます。
以下、5月1日~10日に愛鳥センター周辺で確認された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ツツドリ、トビ、フクロウ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、コルリ、コサメビタキ、オオルリ、スズメ、ビンズイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
2017年5月10日
コムクドリのオスです
4月下旬から公園内ではコムクドリが見られます。
春に日本にやってくる夏鳥で、名前の通りムクドリより少し小さめです。
ほっぺが赤くて、体が複雑な色合いをしているのがオスで、全身が灰褐色の地味な色をしているのがメスです。
ムクドリもコムクドリも穴や隙間を利用して子育てをするのですが、最近は“穴”が少なくなっているのか、今朝、愛鳥センター脇では“穴”をめぐって両種が小競り合いをしていました。
鳥たちの住宅難は、年々増えているようです。
2017年5月5日
来館者数60万人となった原さん家族
来館者数60万人達成!
平成2年5月1日の開館から28年目を迎えた5月5日(金曜日)に来館者数累計60万人目のお客様をお迎えしました。
60万人目となった原さんは、ご家族で連休のお出かけ先の一つとしてご来館されました。
- 原さんのコメント
記念すべき60万人目ということで大変うれしく思っています。
いつも子供たちが鳥を見て楽しんでいます。 - 愛鳥センター紫雲寺さえずりの里所長 伊藤 浩
ここ数年、県内における探鳥会への参加者が増加傾向にあります。
野鳥は人間にとって一番身近な野生生物です。今後も多くの方に自然や野生鳥獣に対する知識を深めていただけるような行事や展示を行って行きたいと考えています。
ウワミズザクラきれいです
探鳥路は今、新緑がきれいです。
ウワミズザクラの花も咲き始めてきました。
冬鳥はまだ少し確認できますが、夏鳥がだいぶ増えてきました。
カワセミは時々池にやってきます。
以下、4月21日~30日に愛鳥センター周辺で確認された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、ミサゴ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、コマドリ、コルリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
2017年5月3日
ヤマシギの羽のしおりが出来ました!
本日より、ゴールデンウィーク特別イベントとして、愛鳥教室「野鳥の羽でしおりを作ろう」を行っています。
カワラヒワやアオバトなど10種類ほどの中から好きな羽を選び、ラミネートをして、ひもを付けたら出来上がりです!
今日はカワセミやコゲラ、オオルリなどが人気でした。
愛鳥教室は5月3日(水・祝)~5月7日(日曜日)13時30分~15時00分で行っています。
羽の種類は毎日変わる予定です。
是非、オリジナルの羽のしおりを作りに来てくださいね。
2017年4月29日
ひょっこりコゲラの顔が
探鳥路を歩いていると、どこからかコン、コン、コンと音が聞こえてきました。
音のするほうを見ても、何の姿も見当たらず。
コン、コン、コンという音は続きます。
じっくり探していると、木に穴が開いているのを発見しました。
キツツキの穴かな?としばらく見ていると、ひょっこり顔が出てきました。
コゲラでした。
向こうもびっくりした様子です。じっと固まってしまいました。
巣穴を掘っていたのですね。
そそくさとその場を後にしました。
2017年4月25日
幸せの青い鳥 オオルリ
4月も下旬となり、探鳥路にはいっきに夏鳥たちがやってきました。
キヨコキヨコーとクロツグミは大きな声でにぎやかです。
センダイムシクイやキビタキ、アカハラ、ルリビタキもやって来ました。
そして夏鳥のスター、オオルリもやってきましたよ!
青色が目にも鮮やかなオスと、オリーブ褐色をしたメスの両方がやってきています。
渡ってきたばかりでお腹が空いているのか、しきりに虫を捕まえているようでした。
是非探しに来て下さいね。
2017年4月21日
ヒヨドリ 花の蜜を吸ってます
サクラもだいぶ散ってきましたが、公園内の桜並木ではヒヨドリが食事をしていました。
花の中に頭を突っ込んで蜜を吸ったり、花に寄ってくる虫を捕まえたり。
今の季節、鳥たちにはごちそうがたくさんです。
探鳥路にはクロツグミやセンダイムシクイがやってきました。
以下、4月11日~20日に愛鳥センター周辺で確認された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ヒレンジャク、ミソサザイ、ムクドリ、クロツグミ、ツグミ、コマドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
2017年4月19日
菜の花きれいです
すっきりしないお天気が続いていますが、公園内の広場では菜の花がきれいに咲いています。
晴れ間には、その上空でヒバリがにぎやかにさえずっています。
菜の花の根元では、ヒバリやキジなどが卵を産んで子育てをすることがあります。
また、花に付く虫を捕まえにジョウビタキやホオジロがやってきたり、蜜を吸いにヒヨドリがやってきたりします。
種ができると、今度はカワラヒワが群れで押し寄せます。
人間にとって心を和ませてくれる菜の花ですが、鳥たちにとっても大人気ですね。
2017年4月14日
クサガメ発見
探鳥路でガサガサッと音がしたので恐る恐る見てみると、カメです!
池から離れた木の下にカメがいました。
よく見たかったのですが、手に持つ勇気がなく、手袋を取りに行って戻ったら、すでにいなくなっていました。意外と足が速いんですね。
写真を撮っていたので、調べてみるとクサガメでした。
甲羅に3本の盛り上がった筋があるのが特徴です。
この季節は、様々な生き物に会えますね。
2017年4月11日
ヒレンジャク来てました
4月上旬、愛鳥センター周辺には様々な春のお客様が訪れていました。
2日にはヤマシギ2羽、4日と6日にはヒレンジャクの群れが見られました。
ジョウビタキは引き続き公園内のあちらこちらでよく出会います。
これから夏鳥もどんどんやって来ます。楽しみですね。
以下、4月1日~10日に愛鳥センター周辺で確認された野鳥です。
キジ、キジバト、アオサギ、ヤマシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヒレンジャク、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
2017年4月7日
カワラヒワ頑張ってます
あっちでもこっちでも、鳥たちは巣作りの準備で忙しそうです。
カワラヒワが何かをくわえているのを見つけました。
巣の材料となる枯れ茎のようです。
カワラヒワはスズメやシジュウカラのように穴や隙間を利用せず、木の枝先などに樹皮や枯れ茎、羽毛などを使って巣を作ります。
早いところは、すでに卵を温めている巣もあるかも。
頑張ってほしいですね。
2017年4月2日
ジョウビタキ来てます
新年度になりましたね。
今年度も愛鳥センターをよろしくお願いいたします。
3月下旬から周辺では「ヒッ、ヒッ、ヒッ」という鳴き声が響いています。
ジョウビタキです。
あまり人を怖がらないようすです。
じっと待っていると近づいてきてくれるかも!?
以下、3月21日~31日に愛鳥センター周辺で確認された野鳥です。
キジ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ソサザイ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ