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令和6年度堅果類の豊凶状況調査結果

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0477314 更新日:2024年9月30日更新

今秋のブナの堅果類は「不作」であり、その他の堅果類は並作でした。

里山付近のクリ林、コナラ林でツキノワグマが出没する可能性があるので、注意してください。

 

ツキノワグマは、秋に冬眠に向けてエサを求めて活発に動き回ります。

県では、エサとなるブナ等の木の実の豊凶が、人里へのツキノワグマの出没に影響することから、毎年、ブナ等の堅果類の豊凶調査を実施しています。

 

調査の結果、

・主に奥山に分布している、ブナは不作でした。

・ブナに比べ人里に近い地域に分布しているクリ、コナラ、ミズナラ、オニグルミは並作でした(豊凶指数順)。

このことから今秋は、奥山でブナ林を中心に活動するクマが、隣接する低標高帯のクリ林、コナラ林で出没する可能性がりますので、注意してください。

また、クマ出没警戒注意報を11月30日まで延長しました。クマ出没が確認されているところには近づかず、早朝や夕方の入山を避けるなど、クマ対策の徹底をお願いします。

<調査結果>

・調査期間:令和6年8月1日~8月31日

・調査地点:全県204地点(佐渡市及び粟島浦村を除く)

区分 ブナ ミズナラ コナラ クリ オニグルミ
県全体 不作 並作 並作 並作 並作
下越 並作 並作 並作 並作 並作
中越 凶作 並作 並作 並作 並作
魚沼 不作 並作 並作 並作 並作
上越 不作 不作 並作 並作 不作

・凶作:結実は認められない
・不作:わずかに結実
・並作:樹冠全体にまばらに結実、又は一部に結実
・豊作:樹冠全体に密に結実

​ 豊凶指数年変動

<クマによる人身被害防止のポイント>
・地域のクマ目撃情報を確認し、クマのいるところには近づかない。
 参考:県ホームページで最新の出没情報を提供しています。
     「にいがたクマ出没マップ」https://ngt-webgis.jp/kuma/<外部リンク>
・複数で行動し、ラジオや鈴など音の鳴るものを携行しましょう。
・クマの活動が活発な早朝や夕方の入山は避けましょう。
・子連れのクマに注意しましょう。(子グマを見たら、近くに母グマがいると思ってください。危険ですので、周囲に注意しながら、できるだけ早く遠ざかりましょう。
・万一、クマに出会ったら、背を向けずに、クマを見ながら、ゆっくり後退しましょう。
・クマのエサとなる生ゴミや不要となった農作物・果実は人家の周りや農地に放置せず、適切に処分しましょう。
・庭先のカキやクリなどは放置しないで早めに収穫しましょう。
・集落周辺や河川敷など、クマが隠れそうな藪は刈り払いましょう。

 

令和6年9月30日報道資料(堅果類豊凶状況調査結果(確報値)) [PDFファイル/554KB]

堅果類豊凶状況調査結果(概要版) [PDFファイル/343KB]

堅果類豊凶状況調査結果(市町村別調査結果) [PDFファイル/699KB]

 

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