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令和5年度堅果類の豊凶状況調査結果

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0477314 更新日:2023年9月26日更新

今秋のブナの堅果類は「凶作」であり、その他の堅果類は不作~並作でした。

冬眠前のツキノワグマがエサを求めて人里へ出没する可能性が高いので、引き続き注意を呼びかけます。

 

ツキノワグマは、秋に冬眠に向けてエサを求めて活発に動き回ります。

県では、エサとなるブナ等の木の実の豊凶が、人里へのツキノワグマの出没に影響することから、毎年、ブナ等の堅果類の豊凶調査を実施しています。

 

調査の結果、

・主に奥山に分布している、ブナは凶作でした。

・ブナに比べ人里に近い地域に分布しているミズナラ、コナラは不作であり、クリ、オニグルミは並作でした。

このことから今秋は、奥山でのエサ不足が予測され、人里に近い里山や、カキ等の果樹がある人里にも出没する可能性が高く、注意が必要です。

特に、上越地域では、他の地域と比べ結実状況が良くありませんので、クマへの注意が必要です。

秋の行楽シーズンを迎え、県では、市町村等と連携し、人身被害の未然防止に向け、広報などで注意を呼びかけています。

<調査結果>

・調査期間:令和5年8月1日~8月31日

・調査地点:全県239地点(佐渡市及び粟島浦村を除く)

区分 ブナ ミズナラ コナラ クリ オニグルミ
県全体 凶作 不作 不作 並作 並作
下越 凶作 並作 並作 並作 並作
中越 凶作 不作 不作 並作 並作
魚沼 凶作 不作 並作 豊作 並作
上越 凶作 凶作 不作 並作 不作

・凶作:結実は認められない
・不作:わずかに結実
・並作:樹冠全体にまばらに結実、又は一部に結実
・豊作:樹冠全体に密に結実

​ 県全体における堅果類の豊凶指数年変動

<クマによる人身被害防止のポイント>
・地域のクマ目撃情報を確認し、クマのいるところには近づかない。
 参考:県ホームページで最新の出没情報を提供しています。
     「にいがたクマ出没マップ」https://ngt-webgis.jp/kuma/<外部リンク>
・複数で行動し、ラジオや鈴など音の鳴るものを携行しましょう。
・クマの活動が活発な早朝や夕方の入山は避けましょう。
・子連れのクマに注意しましょう。(子グマを見たら、近くに母グマがいると思ってください。危険ですので、周囲に注意しながら、できるだけ早く遠ざかりましょう。
・万一、クマに出会ったら、背を向けずに、クマを見ながら、ゆっくり後退しましょう。
・クマのエサとなる生ゴミや不要となった農作物・果実は人家の周りや農地に放置せず、適切に処分しましょう。
・庭先のカキやクリなどは放置しないで早めに収穫しましょう。
・集落周辺や河川敷など、クマが隠れそうな藪は刈り払いましょう。

 

令和5年9月26日報道資料(堅果類豊凶状況調査結果(確報値)) [PDFファイル/401KB]

堅果類豊凶状況調査結果(概要版) [PDFファイル/202KB]

堅果類豊凶状況調査結果(市町村別調査結果) [PDFファイル/330KB]

 

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