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酸性雨について
1 酸性雨とは
酸性雨とは、化石燃料の燃焼や火山活動などにより放出される二酸化硫黄や窒素酸化物などを起源とする酸性物質が雨・雪・霧などに溶け込み、通常より強い酸性を示す現象です。
酸性雨は、河川や湖沼、土壌を酸性化して生態系に悪影響を与えるほか、コンクリートを溶かすなどして建造物や文化財に被害を与えます。また、現在では、酸性雨は湿性降下物(雨などに溶け込み地表に降ってきたもの)及び乾性降下物(雨以外の乾いた粒子等の形で降ってきたもの)を併せたものとして、「酸性降下物」という用語も使われます。
酸性度が強いほどpHは低くなります。降水には大気中の二酸化炭素が溶け込むためpHは7(中性)よりも低くなり、二酸化炭素が十分溶け込んだ場合のpHが5.6であるため、これが酸性雨の一つの目安となります。
2 酸性雨の監視・観測体制
(1)酸性雨長期モニタリング
環境省では、全国で酸性雨の長期モニタリングを実施しており、新潟県内では以下の調査を行っています。(国からの委託業務を新潟県が受託して実施)
・佐渡市関地内の関岬に設置した酸性雨測定所で降水のpH等を調査
・村上市三面地内の林地において、酸性雨が土壌や生態系に与える影響を調査
詳しくは環境省のホームページへ<外部リンク>
・平成10~25年度には、佐渡市真更川地内の山居池で「酸性雨モニタリング(陸水)調査」を実施しました。(結果は以下のとおり)
新潟県酸性雨モニタリング(陸水)調査報告書(平成10年度~平成25年度)【出典:環境省】 [PDFファイル/17.4MB]
(2)東アジアにおける国際的な取組
アジア大気汚染研究センター(ACAP)は、東アジアの13カ国が参加する「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)」のネットワークセンター及び日本の国内センターとして1998年4月に新潟市西区曽和に設立されました。
東アジア地域の酸性雨・大気汚染のモニタリングと研究に関する中心的な役割を担い、関係国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関等と連携し、調査研究、国際会議の開催、関係者への情報提供、研修の実施等の事業を行っています。
一般財団法人日本環境衛生センター アジア大気汚染研究センター(ACAP)<外部リンク>
3 新潟県が実施した調査(令和5年度で終了)
新潟県では、昭和58年度から令和5年度までの間、県内5地点(新潟市、三条市、長岡市、南魚沼市、上越市)で降水のpH等を調査してきました。
なお、概ね5年ごとに酸性雨調査の結果を取りまとめています。
- 新潟県酸性雨調査報告書(令和2年度~令和5年度) [PDFファイル/3.44MB]
- 新潟県酸性雨調査報告書(平成27年度~令和元年度) [PDFファイル/2.77MB]
- 新潟県酸性雨調査報告書(平成22年度~平成26年度)[PDFファイル/8.33MB]
- 新潟県酸性雨調査報告書(平成17年度~平成21年度)[PDFファイル/2.25MB]
- 新潟県酸性雨調査報告書(平成12年度~平成16年度)[PDFファイル/1.7MB]
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