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第77回愛鳥週間 令和5年度野生生物保護功労者表彰「公益財団法人 日本鳥類保護連盟会長褒状」の伝達式を行いました
環境省及び公益財団法人日本鳥類保護連盟は、野生生物保護に関し特に顕著な功績のあった個人及び団体に対し、その功績をたたえるため、表彰を行っております。今年度、本県の佐渡市立二宮小学校様及び横山美津子様が公益財団法人日本鳥類保護連盟会長褒状を受賞しました。
伝達式は、佐渡市立二宮小学校様におかれましては、令和5年5月15日(月曜日)に二宮小学校内で行いました。また、横山美津子様におかれましては、令和5年6月10日(土曜日)に新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里にて行いました。
受賞者
佐渡市立二宮小学校 様
功績概要
- 二宮小学校では、毎年、4年生の総合学習において佐渡のシンボルであるトキの生息環境等に関する学習を行っており、この学習を通じて環境保全の大切さに気づき、トキの生息環境、佐渡の豊かな自然環境を守るために自ら何ができるかを考え、ICT等を活用し外部へ発信した。
- この外部への発信により個々の具体的な行動につなげ、また取組みの輪を広げている。
受賞者
横山 美津子 様
功績概要
- 新潟県野鳥愛護会が実施してきたブッポウソウなど希少鳥類の生態調査を担当し、その保護に貢献した。またオジロワシの調査研究を行い、繁殖に向けた準備行動を解明した。
- 長岡市トキと自然の学習館が開催する「海鳥の探鳥会」の講師を務め、野鳥保護・野鳥保護思想の普及啓発に尽力するとともに、長岡野鳥の会が長岡市立科学博物館と共同で実施した「カラスのねぐら調査」等において野外調査を牽引するなど、地域活動に貢献した。
- 信濃川の河川改修等に関わり、豊富な経験を基にオジロワシ保護の観点から適切な助言を行った。
※「第77回愛鳥週間 令和5年度野生生物保護功労者表彰」については、環境省のホームページをご覧ください。
環境省ホームページ https://www.env.go.jp/press/press_01509.html<外部リンク>