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護摩堂緑地環境保全地域
本地域は、南蒲原郡田上町と五泉市の境界にある護摩堂山(海抜270m)山頂北部に位置し、護摩堂城跡及びツナギガヤの自生地を含む区域です。
護摩堂城跡は戦国時代の山城ですが、本丸をはじめ大小多数の曲論、堀などの跡が良好に保存されています。
ツナギガヤはカヤの一種で、枝条の途中で葉の表裏が反転する性質があり、城跡の北側山腹にあるこの自生地は、大正11年に国の天然記念物に指定されています。
一帯はケヤキ、コナラ、カスミザクラ等の広葉樹が分布し、暖地系のオオキヨズミシダ等も生育しています。
また、護摩堂山はチョウ類が多いことで知られています。
- 区域
南蒲原郡田上町大字田上及び五泉市大字橋田地内 - 面積
民有地 8.62ha
※全域普通地区 - 保全対象
城跡、ツナギガヤ自生地及び樹林 - 指定年月日
昭和60年3月26日