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宝珠山自然環境保全地域
本地域は、五頭連峰の南西端部にある宝珠山(海抜559m)の山頂から北東に走る尾根の北西斜面にあります。
ここには、古くからほとんど人手の加わっていない極相に近いブナの天然林が残されており、自然性の高い優れた自然環境が維持されています。
このブナ林は、主に海抜450m以上に分布し、高木層では樹高15~20m、直径50cmほどのブナが優占しています。
下層にはユキツバキ、ヒメアオキ、チシマザサ、ヒメモチ、オオバクロモジ等の日本海要素の植物が生育しており、日本海型ブナ林として典型的な種組成を示しています。
- 区域
阿賀野市保田字上山及び下山の各一部 - 面積
民有地 89.52ha
※全域特別地区 - 保全対象
ブナ天然林 - 指定年月日
昭和51年12月28日
※昭和54年2月20日(特別地区指定)