本文
国川地すべり復旧工事 第2報
上越市板倉区国川の地すべり対策工事の第2報です。長かった猛暑も終わり、涼しくなりました。作業員の熱中症の心配はなくなりましたが、雨でぬかるむため、工事用機械も作業員も動き辛くなるのが心配です。
地すべり頭部の切土したところは、斜面保護のため緑化工事をします。それには涼しくて雨の降る今の時期が適しています。12月になり雪が積ると集水井の中での作業以外は工事ができなくなりますので、排土工事はそれまでに終わらせ、排水路工事もできるだけ多く完了させて、融雪時期に備えるように、努力しているところです。
融雪後の状況(4月20日)応急対策のみ完了
9月24日撮影されたラジコンヘリによる写真
地すべり頭部の切土した場所は、斜面保護のため緑化します。
黒い部分が、緑化のための植生基材吹付が完了したところです。
中腹部では、排水路工と集水井筒工が施工されています。
排水路工(地すべり地内に地下水が浸透していかないようにします)
集水井筒(地下水を抜くための井戸)
集水井筒内部(地下水を抜くためのボーリング工事の最中です)
地すべり末端部の宅地であった所は、土砂を撤去します。
土砂を撤去した後、土留工を施工するため、基礎地盤を改良しています。