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【上越】水稲の品質・向上に向けた土づくりの取り組み
上越地域農業振興協議会上越地域米部会では、前年度の品質・収量の低下を受け、「気象変動に対応できる土づくりと根域確保」を重点技術対策の一つに位置付け、活動してきました。これまでの主な活動を紹介します。
(1)「土づくり実証ほ」をJAの4営農センターで設置し、ケイ酸質資材による高温障害の回避と品質・収量の向上、根量確保と倒伏軽減効果を確認しました。
(2)10月6日の三和区水吉を会場とした「土づくり実演会」には約40名の参加があり、スタブルカルチの活用で効率的な稲わらすき込みを実演しました。
(3)10月15日には「土づくり研修会」を開催し、約120名の参加がありました。(株)ファーム・フロンティアの藤井弘志氏から「上越地域で取り組む土づくりの実践」と題して講演いただき、近年の高温傾向は常態化していること、土づくりを含めた総合的な対策が必要なこと、土壌分析に基づく集中的な改良が水稲品質・収量向上に有効なこと等が説明されました。参加者には好評で、「わかりやすい内容だった」、「土づくりに向け取り組んでみたい」との声が多く聞かれました。
上越農業普及指導センターでは、水稲の品質・収量向上に向け、関係機関と連携しながら土づくりを推進していきます。
スタブルカルチによる稲わらすき込み
「土づくり研修会」の様子
◇このページに関するお問い合わせは 上越地域振興局農林振興部 普及課
〒 943-8551 上越市本城町5-6
電話: 025-526-9402 ファクシミリ: 025-526-4080
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