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【上越】多収性品種の高位安定生産をめざして生産者大会を開催しました
上越地域米の品質向上と業務用米を中心とした収量確保を目指した「上越地域米」農業者大会を開催しました。
上越地域では、実需からの要望が大きい「つきあかり」を始めとした良食味の業務用米の生産が拡大しています。「コシヒカリ」などの主食用の高品質良食味米とは違った栽培技術が必要となることから、中央農業研究センター北陸研究拠点の石丸主任研究員から、品種の特性を踏まえたこれからの管理のポイントについてご講演いただきました。
また、普及指導センターから「コシヒカリ」や「こしいぶき」といった主食用米の今後の管理のポイントとして中干しの適期実施などを説明し、遅れない中干しによる適正な生育量の確保を呼びかけました。
大会に併せて、JAえちご上越では、経営の低コスト・省力化の参考としてもらうため、ドローンや低コストトラクターなどの展示も行いました。
講演の後は、直播栽培におけるポイントや良質な苗を育てるためのポイントなどについて、会場から活発に質問が出され、有意義な大会となりました。
農業普及指導センターでは、多収性品種等の様々な米の安定生産と、省力化・コスト低減技術の普及拡大に引き続き取り組んでいきます。
◇このページに関するお問い合わせは 上越地域振興局農林振興部 普及課
〒 943-8551 上越市本城町5-6
電話: 025-526-9402 ファクシミリ: 025-526-4080
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